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万博2017開催地!日本人建築家が手がけた”未来都市”アスタナの魅力

カザフスタンの中央北部に位置するアスタナは、1997年にアルマトイから遷都され、首都になりました。アスタナでは、2017年6月10日~9月10日の間、一昨年はミラノ(イタリア)が開催地だった、国際博覧会(万博)が開催されています。世界中が注目するEXPOイベントとアスタナの街の魅力を、地球の歩き方アスタナWeb特派員の秋桜百合枝さんに紹介していただきます。

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中央アジアとヨーロッパにまたがる国・カザフスタンの首都、アスタナ

未来都市を思わせるアスタナの新市街

1991年旧ソビエト連邦共和国解体により独立した国家カザフスタンの新しい首都として、1997年に遷都してできた都市がアスタナです。翌年おこなわれた国際コンペで1位に選ばれた日本人建築家・黒川紀章氏の都市計画プランを基に現在も建設が続けられており、都市全体の完成は2030年を予定しています。黒川氏は、1986年に建築界のノーベル賞とも言われるフランス建築アカデミーのゴールドメダルを受賞した、日本を代表する建築家の一人。軽井沢プリンスホテル東館(1973年)、ウインズ銀座(1990年)など、携わった作品を挙げると枚挙に暇がありません。アスタナ新国際空港(2005年)をはじめ、2007年に他界された後も、黒川氏の都市構想が今も息づいていることが、街を散策していてふと目にした建築物からもうかがうことができます。

街のシンボルとして建設された、金の球体が特徴的な建築物「バイテレク(Байтерек)」

街のシンボルとして建設された「バイテレク(Байтерек)」は105メートルの高さを誇ります。上部の金の球体は直径22メートルもあり、中は展望台になっています。展望台への入場料は500テンゲ(約180円 2017年7月14日現在)で、アスタナの景色を楽しもうと多くの人が列を作ります。また、バイテレクの足下にある、大統領府からテントの形が特徴的なショッピングセンターの「ハーン・シャティール(Хан шатыр)」まで、約2kmに渡って続く道「ヴォドナゼリョーニーブリバール(Водно-зерёный Бульбар=緑の流れの並木道(意訳))」は、故黒川氏の都市計画における苦労の所産です。

カザフスタン政府のコンペにより、故黒川紀章氏による都市計画が採用された街並み

街のシンボルのバイテレクのみならず、新市街周辺には不思議な建物がいっぱいです。「ビジネスツェントル モスクワ(БЦ "Москва")」、「ビジネスツェントル サンクトペテルブルク(БЦ "Санкт-Петербург")」、「ペキン・パレス」Beijing Palase)」とロシアや中国の都市名のついた、お洒落な建物が建ち並んでいます。最近オープンしたばかりのザ・リッツ・カールトン、間もなくできるシェラトンも見物です。また、これまではGoogleマップに対応していなかったアスタナですが、最近ようやく対応されたので、観光客も迷う心配はなくなりました。

お洒落な建物が建ち並んでいる新市街周辺地域

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イシム川を挟んで色合いの違う街を体験できる

都市計画はアスタナの中心を流れる「イシム川(Ишим)」をベースに進められ、北側を旧市街、南側を新市街として区画整理されています。旧市街には、旧ソ連時代の名残を感じる建造物が今でも残り、新市街は目下建築中の”あらたなアスタナ”が造られています。

街の中心を流れている「イシム川(Ишим)」

観光の拠点は新市街側になり、大きめのショッピングセンターもいくつか存在しています。観光で訪れたときに気になる両替については、同施設の内外に両替所・ATMなどが設置されているため、うまく活用してアスタナでのショッピングライフを楽しみましょう。また、治安については、夜に一人で出歩かない・ATMを使う際に周囲に気を付ける、など基本的な危機管理意識があれば、安全に過ごすことができます。定期的に巡回している警察官の姿も散見されるため、観光客にとっては安心です。

街中の至る所にATMが設置されている

アスタナ国際空港から中心地への交通アクセス

アスタナ国際空港には2つのターミナルがあります。波のような曲線を描く屋根が特徴のターミナル1、エメラルドブルーの地球のような球体が特徴のターミナル2とがあり、近代的デザインの空港です。どちらのターミナルからも、空港の建物を出るとタクシーが並んでいます。タクシー会社、個人でタクシー業を営む所謂”白タク”、どちらのタクシーを利用する場合においても、行き先をしっかり告げることと、値段の交渉は、乗車前におこなうことを推奨します。アスタナの街の中心地までの料金相場は約1,500テンゲ(530円)~2,000テンゲ(710円)ですが、万博期間中は降車の際に不当な料金を請求するトラブルも耳にすることがあるので、余計なトラブルを回避するためにも毅然とした態度で接してください。

