カンザス州旅行

大草原に囲まれたカンザス州最大の都市は、牧畜業の中心地から活気にあふれる大都市へと変貌を遂げました。レンガ造りの建物が並ぶ旧市街の街並みを満喫しましょう。

国際色豊かなダイニングシーンから地元の歴史的博物館やアートギャラリーまで、ガーデンシティは大都会のスリルと小さな町の素朴な魅力のバランスが見事な目的地です。

カンザス州の「リトルアップル」を堪能しましょう。この活気に満ちた街では、成長を続けるアートシーン、豊富なファーマーズマーケット、そしてグレートプレーンズでのたくさんのアウトドアアドベンチャーが楽しめます。

大草原はかつて北米で1億7000万エーカー以上に広がっていました。トールグラスプレーリー国立保護区は、今日この魅力的な生態系を体験できる唯一の場所の1つです。手つかずの高さの草（150cmのものも）が広がる莫大な風景を眺めましょう。この国立公園には本格的な牧場兼住宅やバイソンの生息地も含まれます。

1951年、トピカ教育委員会が黒人学生の入学を拒否した結果、米国の公立学校における人種差別を法的に終わらせる画期的な最高裁判決が下されました。その部屋は、この事件の歴史と遺産を記録するギャラリーに変換されました。1951年、トピカ教育委員会が黒人生徒の入学を拒否した結果、米国の公立学校における人種隔離に法的終止符を打つ画期的な最高裁判決が下されました。トピカのブラウン対教育委員会国立歴史史跡で、公民権運動の記念碑的な勝利を堪能しましょう。教室を改装した展示室で、この裁判の歴史と遺産を時系列で学習できます。

カンザスでの一番の楽しみは、西部開拓時代の歴史を体験すること。「峠の我が家」の歌詞が生まれたログキャビンを見学しましょう。フォート・ラーネッド国立歴史史跡にある1860年代の軍の前哨基地では、当時の生活を実演する再現ライブパフォーマンスが行われています。また、ウィチタのオールドカウタウン博物館では、保存状態の良い19世紀の開拓者の町の通りを散策することができます。

内陸のカンザスでビーチをお探しなら、州立公園へ。スモーキーヒルズの中にあるウィルソン州立公園では、ドラマチックな地層の間をカヤックで通過することができます。石灰岩の断崖をハイキングした後は、シダー・ブラフ州立公園の湖で涼みましょう。森と大草原に囲まれたエルク・シティ州立公園の湖では、水泳やボートを楽しむことができます。

平坦な地形で有名なカンザス州の大地の上には、壮大な名勝地がそびえたっています。ゴーブ郡にある太古の地層が集まるモニュメントロックスで、高さ15mの石灰岩の柱や岩のアーチの周りを散策してみましょう。スモーキーバレーのコロナドハイツ公園では、1930年代に建てられた城のようなシェルターから砂岩の断崖に沈む夕日を眺めることができます。

カンザス名物のじっくり煮込んだピリ辛バーベキューが味わえる最高のレストランが軒を並べるこの場所。ジョーズ・カンザスシティ・バーベキューは地元の人気店です。カンザス州のもう1つの名物は、カリカリ、サクサクに揚げたフライドチキン。1，940年代からトップの座を争ってきた2つのレストランピッツバーグの「チキンアニーズ」と「チキンメリーズ」で心行くまで堪能しましょう。

カンザス州の博物館では、宇宙の星も映画のスターも両方楽しめます。ハッチンソンにある総合宇宙博物館コスモスフィアでは、ブラックバード偵察機やスプートニク衛星、アポロ計画の遺品を見ることができます。ワメゴのオズ博物館では、カンザス州で最も有名なハリウッド映画、1939年の名作「オズの魔法使い」に関連する2,000点以上の品々を見学しましょう。

春と秋はカンザス州を訪れるのに最適な時期で、特に自然の光景を楽しむことができます。春は暖かく、野の花が鮮やかに咲き誇ります。秋は少し肌寒いかもしれませんが、紅葉が何よりのご褒美になるでしょう。暑い夏は湖畔や川での休暇に最適。冬は吹雪の日が多く、氷点下になることもよくあるため、寒さに強い人向けです。

カンザス州はアメリカで最も物価が安い州のひとつであり、カンザスへの格安旅行は非常に可能です。また、ショルダーシーズンに旅行することがいやでなければ、さらに賢くお金が使えます。安価な食事は約15ドル、国産ビールは約5ドルです。タクシーの短距離料金は8ドルほどです。