普段はなかなか見ることができない野生動物の生態を垣間見ることができるサファリパークは、世代を超えた支持を集めるアミューズメントのひとつ。子どもたちはもちろん、大人になってもなお、そのエキサイティングな光景に魅了されるものです。
動物園よりもリアルで、アフリカのサバンナよりも身近な存在であるサファリパークは各国に存在し、世界中の人々を魅了しています。今回は、海外旅行先で人気を集める代表的なサファリパークの特色をご紹介しつつ、その魅力に迫ります。
シンガポールのマンダイ地区にある「ナイトサファリ」は、世界でも類の見ない夜間だけ開園するサファリパーク。開園時間は18:00~24:00で、シンガポールにおける人気の観光スポットのひとつに数えられています。総面積40ヘクタールの園内は8つのゾーンに分けられており、園内で飼育されているのはキリンや貴重なウンピョウ、絶滅に瀕したインドサイなど約120種。本来の環境に近い状態で伸び伸びと生活しています。
アメリカ、カリフォルニア州の南端の都市、サンディエゴから50キロほど離れた山奥にある「サンディエゴ野生動物園」も人気の施設。730ヘクタールもの広大な土地に、400種3000匹の動物が放し飼いにされています。園内にはなだらかな草原や岩場や池が用意され、シカ、レイヨウ、キリン、サイ、ゾウ、オカピ、キリン、イボイノシシ、ジサイチョウ、チーターなどの野生動物たちがのびやかに暮らしています。
南アフリカ共和国にある「ライオンパーク」は、約200ヘクタールの園内に肉食動物や草食動物が飼育されている人気のサファリパーク。ライオンが80頭以上、その他チーター、ハイエナ、ジャッカルなどの肉食動物などが飼育されています。
少し趣が違いますが、アメリカ・フロリダ州、オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内にある「ディズニー・アニマル・キングダム」もまたサファリの魅力が体感できるパークといえるでしょう。世界中のディズニーパークの中で最大の敷地面積を誇り、本物の野生動物の暮らすジャングルやサバンナなどのエリアと各種アトラクションが混在する非常にユニークなテーマパークとなっています。
海外旅行のプランニングの際に、特色あるサファリパーク見学を観光計画に組み込んでみてはいかがでしょうか。