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古来より参拝客が訪れる、日本最大級のパワースポット「伊勢神宮」

三重県伊勢市にある伊勢神宮は、昔から日本では知らない人がいない、とされるほど有名な神社です。江戸時代から続く伊勢のおかげ参りは日本の文化としても浸透していて、歴史的、精神的な象徴をも兼ね備えている場所です。近年では日本最大級のパワースポットとしても知られるようになった伊勢神宮の魅力を、地球の歩き方 三重Web特派員な*るさんに紹介いただきます。

 

 

内宮宇治橋の大鳥居から昇る美しい日の出

パワーの源、伊勢神宮2000年の歴史と神話

日本の総氏神であり、太陽を神格化した神様「天照大御神」は、古代より天皇の側でお祀りされてきました。天照大御神を側に置くことを恐れ多く感じた第10代崇神天皇により、皇居外のふさわしい場所にお祀りされました。その後、11代垂仁天皇の皇女・倭姫命の代に、新たな神事を永遠に続けることが可能な地を求めて大和国を出発、諸国を巡った後、伊勢国に入りました。

『日本書紀』によると、そのとき天照大御神は「この神風の伊勢の国は、遠く常世から波が幾重にも寄せては帰る国である。都から離れた傍国ではなるが、美しい国である。この国にいようと思う。」と言われ、倭姫命は大御神の教えのままに五十鈴川の川上に宮を建てた、とされています。

約2000年前、天照大御神は自ら、永遠の御鎮座地を伊勢に定められたとされ、内宮と外宮の正宮を始め、125の宮社をふくめて神宮となっています。二十年に一度、式年遷宮という古式ゆかしい儀式が行われます。

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お伊勢参りは外宮から内宮へ

お伊勢参りは、古来より外宮から内宮に回るのが王道と言われています。まずは、外宮の正宮に参りましょう。豊受大神宮では、衣食住や産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしています。雄略天皇の夢に現れた天照大御神のお告げにより、約1500年前に丹波国からこの地にお迎えされました。豊受大神宮のお参りが済んだら、別宮である風宮、土宮、多賀宮もお参りしましょう。

豊受大御神をお祀りする豊受大神宮

【スポット情報】
豊受大神宮(伊勢神宮 外宮)
住所:三重県伊勢市豊川町279
電話:0596-24-1111
参拝時間:1~4月5:00~18:00、5~8月5:00~19:00、9月5:00~18:00、10~12月5:00~17:00

外宮のお参りが済んだら、次は内宮をお参りしましょう。内宮の正宮である皇大(こうたい)神宮は、前述の天照大御神をお祀りしています。俗界と聖界との懸け橋といわれている宇治橋を渡り、風日祈宮、荒祭宮、御正殿へお参りします。

天照大御神をお祀りする皇大神宮

【スポット情報】
皇大神宮(伊勢神宮 内宮)
住所:三重県伊勢市宇治館町1
電話:0596-24-1111
参拝時間:1~4月5:00~18:00、5~8月5:00~19:00、9月5:00~18:00、10~12月5:00~17:00

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おはらい町とおかげ横丁

内宮の宇治橋から石畳の参道とレトロな商屋の町並みが続きます。北側約800メートルの区間が「おはらい町北」と呼ばれ、その南側には「おはらい町南」が連なります。中間にある「おかげ横丁」は、江戸から明治期の建築物を移築した約4000坪ある一画です。

「おはらい町北」と呼ばれる、北側約800メートルの区間

約4000坪の広さがある「おかげ横丁」

いずれも風情ある町並みで、伊勢の名物郷土料理や雑貨、土産ものを取り扱うお店まで、見どころが満載です。散策を兼ねて、ゆっくりと楽しみたい場所です。

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伊勢参拝と合わせて訪れたい注目スポット

内宮から近い、道開きの神社と言えば、猿田彦神社です。伊勢神宮の内宮からは歩いていけるほどの距離です。猿田彦大神とその子孫の大田命をお祀りする神社で、「みちひらき」すなわち新しいことを始める時や何かの岐路に立った時にお参りすると、もっともよい方向へと導いてくださる神社とされています。伊勢参拝と合わせて立ち寄ってみてください。

道開きの神社「猿田彦神社」

【スポット情報】
猿田彦神社
住所:三重県伊勢市宇治浦田2-1-10
電話:0596-22-2554

もうひとつ、伊勢参拝の前にぜひとも訪れて欲しいのが、二見が浦にある「二見興玉(ふたみおきたま)神社」と「夫婦(めおと)岩」です。お伊勢参りの際、二見が浦で禊を行い、身を清めたという習わしから、今でも多くの参拝者が伊勢参拝の前に立ち寄ります。また、大海原の中に男岩(高さ9メートル)と女岩(高さ4メートル)が仲良く並ぶ夫婦岩は、二見興玉神社と共に縁結び、夫婦円満などの御利益があるとされる人気のスポットです。

男岩と女岩が仲良く並ぶ夫婦岩

【スポット情報】
二見興玉神社
住所:三重県伊勢市二見町江575
電話:0596-43-2020

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伊勢へのアクセス

伊勢神宮にもっともアクセスのよい空港は、中部国際空港「セントレア」です。空港からは、高速船(1日13便運航)で津まで出て列車かバスあるいは、名古屋駅経由で列車を利用すると良いでしょう。

