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壮大な自然を満喫!アメリカ国立公園を存分に楽しむ シリーズ①~王道編~

アメリカのウッドロー・ウィルソン大統領によって、自然保護とそれを未来に引き継ぐことを目的とした公園を管理、運営する国立公園局が内務省内に設けられたのは1916年8月25日のこと。当時は35か所だった国立公園も現在では59か所に増えています。日本では公園内で農林業や人々の居住が認められていて、園内にも人の手が加わり半自然のような状態ですが、アメリカでは連邦政府が自然生態系の保護・管理を行うため、今でも原生自然地域が多く残っています。 そんなアメリカ国立公園局の生誕100周年を記念して、アメリカの国立公園を王道編、絶景編、世界遺産編の3つのテーマに分けてご紹介します。今回は絶対外せない王道的な5つの国立公園。改めて、自然の素晴らしさを感じ取ってみてください。

    この記事でご紹介するアメリカの国立公園

  1. 最初の国立公園「イエローストーン国立公園」
  2. この場所が国立公園を作った「ヨセミテ国立公園」
  3. 絶景続きの「グランドキャニオン国立公園」
  4. その名のとおり、氷河(Glacier)が創った「グレーシャー国立公園」
  5. 国立公園の中で最大の面積「デスバレー国立公園」

1. 最初の国立公園「イエローストーン国立公園」

四国の約半分に相当する9000㎡の広大な敷地を誇るこの国立公園は、公園の80%が森林、15%が草原、そして5%が湖や川で、落差94mのローワーフォールズをはじめとする100を超える滝があります。この公園の特徴は、100以上の間欠泉を含む1万を超える熱水現象があること。地表から僅か数キロ下にマグマ溜りがあるため温泉、噴気孔、カイザー(間欠泉)、マッドポット(泥温泉)などの活発な熱水現象が起こり、地球が生きていることを肌で感じることができます。

世界の6割弱のカイザー(間欠泉)が、この公園にはあります。最も有名なのが、約80分ごとに高さ約50m、約4万リットルの熱水を吹き上げるオールドフェイスフル・ガイザー

また、ご覧の通り色鮮やかなグランド・プリズマティック・スプリングは、高温状態や、非常に強い酸性、アルカリ性の環境にも順応する極限性微生物(バクテリア)によって色鮮やかな泉が作られています。虹色の幻想的な姿を一目見ようと観光客が集まるスポットです。

イエローストーン国立公園の北西部にあるマンモス・ホット・スプリングスは、地下深くから流れ出る温泉に含まれる石灰分が長い年月の間に蓄積され、白く幾重にも重なり何段もの巨大なテラスを作っています。ここでは毎日2トン近いミネラルが流れ出るため、常に形が変わっているそうです。

東側の中央には、壮大な滝と雄大なキャニオンの地域もあります。ナイアガラの倍の高さを誇るローワー・フォールス(ローワー滝)やイエローストーン・リバーが何万年もの歳月をかけて造り上げた深さ300mのグランドキャニオンと呼ばれる渓谷があります。ハイキングで滝とキャニオンの絶景を楽しめるのも、この公園の魅力です。

イエローストーン国立公園へのアクセス

ウエスト・イエローストーン空港から西ゲートまで、ジャクソン空港から南ゲートまで、いずれも車で約1時間程度。日本からの直行便があるソルトレイクシティーから車で約5、6時間。

ソルトレイクシティ行き航空券をチェック

2. この場所が国立公園を作った「ヨセミテ国立公園」

夕日に輝くカセドラル湖

1903年、セオドア・ルーズベルト大統領は「自然保護の父」と言われたジョン・ミューアとヨセミテ渓谷でキャンプをしました。その際、自然に対する思いを同じくするふたりは、地球上のどこよりも早く国立公園制度の基礎を築き、それが国立公園局の開局に繋がったと言われています。マック (mac) のパソコンを使っている方はピンと来る方も多いかもしれませんが、OS・ヨセミテ (Yosemite) の語源がこの国立公園から取られていることでも知られています。ヨセミテバレーの景観はデスクトップの画像としても見覚えがある方がいるのではないでしょうか。

東京都のおよそ2倍の大きさのこの公園は、氷河によって作られたヨセミテ・バレーが公園の中心にあり、ダイナミックな滝と巨大な花崗岩の岩壁で知られています。「神々が遊ぶ庭園」と称されるこの公園には、いくつもの絶景があります。

グレイシャーポイントからは、ハーフドーム、クラウズレスト、リバティキャップ、バーナルフォールズ、ネバダフォールズなどの園内屈指のランドマークに加え、周囲のハイシエラの景観も楽しめます。

