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日本酒を楽しむ旅

日本酒のおいしさを再発見できる旅を提案します。

ユネスコの無形文化遺産に決まった「和食」とともに、世界中から注目を集める日本酒。特にフランスの有名シェフやグルメ評論家は日本酒に夢中になっており、フランス国内でも急激に需要が高まっています。その反面、残念ながら日本国内においては日本酒離れが進行。せっかくの日本固有の文化に触れる機会も少なくなっています。

旅行の楽しみのひとつに、地元ならではの味覚との出会いがあげられます。有名な酒どころや酒蔵見学が楽しめる観光スポットを訪れ、改めて日本酒のすばらしさを認識してみてはいかがでしょう。

米どころ、酒どころとして有名なのは新潟です。国内はもとより、最近は海外からの需要が高まっているのだとか。新潟県内には約150の蔵元があり、個性的で高品質な逸品を生み出しています。新潟の酒は、水、米、気候、そして、代々受け継がれてきた越後杜氏の伝統的技術の4拍子そろった一級品。「新潟淡麗」と呼ばれるスッキリした飲み口が特徴です。湯沢町にある「新潟のお酒ミュージアム」は、そんな新潟のお酒の魅力を余すことなくご紹介するミュージアム。新潟の酒の特徴や、銘酒ができあがるまでの過程について見学することができます。もちろん、試飲も楽しめます。

1300年前に編纂された「播磨国風土記」に、米麹を使った日本酒の製法が初めて登場。その原材料となる山田錦の生誕地である兵庫県の播磨には20以上の蔵元が点在し、「日本酒のふるさと」として認識されています。酒蔵はそれぞれにこだわりを持っており、代々受け継がれる手法を守る酒蔵、手作りにこだわる酒蔵、新しい日本酒の楽しみ方を提案する酒蔵など多種多様。酒蔵を巡って飲み比べてみたいものです。

島根県出雲市平田町を横断する「木綿街道」は、木綿の集積地として栄えた古い町並みが魅力。街道内にはいくつもの酒蔵が存在します。「出雲国風土記」には、酒造と酒宴が盛んだったこの平田の地を佐香(さか)、すなわち「酒」の古名で呼んだとあります。このことから、この地が日本酒発祥の地であると言われているのだとか。酒造免許を持つ「佐香神社」では毎年、神社で造られた「どぶろく」が参拝者に振舞われる「どぶろく祭り」が行われており、出雲の杜氏はこのお祭りが終わらないと、お酒の仕込みには入らないのだそうです。

日本各地に点在する酒造を訪ね、日本が世界に誇る日本酒の魅力を再発見してみてはいかがしょうか。

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