〇セントレア→津エアポートライン(約45分)→津なぎさまち・三重交通バス特急(約70分)→伊勢市駅前(徒歩約5分)→外宮

〇セントレア→名鉄「ミュースカイ」(約30分)→近鉄名古屋駅・近鉄特急(約1時間20分)→伊勢市駅(徒歩約5分)→外宮

伊勢参拝におすすめのホテル

お伊勢参りの際におすすめのホテルが、美しいリアス式海岸の英虞湾沿いに佇む「志摩観光ホテル」です。作家・山崎豊子をはじめ、文人墨客達に愛されて来た由緒あるホテルです。2016年には伊勢志摩サミットの会場としても使用されました。

伊勢志摩サミットの会場となった「志摩観光ホテル」

創業時の建物が今でも残る志摩観光ホテル

パブリックスペースの「ザ・クラブ」は、創業時の建物です。サミット時の各国首脳らの記念撮影場所があり、宿泊施設である「ザ・クラシック」もあります。さらに、新しい宿泊施設「ザ・ベイスイート」があります。建築家・村野藤吾により設計された建物も必見です。また、和・洋・中華とバラエティ豊かな食事が美味しいことでも評判です。伊勢を訪れた際には、ぜひ泊まってみて欲しいおすすめの名門ホテルです。

【ホテル情報】
志摩観光ホテル ザ・クラシック
住所:三重県志摩市阿児町神明731
電話:0599-43-1211

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伊勢ならではの名物グルメ

伊勢を代表する名物といえば、伊勢エビ、手こね寿司、そして伊勢うどんでしょう。

〇伊勢エビ
名前のごとく、伊勢ならではの立派な海老です。「生でよし、焼いてよし、茹でてよし」と言われる高級食材で、造りをはじめ、鬼殻焼き、塩ゆでなどさまざまな食べ方ができる奥の深い伊勢の特産品です。おかげ横丁近くにある「ゑびや大食堂」では、鮮度にこだわった絶品の伊勢エビをはじめ、松坂牛やアワビなど、数々の三重名物が堪能できるので、おすすめです。

 

伊勢を代表する高級食材「伊勢エビ」

【スポット情報】
ゑびや大食堂(内宮前)
住所:三重県伊勢市宇治今在家町13
営業時間:11:00~16:00
定休日:年中無休
電話:0596-24-3494

〇手こね寿司
ちらし寿司の一種で、醤油ダレに漬け込んだ鮪や鰹を寿司飯に盛り、その上にお好みで生姜や海苔などをのせた料理です。地元の漁師たちが船上で鰹漁の合間に手早く食事するため、醤油に漬け込んだ鰹を炊き立てのご飯に手で混ぜて食べたのが始まりとされています。大漁時の振る舞いともされ、ハレの日の食事でもあります。伊勢ならではの郷土料理です。

ハレの日の食事「手こね寿司」

〇伊勢うどん
シンプルな伊勢独特の食べ方で、ソウルフードとも言えるうどんです。たまり醤油を使った濃厚なタレと、もちもちとした食感の太麺は相性抜群です。手こね寿司と伊勢うどんがセットになった「名物合わせ」が食べられる、おはらいまち通りの「手こね茶屋 内宮店」がおすすめです。手こね茶屋は他にも2店舗ありますが、最も内宮に近い内宮店がアクセスも良く便利です。

伊勢のソウルフード「伊勢うどん」

【スポット情報】
手こね茶屋(内宮前)
住所:三重県伊勢市宇治今在家町47-13宇治園2F
営業時間:月~金曜11:00~16:00、土、日曜、祝日10:30~17:00
定休日:年中無休
電話:0596-27-1244

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さらに、最近人気を集めているのが、若者に人気の鶏の皮揚げ(かわあげ)です。国産鶏の皮に自家製のタレを絡めた絶品の皮揚げが食べられる「香煙香味 酉一 本店」は特に有名で、人気商品「元祖かわあげ君」を求めて、若者世代で賑わいます。「おはらい町南」の新たな名物グルメを、ぜひお試しください。

若者世代が列をなす「元祖かわあげ君」

【スポット情報】
香煙香味 酉一 本店
住所:三重県伊勢市宇治浦田1-3-2
電話:0596-22-6185
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休

そして、忘れてならないのが伊勢ならではのスイーツ、赤福餅です。最近では多種多様、新旧いろいろなスイーツがあるのですが、やっぱりいち押しは赤福餅です。

定番中の定番ともいえる伊勢土産、赤福餅

創業は江戸時代の老舗和菓子店「赤福」。その本店は明治以来約130年の歴史を誇る建物で、場所は内宮のお膝元にあります。一年を通じて、朝5時から参拝可能な伊勢神宮に合わせ、毎朝5時にお店が開きます。古くからお伊勢さんと共に歩んできたお店の歴史が伺えるエピソードのひとつです。

「赤福」本店の獅子舞風景

【スポット情報】
赤福 本店
住所:三重県伊勢市宇治中之切町26
電話:0596-22-7000
営業時間:5:00~17:00(繁忙期時間変更あり)
定休日:年中無休

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昔から「一生に一度は行ってみたい」と人々の憧れの地であった伊勢神宮。鳥居をくぐる前に一礼し、玉砂利を踏みしめながら、遥か以前からそこにある大樹に囲まれた参道を行く時、身も心も清められていく気がします。悠久の時と共に伊勢の自然を心身で感じてみませんか。


筆者ご紹介

地球の歩き方 三重Web特派員 な*る

京都→大阪→東京を経て、三重県へ。三重県在住、はや二十数年です。グラフィックデザインと建築、各学校卒業後にそれぞれの仕事に従事、現在はフリーです。三重県の様々な魅力や文化を現地から少しでもお伝え出来ればと、旬な三重情報を地球の歩き方 三重Web特派員ブログからお届けしています。

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