第10位|ソウル(韓国)

独自の食文化が発達し、世界で人気の韓国グルメ。キムチやチヂミなどおつまみ料理から、サムギョプサルや豚カルビ、韓牛などの肉料理、チャプチェや冷麺といった麺類まで本場で味わいたいものはたくさん。そんな韓国の首都「ソウル」では、昔ながらの「韓定食(ハンジョンシク)」を試してみてはいかがでしょう? 昔ながらの宮中料理や郷土料理を現代版にアレンジした小皿料理がたくさん並び、見栄えも抜群です。
第9位|ローマ(イタリア)

3000年近くもの歴史を誇るイタリアの首都「ローマ」。グルメ大国のイタリアでは各地方によって名物料理があるのは周知のとおりですが、ローマではパスタを積極的に試してみたいところ。日本でも人気のパスタ「カルボナーラ」や、ピリ辛のトマトソースパスタ「アマトリチャーナ」は必食です。セモリナ粉で作るローマ風ニョッキや、四角い形が特徴のローマ風ピザなどの伝統料理にもご注目を。
第8位|ビクトリア(カナダ)

カナダの西海岸ブリティッシュ・コロンビア州の州都「ビクトリア」。太平洋に面しているため、海の幸に恵まれているのはもちろん、農産物も豊富です。新鮮なシーフードを楽しみたい人は、オイスターバーがおすすめ。イギリス統治時代があったこともあり、フィッシュ&チップスやアフタヌーンティーも人気です。
第7位|メルボルン(オーストラリア)

オーストラリアの南東部にあるビクトリア州の州都「メルボルン」は、シドニーに次いで国内第2の都市。世界で最も住みやすい都市ランキングでは、何度も上位にランクインしています。そんなメルボルンでは、エッグベネディクトやパンケーキ、アボカドトーストなど、モダンなカフェ料理の人気です。名物料理として日本人から知られているのは「チキンパルミジャーナ(チキンパルマ)」。チキンカツの上にトマトソースととろけるチーズがたっぷりかかった、パブ料理の定番です。
第6位|ケベックシティ(カナダ)

カナダ東部、フランス語圏の州として有名なケベック。州都「ケベックシティ」にはフランス料理の名店も多くありますが、名物料理として特筆すべきは、ポテトフライにグレービーソースとチーズソースがかかった「プティーン」でしょう。屋台料理として楽しめるほか、レストランでも提供されていますよ。燻製肉をスライスした、スモークミートのサンドイッチもおすすめ。食後はもちろん、メープルシロップのデザートをお忘れなく。
第5位|マラガ(スペイン)

スペイン南部のアンダルシア地方にある港町「マラガ」は、ヨーロッパで最もフレンドリーな街に選ばれた都市。美食の街としても知られています。小皿料理がたくさん楽しめるタパスや、にんにくとアーモンドで作る冷製スープ「アホブランコ」など、スペインならではの食事も楽しみですが、マラガの名物と言えばイワシの串焼き。ビーチで串刺しのイワシが焼かれている光景が風物詩となっているので、解放的な雰囲気の中でぜひ味わってみてください。
第4位|メキシコシティ(メキシコ)

2010年にユネスコの無形文化遺産に登録されたメキシコの伝統料理。メキシコの首都「メキシコシティ」は、北米の中で食の都としての人気が高く、さまざまなご当地グルメを手軽に楽しめるのが魅力です。トロトロに崩れるまでよく煮た「ビーフブリスケット」のタコスや、トルティーヤでチキン料理を包む「チキンエンチラーダ」、トルティーヤにマグロをのせた「ツナトスターダ」など、メキシコならではのおいしい食事に出合えるはずです。
第3位|ナポリ(イタリア)

イタリア全土においしいピザがありますが、ナポリのピザは別格。しっとりモチモチした食感の軽い生地に、サンマルツァーノトマトとオリーブオイル、モッツアレラチーズ、フレッシュバジルをのせたシンプルなピザがナポリ流です。塊肉を使ったナポリ風ラグーも有名。伝統的な料理を楽しんだ後は、揚げピザや菓子パンを楽しんでみてはいかがでしょう。
第2位|テルアビブ(イスラエル)

中東の国イスラエルの地中海に面した都市「テルアビブ」。美しいビーチが有名で、ミシュランの星を獲得したレストランから屋台料理まで、さまざまな種類のグルメを楽しめる美食の街としても人気です。ひよこ豆のコロッケ「ファラフェル」や、串刺しの肉を回転させてグリルする「シャワルマ」、トマトの煮込みに目玉焼きを落とした「シャクシュカ」など、中東ならではの味も見逃せません。
第1位|サン・セバスティアン(スペイン)

スペイン北部のビスケー湾沿岸に面し、フランスとの国境に程近い海辺の都市「サン・セバスティアン」。世界屈指の美食の街としても知られ、このエリアのバスク地方料理は世界中の食通をうならせています。小さな街ながら、ミシュランの星付きレストランは22軒に及びます(2023年時点)。高級レストランだけでなく、手軽に味わえるバルもたくさんあるので、多彩な楽しみ方ができるのも魅力。一口サイズで食べやすいピンチョスやバスクのチーズケーキもお忘れなく。
いかがでしたか?こちらの情報はアメリカの大手旅行専門誌「コンデナスト・トラベラー」誌が調査した「リーダーズチョイスアワード2023」から抜粋しました。詳細はこちら(英語)。