スカイスキャナー ニュース 芸術の秋に訪れたい美術館5選

すべての記事

芸術の秋に訪れたい美術館5選

暑い夏も終わり、しっとりと芸術に触れる秋旅の季節到来ですね。今回は、そんな芸術の秋に訪れたい国内の美術館をご紹介します。歴史的な西洋画や現代アートなどのコレクションにとどまらず、建て物そのものや庭園など、展示物以外のところでも注目される美術館ばかりです。

※新型コロナウイルス感染症の影響により、自治体によっては住民の移動や観光客の受け入れに関して制限を設けたり、自粛を要請したりしている場合があります。方針は随時変更されます。旅行の際は、出発地・目的地の各自治体の公式サイトで最新のガイドラインをご確認ください。

※記事内の航空券価格は、スカイスキャナーから「最安値の月」で検索した際の最低価格です(羽田/成田空港発、エコノミークラス大人 1 名、 往復便)。2020 年8月31日時点の検索結果に基づいており、価格は随時変動しています。

1. 「あおもり犬」も有名な「青森県立美術館」|青森県

2006年に誕生した青森県立美術館は、青木淳氏による白を基調にした現代的でシンプルな建物が特徴的です。また、同美術館の総合的なビジュアルイメージは、アートディレクターである菊地敦己氏が担当し、「木」とアルファベットの「A」をモチーフにデザインしたシンボルマークと、美術館内で使われるオリジナルの書体「青森フォント」を誕生させました。

青森県出身アーティストの作品を中心に、国内外の作家の作品を多数収蔵。中でも郷土作家の奈良美智氏が手掛けた「あおもり犬」は8.5mもの高さがある大きな作品で、美術館の呼び物になるほどの人気です。

また、シャガールが取り組んだバレエ舞台の装飾「アレコ」の背景全4幕のうち、同美術館が3点を収蔵しています。2021年3月頃(予定)までは、アメリカ・フィラデルフィア美術館に収蔵の1点が長期借用されており、全4作品の完全展示を見ることができます。美術館設計の際、着想を得たという国特別史跡の「三内丸山縄文遺跡」が隣接しており、遺跡の見学も可能です。

【スポット情報】
青森県立美術館
青森県青森市安田字近野185
http://www.aomori-museum.jp/ja/

2. 日本初の西洋美術館「大原美術館」|岡山県

白壁の蔵屋敷が立ち並ぶ歴史地区、岡山県の倉敷美観地区。このエリアのシンボル的な存在の「大原美術館」は、日本最初の西洋美術館として1930年にオープンしました。その重厚な造りの外観が目を引く館内には、有名なエル・グレコの「受胎告知」をはじめ、19世紀のフランスで活躍したバルビゾン派や印象派の絵画、現代までの西洋美術のコレクションほか、明治以降の日本近代美術史に名を連ねる傑作品が展示されています。

岡山県 倉敷美観地区 大原美術館
岡山県の倉敷美観地区に位置する大原美術館
BlackRabbit3/Shutterstock.com

本館と分館、工芸・東洋館3つの建物からなる敷地内には中庭もあり、美術作品を観賞するだけではない楽しみも。工芸・東洋館の中庭にある水辺に浮かぶ睡蓮は、2000年に同美術館が創立70周年を迎えた際、フランス・ジヴェルニーのクロード・モネの庭園から株分けされ、移植されたのだそう。毎年5月下旬~6月初旬には蓮の花が見ごろを迎えます。

【スポット情報】
大原美術館
岡山県倉敷市中央1-1-15
https://www.ohara.or.jp/

3. 見て触れて楽しめる「金沢21世紀美術館」|石川県

金沢市民から「21美(にじゅういちび)」の愛称で親しまれている「金沢21世紀美術館」。「ミュージアムとまちとの共生」がコンセプトの、触れたり体験しながらアートを楽しめる現代アート美術館です。

本物のプールのような美術作品は、内側からのぞくとまるで水中にいるかのように見える作品で、人気の撮影スポットにもなっています。円形総ガラス張りの建物は、数々の美術館を手掛ける妹島和世氏と西沢立衛氏による建築家ユニットSANAA(サナア)によって設計されました。

石川県 金沢21世紀美術館
本物のプールのような作品は内側に入ることができる
Lee Yiu Tung/Shutterstock.com

日経プラスワンの「専門家が選ぶ建物が魅力的な美術館・ベスト10」2016年版4位など、数々の人気投票で上位にランクインする注目の美術館。「交流ゾーン」という無料で入場できる区域があるほか、有料で入場する展覧会ゾーンは日時指定の入場制チケットをオンラインでも販売しています。

石川県 金沢21世紀美術館
「ミュージアムとまちとの共生」がコンセプト
twilllll/Shutterstock.com

【スポット情報】
金沢21世紀美術館
石川県金沢市広坂1-2-1
https://www.kanazawa21.jp/

4. 瀬戸内の穏やかな海を臨む「豊島美術館」|香川県

香川県の直島はアートの島として知られ、島内には芸術作品が点在しています。国内外から注目されるこの島に点在する美術館のうちのひとつ「豊島(てしま)美術館」は、水滴のような形が特徴的な、建物自体がアート作品といえる美術館です。柱や梁が1本もなく、美しい曲線のコンクリート・シェル構造の美術館は、日経プラスワンの「専門家が選ぶ建物が魅力的な美術館・ベスト10」の2016年版で、1位を獲得しました。

豊島美術館からは、瀬戸内の穏やかな海を望む美しい景色を楽しむことができます。また、美術館と同じく、建築家の西沢立衛氏によってデザインされたカフェとショップは、天井の開口部から太陽の光が差し込み、落ち着いた空間が広がります。カフェでは、豊島産フルーツのスイーツや飲み物を味わえますよ。美術館は事前予約制のため、入場が人数制限されているので、混雑を避けられそうです。

【スポット情報】
豊島美術館
香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃607
https://benesse-artsite.jp/art/teshima-artmuseum.html

5. 大自然に囲まれた「ポーラ美術館」|神奈川県

箱根・仙石原の自然豊かな場所に佇む「ポーラ美術館」。白を基調にした建物は、森に溶け込むよう自然景観に配慮した設計で建てられました。ガラス張りのエントランスホールが、森に囲まれた環境と見事に調和し、優雅な雰囲気を漂わせます。ルノワールやモネ、セザンヌといった19世紀にフランスで活躍した印象派の画家たちの絵画から、20世紀までの西洋絵画を中心に、明治〜昭和時代の油彩画や日本画のコレクションも常設展示されています。

2013年には敷地内に遊歩道を配備し、「森の散歩道」をオープン。富士箱根伊豆国立公園内の自然に触れ、四季折々の景色を楽しみながら散歩のできる、癒やし空間が誕生しました。ブナ・ヒメシャラが群生する森の中には彫刻やオブジェが展示されているので、鳥のさえずりをBGMにゆっくりと歩きながら美術品観賞も楽しめます。

【スポット情報】
ポーラ美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
https://www.polamuseum.or.jp/


そこにいるだけで落ち着いた気分になれる美術館でのんびり秋の休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

地図