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日本、イギリス、フランスのエイプリルフールあれこれ

4月1日はエイプリルフール。年に一度、“嘘をついてよい日”として世界各国で浸透している風習です。

その起源については諸説あるものの、どれも確証はされていません。日本でもすっかりイベントとして定着した感があり、最近ではさまざまな企業が大がかりな“嘘の広告”を発信して、人々を楽しませてくれます。ちなみにこのエイプリルフール、嘘をついても良いのは4月1日の正午までに限るとも言い伝えられています。

イギリス国営放送発信の“嘘のニュース”

海外の事例をみると、本当にびっくりするような嘘が発信されています。特にイギリスでは毎年、国営放送(BBC)がとんでもない嘘のニュースを報じていたり。年々グレードアップする仕掛けにすっかり騙されてしまう人が続出しているといいます。

どんな嘘のニュースが放映されたのか?代表的なネタをご紹介しましょう。

2008年に放映されたのは「空飛ぶペンギン」の話題。南極のペンギンが驚異の進化を遂げ、空飛ぶ姿を世界初スクープしたというもので、そのクオリティの高い映像は今でも話題に上るほどなのだとか。随分と騙された人も多かったようです。

2013年には「鉄道の車両番号がバーコードに変更」されたと嘘の報道がありました。鉄道の車両番号がバーコードに変更され、スマートフォンで写真を撮るとその写真をオンラインでアップロードできるというもので、このネタに鉄道マニアが歓喜したと言います。

BBCが発信したエイプリルフールニュース史上最強の嘘と噂されているのが「スパゲティーのなる木」報道。現在ならこんな嘘にだまされる人はいないとは思いますが、この嘘の報道があったのは1957年。当時はスパゲティーが普及しておらず、異国の珍しい食べものだったようです。その内容はというと、イタリアとの国境に近いスイス南部で例年より2週間も早くスパゲティーが収穫されたというもの。この放送後には、BBCにスパゲティーの木の育て方の問い合わせが相次いだのだといいます。

他にも「学生食堂でのポテトチップス提供禁止へ(2003年)」や「ビックベンのデジタル化(1980年)」なども話題になりました。今年はいったいどんなネタで楽しませてくれるのでしょうか。

Googleのエイプリルフール

ネットユーザーの間で話題になっているのがGoogleのエイプリルフール。毎年、期待を裏切らない仕掛けをしてくれると評判です。たとえば「検索画面にニオイ検索機能が追加される」や「Googleマップでパックマンがプレイ可能になった」など、もしかしたら本当かも?と思わせるような絶妙なネタが提供されています。昨年は、ぬいぐるみのパンダの形をした新しい検索システム「Google Panda」でした。このパンダ、検索したい内容を直接質問すると適切な答えが音声で返ってきます。言語は日本語を含む50カ国語に対応し、難しい質問でもわずか0.3秒で解決。視認性の高い黒と白のカラーリングで、ユニバーサルデザインも実現。。などとなかなかもっともらしいシロモノでした。今年のGoogleも楽しみですね!

フランスのエイプリルフール

エイプリルフール発祥の地と言われるフランスには、日本にはない習慣があります。エイプリルフールをフランス語で『ポアソン ダブリル(poisson d’avril)』と言いますが、日本語では「4月の魚」という意味にあたるのだとか。この日、子どもたちは「紙に描いた魚の絵を切り取り人の背中にそーっと貼って魚に気付くのをからかう」という遊びをするのだそうです。なぜ魚なのかというと、その昔、4月1日に贈り物を交わす習慣があったフランスでは、この時期は魚の産卵期になるために漁が禁止されており、獲れないはずの魚を使うジョークだったようです。

さて、今年のエイプリルフールには、どんな楽しい嘘が待っているのでしょうか。みなさんも罪のない嘘を楽しんでくださいね。