スカイスキャナー ニュース 日仏友好160周年をパリで祝う「ジャポニスム2018」紹介~「舞台公演」「屋外イベント」編

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日仏友好160周年をパリで祝う「ジャポニスム2018」紹介~「舞台公演」「屋外イベント」編

日仏友好160周年を記念し、2018年7月から2019年2月までフランスで開催される日本文化紹介イベント「ジャポニスム2018:響き合う魂」。このイベントを機会に、世界に誇れる日本アートを見直したいもの。今回は、前回に引き続き、50以上予定されているイベントから、「舞台公演」「屋外イベント」に関するものをピックアップして地球の歩き方 トゥルコアンWeb特派員の冠ゆきさんに紹介いただきます。

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ジャポニスム再び

ジャポニスムとは、19世紀のフランスで浮世絵などが知られることで始まった日本ブームのことで、モネやゴッホなどの巨匠の作品にも大きな影響を与えました。「ジャポニスム2018」という命名には、今の日本を見せることで、再び世界を魅せようという意気込みが感じられます。 今の日本を見せることで、再び世界を魅せる「ジャポニスム2018」

【イベント情報】 ジャポニスム 2018 開催期間:2018年7月から2019年2月まで 会場:フランス パリ各地 パリ行きの航空券をチェックしてみる

松竹大歌舞伎

「ジャポニスム2018:響き合う魂」の公式イベントは、舞台公演も、伝統芸能から現代舞踏まで多岐にわたる内容です。17世紀に起源をもつとされる歌舞伎披露もそのひとつ。場所は国立シャイヨー劇場で、演目は、中村獅童、中村七之助による歌舞伎の代表作「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)かさね」と「歌舞伎十八番の内 鳴神(なるかみ)」です。年度が9月始まりのフランスでは、文化施設のシーズンも9月始まり。この歌舞伎公演は、シャイヨー劇場のシーズン・オープニングを飾ることになります。

【左】中村獅童 ©松竹株式会社 【右】中村七之助 ©松竹株式会社

【左】中村獅童 ©松竹株式会社 【右】中村七之助 ©松竹株式会社

【イベント情報】 松竹大歌舞伎 開催期間:2018年9月14日(金)~20日(木)(予定) 会場:国立シャイヨー劇場(Chaillot – Théâtre national de la Danse) 住所:1 Place du Trocadéro, 75016 Paris 行き方:メトロ6、9番線トロカデロ駅から徒歩約2分。

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『ディヴァイン・ダンス 三番叟』『月見座頭』

能楽の演目もまた興味深いものです。演目は『月見座頭』と『三番叟(さんばそう)』。三番叟は、中世にその起源を求めることができる非常に古いもので、神事にも通じる舞踊です。能楽のほか、歌舞伎や人形浄瑠璃でも演じられます。 今回の『ディヴァイン・ダンス 三番叟』は、現代美術家・杉本博司が作り上げた舞台空間で、人間国宝・野村万作と、野村萬斎、野村裕基の三世代が演じるという非常に贅沢な内容となっています。 『三番叟』野村萬斎 ©公益財団法人小田原文化財団

『三番叟』野村萬斎 ©公益財団法人小田原文化財団

【イベント情報】 『ディヴァイン・ダンス 三番叟』『月見座頭』 開催期間:2018年9月19日(水)~25日(火) 会場:パリ市立劇場 エスパス・ピエール・カルダン(Théâtre de la Ville Espace Pierre Cardin) 住所:1, avenue Gabriel, 75008 Paris 行き方:メトロ1、8、12番線コンコルド駅から徒歩約4分。1,13番線シャンゼリゼ・クレマンソー駅から徒歩約7分。

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和太鼓 林英哲と英哲風雲の会

和太鼓は、日本の伝統音楽の中で、長い間、伴奏楽器という位置づけに甘んじてきました。今でこそ、和太鼓コンサートは珍しいものではなくなりましたが、和太鼓がソロの位置に引っ張り出されたのは、ごく最近のことです。和太鼓のソロ革命に貢献した奏者の一人が、林英哲です。それに加え、ロックやジャズ、クラシックなどジャンルを超えた演奏家とのコラボも精力的に行っています。「ジャポニスム2018」では、その林英哲と、彼の率いる若手太鼓奏者ユニット・英哲風雲の会によるパフォーマンスも予定されています。 英哲風雲の会©S.Oguma

英哲風雲の会©S.Oguma

会場となるフィルハーモニー・ド・パリは、2015年にオープンした建築で、こちらも一見の価値があります。

フィルハーモニー・ド・パリ © William Beaucardet / Philharmonie de Paris

フィルハーモニー・ド・パリ © William Beaucardet / Philharmonie de Paris

【イベント情報】 和太鼓 林英哲と英哲風雲の会 開催日:2018年10月14日(日) 会場:フィルハーモニー・ド・パリ(Philharmonie de paris) 住所: 221, avenue Jean-Jaurès, 75019 Paris 行き方:メトロ5番線ポルト・デ・パンタン駅から徒歩約8分。トラムT3bポルト・ド・パンタン駅から徒歩約6分。

