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日本の世界遺産を総まとめ

現在、地球上に約900か所以上も存在するといわれている世界遺産。日本にも数多く存在し、外国人観光客だけでなく、日本に住む人々からも注目を集めていますね。今回は、観光のベストシーズン到来に先立ち、そんな日本国内にある世界遺産を一挙ご紹介。ゴールデンウィークのご予定がまだ決まっていないあなた。この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

世界遺産は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて登録された、“人類が共有すべき普遍的価値を持つ”物件。現在では、世界各国の“観光の目玉”として多くの観光客が訪れています。もちろん、日本にも数多くの世界遺産が存在します。

昨年登録されたばかりの世界遺産スポット

もっとも記憶に新しいのが、2015年7月、世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」でしょう。8県11市にまたがる23の構成資産から成り立つ物件で、非西欧諸国で最初の産業国家としての地位を築いた日本が、急速な産業化をなしたその道程を証言する産業遺産群として登録されました。薩摩、長州、佐賀藩など手がけた反射炉や造船所跡、ドック跡から、明治時代後期の官営八幡製鉄所や三池炭鉱、三菱長崎造船所などが含まれており、日本では19番目の世界遺産となります。

1993年から1999年までに登録されたスポット

日本ではじめて世界遺産の登録が実現したのは1993年のこと。奈良県の「法隆寺地域の仏教建造物」、および兵庫県の「姫路城」が文化遺産として、そして青森県の「白神山地」、鹿児島県「屋久島」が自然遺産として登録されました。「法隆寺地域の仏教建造物」の中心となっている物件は、聖徳太子が建立したと言われている法隆寺で、仏教木造建築として希少性の高い五重塔や金堂は必見。外国人観光客の熱い注目を集める世界的な観光スポットとして認識されています。一方の「姫路城」は国の特別史跡にも指定されているとても美しい城。真っ白な漆喰の美しい城壁から“白鷺城”とも呼ばれています。ついで1994年に「古都京都の文化財」、1995年には岐阜県の「白川郷・五箇山の合掌造り集落」、1996年には広島県「原爆ドーム」と「厳島神社」が世界遺産に登録。1998年には「古都奈良の文化財」、1999年に「日光の社寺」が世界遺産の仲間入りを果たしています。

2000年以降に登録されたスポット

2000年には沖縄県「琉球王国のグスク及び関連遺産群」が登録されています。さらに2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」、2007年に「石見銀山遺跡とその文化的景観」、2011年に「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」が登録され、2013年には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として、日本を象徴する日本一の山、富士山が世界文化遺産に登録されるに至りました。2014年には「富岡製糸場と絹産業遺産群」が文化遺産として登録。この富岡製糸場は明治5年、日本初の本格的な機械製糸工場として群馬県に誕生。西洋と日本の技術を融合してつくられた、当時世界最大級の規模を誇る施設でした。

ますます増え続ける日本の世界遺産。現段階で、世界遺産登録申請中の“暫定リスト”には、いくつかの候補先物件が記載されています。代表的な場所は「鎌倉」「彦根城」「長崎の教会群」「西洋美術館」「佐渡金山」など10件にも上ります。登録されると混雑必至となりますので、お早目に訪問しておいたほうがよさそうです。