波のような曲線を描く屋根が特徴のアスタナ国際空港・ターミナル1

タクシー以外の交通手段でも、市街へ向かうことができます。 観光客がよく利用する手段としては、アスタナ市が運営する市バス「ASTRA BUS」です。ターミナル1を出て左手側に見える停留所から10番系統のバスで約1時間ほどで中心地へ到着します。料金は90テンゲ(約30円)。また、スマートフォンのアプリ「2GIS」とアスタナの地図を予めダウンロードしておけば、オフラインの場合は地図を利用し、オンラインであればバスを含めたルート案内を利用することができます。英語・ロシア語・カザフ語に対応しており、非常に便利なアプリなので旅行前にダウンロードしておくことをおすすめします。

エメラルドブルーの地球のような球体が特徴のアスタナ国際空港・ターミナル2

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アスタナ万博・市内観光におすすめのホテル

「コンフォート・ホテル・アスタナ(Comfort Hotel Astana)」は、アスタナの中心、イシム川を隔てた新市街側にあります。街へのアクセスが良いばかりでなく、部屋も清潔で非常に過ごしやすいホテルです。過ごしやすいホテルです。万博期間中ということもあり、どのホテルも多少値段が上がっています。部屋はスタンダードで45,000テンゲ(約15,000円)ほど。当日では宿泊できないこともあるので、必ず事前に予約を取りましょう。また、ホテル内のレストランも美味しくランチのみの利用もおすすめです。ランチタイムは12時〜15時、年中無休で2,500テンゲ(約900円)とリーズナブルです。

アスタナの中心、イシム川を隔てた新市街側にあるコンフォート・ホテル・アスタナ

【ホテル情報】 コンフォートホテル アスタナ(Comfort Hotel Astana) 住所:Chubary Micro District,60 Kocmonavtov st. 電話:+77172244444

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アスタナ万博2017会場への行き方

6月10日から9月10日の日程でのアスタナ万博2017開催地は、街の南側、新市街に最近オープンした「メガ・シルク・ウェイ(MEGA Silk Way)」というショッピングセンターの隣にあります。空港からは10番、街の中心からは10,27,37番などのバスで「ナザルバエフ大学前」で降りましょう。バス内には路線図などはなく、バスの乗務員によるアナウンスのみなので聞き逃さないようにしましょう。ちなみにスレードゥユーシ・シーアスタノフカ、ウニベルシチェータ、ナザルバエフなどとアナウンスされます。

最近オープンした「メガ・シルク・ウェイ(MEGA Silk Way)」

バスを降りたら信号を渡ってメガ・シルク・ウェイの正面入り口を目指しましょう。メガ・シルク・ウェイの屋根の先にアスタナ万博2017会場がある球体が見えてきますが、せっかくなのでメガ・シルク・ウェイの中を通って行くのはいかがでしょうか。「メガ」が付くだけあってとてつもない大きさのショッピングセンター内を5分ぐらい歩くと「E」と表示された出口が見えます。そこを出るとEXPO会場は目前です。正面右がチケット売り場で、平日4,000テンゲ(約1,400円)、土日祝6,000テンゲ(約2,000円)で購入できます(6歳以下のお子様は無料)。

EXPO会場のチケット売り場

【スポット情報】 2017年 アスタナ国際博覧会(日本館サイト) 開場時間:9:00~25:00(最終入場時間:22:30) Astana EXPO 2017オフィシャルサイト

世界中から多くの人が集まる万博で、今アスタナはかなり活気づいています。この機会に一度、遊びに来てみてはいかがでしょうか。

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筆者ご紹介

地球の歩き方アスタナWeb特派員 秋桜 百合枝

アスタナに住んで半年。写真や映像制作のかたわら、街の中を行ったり来たり。行く先々の情報を、地球の歩き方Web特派員ブログで紹介しています。1997年に遷都した、まだまだ新しいこの街の魅力を、一緒に探しに行きましょう。地球の歩き方アスタナWeb特派員ブログからお届けしています。


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