5位 有馬温泉(兵庫県)
「日本を代表する三つの温泉」のひとつと言われる、有馬温泉。温泉地には火山が近くにあることが多いですが、この有馬温泉付近には火山がありません。なのに源泉は90度を超える高温なので、どうやって温泉が熱されるのか現在でも全く謎なのだそうです。
有馬温泉には「金泉」と「銀泉」があり、元は無色透明な温泉が空気に触れると酸化して独特の赤茶色に変化するので「金泉」、一方空気に触れても色が変化しない二酸化炭素泉などを「銀泉」と呼んでいます。
有馬温泉はやはり「金泉」が有名。海水よりも塩分濃度ははるかに高いので、舐めるとかなり塩辛いです。そのまま風呂から上がると皮膚がヒリヒリするので、上がり湯を浴びるのを忘れないでくださいね。
有馬温泉泉質:単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、放射能泉
アクセス方法:伊丹空港から阪急バスで「有馬温泉」まで約30分。神戸空港からは三宮経由で約1時間程度。関西国際空港からは2時間半。
4位 指宿温泉(いぶすきおんせん/鹿児島県)
鹿児島県、薩摩半島の南方にある指宿温泉。世界的にも珍しい、浴衣を着たまま温泉の蒸気が湧き出る砂につかる「砂蒸し風呂」が有名で、300年もの歴史があるのだそうです。
血行促進とデトックス効果が高い、砂むし風呂。砂むし前は黒くて流れの悪かった血液が、砂むし後は鮮やかな赤色になったという結果もあるのだそう。
砂むし風呂だけではありません。市内のいたるところに湧く源泉は800本前後で、宿により微妙な湯の違いが楽しめ、湯量豊富な温泉地で、掛け流しの宿が多いのも魅力です。
指宿温泉泉質:ナトリウム塩化物泉
アクセス方法:鹿児島空港から直行バスで約1時間35分。
3位 別府八湯温泉(べっぷはっとうおんせん/大分県)
別府には日本の源泉の約1割にあたる約2,300の源泉があり、源泉の数と湧出量は日本一です。
8つの温泉地は市内全域に点在し、同じ市内でも泉質が異なり風景も温泉地ごとに趣が違うだけでなく、入浴形態も様々なので、一度にいろいろな温泉を満喫することができます。
また別府には「血の池地獄」、「鬼石坊主地獄」など、7か所の温泉地獄があります。なかでも最大の「海地獄」は、コバルトブルーの色をしていて、地獄という名にはふさわしくないほどの美しさです。
別府八湯温泉泉質(温泉場によって違います):単純温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、含アルミニウム泉、含銅-鉄泉、硫黄泉、酸性泉
アクセス方法:大分空港から空港連絡バス(大分交通エアライナー)で40分。
2位 下呂温泉(岐阜県)
2016年5位から2017年は2位に浮上した下呂温泉。兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉と並び「日本三名泉のひとつ」と称された天下の名泉です。温泉は、無色透明で肌への刺激が少ないのが特徴です。とろりとしたぬめりのあるお湯で、入浴後は肌がツルツルになることから、別名「美人の湯」と呼ばれています。
飛騨川沿いに湧く噴泉池は、囲いがなく解放感抜群。水着着用ですが、無料で入浴できます。温泉街には、全部で10カ所の足湯が点在し、2カ所以外は入館料がなんと無料。
そのほかにも3つの共同浴場や、1枚で3カ所の提携温泉に入れる「湯めぐり手形」 があり、温泉巡りも楽しみの一つです。有効期限は6か月なので、一度に入らなくても大丈夫です。利用できる施設はこちら。
下呂温泉泉質:アルカリ性単純温泉
アクセス方法:名古屋から電車(ワイドビューひだ 1時間27分)や高速バス(2時間半)で。
1位 草津温泉(群馬県)
15年連続で不動の一位を誇る、草津温泉。群馬県の海抜1,200mの地点に位置し、ポンプ等を使わずに湧き出てくる自噴量は日本一。100軒を超える宿泊施設があります。
昔から「恋の病以外なら大抵は治ってしまう」と言われるぐらい、効能豊かなお湯。源泉に1円玉を1週間つけておくと、溶けてなくなってしまうほどの強い酸性水。この強い酸性の殺菌力が、草津温泉の魅力です。なので「熱い源泉に水を加えて効能を薄めてはいけない」という風習で「湯もみ」が始まりました。
草津温泉には、無料の共同浴場が19ヵ所も存在し、観光客に解放されているのは、「地蔵の湯」、「千代の湯」、「白旗の湯」の3つです。共同浴場には洗い場はなく、シャンプーや石鹸の利用はできませんが、「かけ湯」を十分にしてお湯につかるマナーは守りたいですよね。
草津温泉泉質(湯畑源泉):酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)(酸性低張性高温泉)
アクセス方法:長野や軽井沢経由の電車、もしくは新宿や東京駅、渋谷から高速バスで。東京を拠点に行くのが簡単です。
筆者ご紹介 | ||
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| | ライター Hirokoイベントやテレビの制作をした後、ライターに。アート、ファッション、ライフスタイルと、幅広く執筆。毎日同じことを繰り返すのが嫌いで、同じ場所にも留まっておくことができず、2~3ヶ月に一度は旅に出る日々。現在はシンガポールとパリと東京を行ったり来たりと、さらに旅を満喫中です。 | |