スカイスキャナー ニュース 宮古島・幻の大陸「八重干瀬 (やびじ) 」~宮古ブルーの海とサンゴの楽園~

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宮古島・幻の大陸「八重干瀬 (やびじ) 」~宮古ブルーの海とサンゴの楽園~

人気急上昇中の離島、宮古島。この島の北方には、国の天然記念物に指定されている美しいサンゴの大陸「八重干瀬(やびじ)」があります。八重干瀬のベストシーズン、楽しみ方などを、地球の歩き方宮古島Web特派員のサセボンさんに紹介していただきます。

最近人気急上昇中の離島、宮古島。この島の北方には、国の天然記念物に指定されている美しいサンゴの大陸「八重干瀬(やびじ)」があります。八重干瀬のベストシーズン、楽しみ方などを、地球の歩き方宮古島Web特派員のサセボンさんに紹介していただきます。

1. 八重干瀬ってどこにあるの?

八重干瀬は、宮古島の北方約5〜22キロメートルの海域に位置する、周囲約25キロメートル、大小100以上の環礁からなる日本最大級のサンゴ礁です。色鮮やかなサンゴ礁に無数の魚たちが群れ、ダイビングやシュノーケリングが楽しめるスポットとなっています。

八重干瀬 宮古島

「宮古島に固有の生活文化との繋がりの下に親しまれてきた優秀な海浜の風致景観」であり、「我が国最大の卓状のサンゴ礁群としても重要」であるとして、国の名勝及び天然記念物に指定されています。天気やルートにもよりますが、飛行機で宮古島付近に来たら下を見てみてください。もしかしたら海に浮かぶ幻の大陸が見られるかも!?

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2. 幻の大陸、ホントにあるの?

「幻というだけあって、ホントはないんじゃないの?」と疑っている方、幻の大陸は存在します!宮古島北方沖の海の真ん中、潮位の干満差の大きな日の干潮時に、まるで大陸のように広大なサンゴ礁がいくつも海面上に現れます。普段は海の中にあり、限られた時だけ海上に姿を現すことから「幻の大陸」と呼ばれているのです。

宮古島 海

このサンゴ礁群は、八重干瀬(やびじ)といいます。沖縄の言葉って読むのが難しいですよね。八重干瀬は、現地では「やえびし」や「やえびせ」「やぴし」などと呼ばれていましたが、現在は「やびじ」という呼び名に統一されています。八重干瀬という名称の由来には諸説があり、8つの干瀬からなるからとも、干瀬が幾重にも重なっているからとも言われています。

宮古島 サンゴ礁

また、昔から旧暦の3月3日の昼、大潮の干潮時間に、年に一度浮かび上がる「幻の大陸」へ島の人たちが潮干狩りに行っていたのが幻の大陸の由来だとも言われています。この潮干狩りは宮古島では「サニツ」と呼ばれる行事で年に一度のこの日に女性や子供が海に出て、清めと払いの目的で潮干狩りをし、海からの恵みを受け取っていました。

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3. 八重干瀬への行き方

定期船は就航していないので、八重干瀬へ行きたい場合はダイビングやシュノーケリング、釣りのツアーを行っているショップを利用することになります。船によって異なりますが、宮古島の平良港から船で約40分、池間島からだと約20分です。船酔いが心配な方は、大きくて快適な船を所有しているお店を選ぶか、八重干瀬に近い池間島から出発するツアーがおすすめです。

サンゴ礁

船で行くしか方法がなく、ちょっとハードルが高いですが、その分キレイな楽園の海が待っていますよ。池間大橋の下をくぐり、青く澄んだ海の色のなかを進んでしばらくすると、海の色が輝くようなターコイズブルーやエメラルドグリーンになってきます。そのあたりが八重干瀬で、海中は見渡す限りのサンゴ礁の楽園の海になっています。

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4. 八重干瀬のシーズンは?いつ行けば良いの?

八重干瀬のベストシーズンは、南風の吹く6~8月頃です。台風の時期とも重なるので、天気予報を良く確認して計画しましょう。

八重干瀬は、普段は宮古島沖の海面下に広がっている巨大なサンゴ礁ですが、大潮の干潮時には一部が海面上に干出するので、ぜひ大潮にタイミングを合わせて見に行って欲しいです。サンゴが水面より上に顔をだしているような時は、サンゴ礁が防波堤代わりになってくれますので、水面がペターっとしたプールのように穏やかな海が楽しめますよ。

また、サンゴの産卵も大潮のこの時期です。青い海に「スリック」と呼ばれるピンク色のサンゴの卵が帯状に広がる神秘的な景色が見られる可能性もあります。

スリック サンゴ礁

5. 楽園の海の楽しみ方

八重干瀬の海での遊び方は、体験ダイビング、ファンダイビング、シュノーケリング、釣りなどです。船上からの観察だけでもできますが、せっかくならダイビングやシュノーケリングで海中世界を楽しむことをおすすめします。世界でも屈指の美しさを誇るサンゴ礁が迎えてくれますよ。

八重干瀬はとても広いので、リーフの外側と内側で違った楽しみ方ができるのも魅力です。リーフの外側・外洋では大迫力の大物やダイナミックな地形を楽しむダイビングを、浅く穏やかなリーフの内側では、色鮮やかなサンゴ礁とそこに生息するカラフルな魚たちや、澄んだ海の色を楽しむことができます。

サンゴ礁

ダイビングやシュノーケリングなど、宮古島でマリンレジャーを楽しむ際は、「宮古島美ら海連絡協議会」に加盟している店の利用をおすすめします。宮古島でマリンレジャー業を複数年経験した信頼と実績のある店舗が加盟できる、宮古島にある3つの漁協とマリンレジャー店で構成された組合で、安心・安全に宮古島の海を楽しめます。八重干瀬方面には行かないという店もあるため、問い合わせの際は八重干瀬に行くかどうかをしっかり確認しましょう。

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オープンしたばかりの宮古島おすすめホテル

八重干瀬を楽しんだ後の宿泊先は、2018年1月に海沿いにオープンしたばかりの「HOTEL LOCUS」がおすすめです。「パイナガマビーチ」のすぐ目の前にあり、客室から眺める宮古島の海、そして海の向こうの伊良部島の絶景(特にライトアップされた夜景)は格別です。繁華街周辺の土産物店や食事処・居酒屋にも近く、海も街もどちらも徒歩圏内で楽しめる好立地のホテルです。

HOTEL LOCUS 宮古島
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【ホテル情報】
HOTEL LOCUS
沖縄県宮古島平良下里 338-40
電話番号:0980-79-0240

海

この他にも、2019年には新しいリゾートホテルが続々とオープン予定です。

2019年3月にはLCCのジェットスターが成田=みやこ下地島空港便を就航し、ますます気軽に行けるようになった宮古島から、今後も目が離せません。

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筆者プロフィール

地球の歩き方 宮古島Web特派員 サセボン

スキューバダイビングインストラクター。1995年に同資格取得後、日本各地でダイビング業務に携わり、2011年にダイビングガイドとして宮古島へ移住。2013年に宮古島でダイビング店を開店。宮古島の海の情報はもちろん、宮古島の食の情報や、文化の情報などを 地球の歩き方 宮古島Web特派員ブログからお届けしています。

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