公園の南ゲートの近くにある樹齢2000年を超える巨大セコイアの森、マリポサグローブも一見の価値があります。今は閉鎖されていますが、2017年の夏にはまた訪れることができるそうです。

ヨセミテ国立公園のすぐそばにあるモノ湖も、是非訪れたい場所の一つ。この湖は少なくとも70万年前には出来たと言われていて、大量のカルシウムと湖底から湧き出す炭酸水のために、あのような石灰石の柱『TUFA TOWER』(トゥファタワー)ができたのだそうです。

ヨセミテ国立公園へのアクセス

サンフランシスコから車で約5時間 (ロサンゼルスからは 約7時間)

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3. 絶景続きの「グランドキャニオン国立公園」

ルーズベルト元大統領が「全てのアメリカ人は必ず見るべき場所」と称えたといわれる国立公園。アリゾナ州北西部に位置し、そこを流れるコロラド川の侵食作用によって削りだされた大渓谷では、大自然の驚異を感じることができます。20億年から2億5千万年前の地球の地層が観察でき、世界で最も多くの化石が発見された貴重な場所でもあります。

グランドキャニオンは長さ446km、最大幅は29kmです。コロラド川を隔てた南側をサウス・リム、北側をノース・リムと呼んでいます。ノース・リムはトレイル上級者向けと言われています。

朝日や夕日を楽しめるポイントからはまさに絶景が目の前に広がります。

リパンポイントからは、コロラド川が大きく蛇行しているのが見えます。グランドキャニオンという大渓谷を、この川の流れが作り上げたのかと思うと、自然への畏敬の念を抱かずにはいられません。

グランドキャニオン国立公園から外れますが、西へ約55km、コロラド川の支流ハバスクリーク沿いにある、ハバスパイも是非訪れたい場所。先住民の言葉で「青緑色に光輝く水のある地」という意味です。その名のとおりサファイアブルーに輝くハバス滝があり、まるでパラダイスにたどり着いたようです。

グランドキャニオン国立公園へのアクセス

ラスベガスから車で約5時間 (フェニックスからは約4時間)

ラスベガス行き航空券をチェック

4. その名のとおり、氷河(Glacier)が創った「グレーシャー国立公園」

氷河の跡がはっきりと残っていることで知られ、いくつもの氷河湖、渓流など大自然の風景が広がっています。氷河の作った美術館と呼ばれる美しい景観の中に、19世紀の雰囲気を持つ8つの宿泊施設があります。

公園の真ん中を東西に横切る、ゴーイング・トゥ・ザ・サン・ロード(太陽への道)。素晴らしい眺望を楽しめるドライブは絶対に外せません。

3000mクラスの山々や大きなマクドナルド湖の眺めは圧巻です。時間と共にその姿を変える風景を、いつまで見ていても全く飽きません。

氷河を抱いた鋭い岩峰に囲まれた谷筋に、いくつもの小さな氷河湖が連なっている場所もあります。グリネル氷河まで行くトレイルなど、たくさんのハイキングコースがあり、自然の中でゆっくりとした時間を過ごすのには最高の場所です。

グレーシャー国立公園へのアクセス

シアトルで乗り継ぎカリスペル空港から車で約1時間

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5. 国立公園の中で最大の面積、「デスバレー国立公園」

134万ヘクタールの土地に、山のような巨大な砂丘、海面より低い塩原、神秘的な歌う岩、色彩豊かな砂岩峡谷が広がっています。過去に摂氏57℃を記録しているこの公園は、公園の最低地点で何十万年も前には水深183メートル以上の湖だったバッドウォーターでは海抜がマイナス86メートルと北アメリカで最も低い土地にありながら、テレスコープ山は3,368メートルの高さという極端な地形が魅力です。

スターウォーズのロケ地になったことでも有名なこの公園では、地球以外の星に来てしまったような錯覚に陥ります。

徐々に海の水が蒸発し、荒い塩の結晶が幻想的に広がるバッドウォーター。湖の上を歩くこともできますが、デスバレーが一望できるダンテスビューから見下ろすバッドウォーターの一面に広がる真っ白な塩の結晶は一見の価値があります。

デスバレーを初めて経験するのに最適なのが、最もアクセスしやすい場所にある、高さ30メートルのメスキートフラット砂丘。まったく別世界に迷い込んでしまったようです。最もよい時間帯は、日の出の直前と日没前後。特に満月の夜は壮観です。

デスバレー国立公園へのアクセス

ラスベガスから車で約2時間、ロサンゼルスから4、5時間。

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