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日本の美をテーマにしたエッフェル塔ライトアップ

今やパリの象徴となったエッフェル塔。大きな行事があるたびに、それに合わせた色に輝くことでも知られています。9月には、日本の照明デザイナーが「ジャポニスム2018」を記念して、日本の美をテーマにエッフェル塔をライトアップする計画が進行中です。

エッフェル塔© Paris Tourist Office - Photographe : Amélie Dupont

エッフェル塔© Paris Tourist Office – Photographe : Amélie Dupont

【イベント情報】 エッフェル塔 ライトアップ 開催日:2018年9月 会場:エッフェル塔(La Tour Eiffel) 住所: Champ de Mars, 5 Avenue Anatole France, 75007 Paris 行き方:メトロ6番線ビラケム駅から徒歩約10分。RER C線シャン・ド・マルス トゥール・エッフェル駅から徒歩約7分。

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日本の花火

世界に誇る伝統のひとつである日本の花火も、「ジャポニスム2018」のイベントに参加します。舞台は、欧州最大規模のサン=クルー大花火大会。この花火大会は、パリ西端のサン=クルー市の公園で2008年から開催されているものです。10周年を記念する2018年は、第一部のテーマを「日本」とし、25分間、日本の花火が大輪の花��咲かせます。花火製造と打ち上げを手掛けるのは、老舗の二社、丸玉屋小勝煙火店と、紅屋青木煙火店。音楽に合わせたパフォーマンスのほか、連発技スターマインを披露します。

(追記:まことに残念ながら、諸事情により、上記の日本の花火の打ち上げは取りやめとなりました。ただし、「ジャポニスム2018」の枠からは外れるものの、サン=クルー大花火大会は開催されます)

©株式会社丸玉屋小勝煙火店

©株式会社丸玉屋小勝煙火店

【イベント情報】 日本の花火 開催日:2018年9月8日(土) 会場:サン=クルー公園(Domaine National de Saint-Cloud) 住所: Avenue de la Grille d’Honneur, 92210 Saint-Cloud 行き方:トラムT2番線ミュゼ・ド・セーヴル駅下車すぐ、メトロ9番線ポン・ド・セーヴル駅から徒歩約10分。

おすすめホテルとレストラン

B&BメガライトII (Megalight II)

B&BメガライトII (Megalight II)

大花火大会の開催されるサン=クルー公園近くの宿は、「B&BメガライトII(B&B Megalight II)」がおすすめです。セーヌに浮かぶボートハウスには寝室が3つあり、静かな川面を眺めながらの朝食など、パリ近郊とは思えない寛いだ時間を過ごすことができます。エッフェル塔やノートルダム寺院までのボートツアー(有料)も提供しています。

B&BメガライトII (Megalight II)

B&BメガライトII (Megalight II)

【ホテル情報】 B&BメガライトII (B&B Megalight II) 住所:16 rue de Saint-Cloud, Parc Nautique de l’Ile de Monsieur, 92310 Sèvres 行き方:トラムT2番線ミュゼ・ド・セーヴル駅から徒歩約10分

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サン=クルー公園内には、レストランが点在していますが、軽食も摂れれば、きちんとしたフランス料理も味わえる場所としては、「ブリュメール(Brumaire)」がおすすめです。鮮やかな花々が飾られたテラスは広々としていて、公園内の緑に包まれながらリラックスしたひと時を過ごせます。

ブリュメール ©Restaurant Brumaire

ブリュメール ©Restaurant Brumaire

【レストラン情報】 ブリュメール(Brumaire) 住所:Allée de la Grande Gerbe, 92210 Saint-Cloud 行き方:メトロ10番線ポン・ド・サン=クルー駅から徒歩約15分。トラム2番線パルク・ド・サン=クルー駅から徒歩約10分。

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今回は「ジャポニスム2018」のイベントの中でも、「舞台公演」「屋外イベント」の見所をご紹介しました。<「展覧会」「映像」編>記事では、歌舞伎や和太鼓の公演、日本の照明デザイナーによるエッフェル塔のライトアップなど、まだまだたくさんあるイベントの魅力をお届けしています。

筆者ご紹介

地球の歩き方 トゥルコアンWeb特派員 冠ゆき

山田流箏曲名取。1994年より渡仏。大学院での研究の傍ら、大学や専門学校で日本語日本文化講師を勤める。2000年より、ポーランド、イタリア、中国の生活を経た後、2013年フランスに戻る。旅好きでもあり、今までに訪れた国は約40ヵ国。6ヵ国語を解する能力と多様な文化に身をおいてきた経験を活かし、柔軟かつ相対的視点から、フランスと世界のあれこれを切り取り旬な情報を地球の歩き方 トゥルコアンWeb特派員ブログよりお届けしています。


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