1. 旅の目的を定める
旅行に限らず、情報を収集するときには、なんのために情報を集めるのかという目的をしっかり定めることが質のいい情報を収集するための大前提です。
「なにかおもしろいことないかな～」と漠然と探していてもそういう情報に巡り合うまでには相当な時間がかかってしまいます。自分がなにを探しているのかわかっていれば探しものは効率的です。あなたの旅の目的はなんですか？
- 鉄板の観光名所をめぐりたい
- その土地で食べたいグルメ、名物料理がある
- 面白い体験がしたい
- ショッピングを楽しみたい
- 現地の人しか知らない穴場に行きたい
- 趣味を極めたい
さまざまな目的があるはず。
それをしっかり思いうかがべて、リサーチをはじめていきましょう。
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2. 観光案内所を使い倒す
年々増加する訪日外国人旅行者に対応するため観光案内所や観光カウンターを新たに設置したり、既存の案内所を充実させている観光地が増えています。「外国人向け」と限定されている場合を除き、外国人観光客だけでなく、日本人の観光客も利用できるのでぜひ活用していきましょう。
案内所では、観光マップや観光スポットのパンフレット、イベントの案内などを手に入れることができます。またホテルやレストランの情報も提供されていることが多く、ここにくれば一通りのプランが立てられるでしょう。
インターネットやガイドブックと有人の案内所の最も大きな違いは、スタッフに相談ができるということです。たとえば「名物が食べられるお店にいきたい」「子ども連れでも楽しめる場所は？」「あまり時間がなくても行けるところは？」など目的や事情を伝えて、オススメスポットやコースを聞いてみるのもいいのではないでしょうか？
その他にも道案内やロッカーやお手洗いの位置など快適な旅に欠かせない情報を得ることができます。現地に到着したらぜひ最初に観光案内所に立ち寄ってみるといいことがあるかもしれません。
3. 観光協会のサイトをチェックする
とはいえ、小さな自治体や有名観光地ではないところではう有人の観光案内所がないケースもあります。そういうときは都道府県単位、市町村単位で運営されている観光協会のサイトやSNSページにアクセスしてみましょう。
地元に密着した情報を発信しているところが多く、ガイドブックには載っていないよりタイムリーな情報を得られるのがポイントです。全くのノープランの場合、観光協会が提案するモデルプランを頼りにしてみるのもオススメです。
市内の名所をめぐる市内観光コースや美術館をめぐるアート鑑賞コース、郊外の自然を楽しむピクニックコースなど旅の目的や体力や滞在時間など観光客それぞれのニーズにあわせたさまざまなモデルプランを展開しているサイトが多いのでぜひチェックしてみてください。 ただしサイトによっては長い期間更新がされていなかったりして、情報が古くなっていることがあります。利用する際は更新日をチェックし、古い情報であれば鵜呑みにせず、電話をしたりするなど他の情報源をあたって確認をする必要があります。
4. 現地の人に聞く
よく現地のおいしいものはタクシー運転手に聞けば間違いないと言われますが、現地の人に聞いたものを試してみるというのもひとつの旅のスタイルとして面白いと思います。これは思いがけない出会いを求める人や一人旅の方にオススメの方法です。
タクシー運転手をはじめ、みやげもの店、レストランなどでお店の人にオススメのスポットや食べ物など仕事のじゃまにならない程度にどんどん聞いて、よさそうと思ったら、直感とノリで行ってみるのです。地元の人とのコミュニケーションもまた貴重な旅の思い出になります。
いきなり行ってみるのはちょっと躊躇するという場合は、一度スマホなどでスポットやお店の名前をネット検索して場所の確認や口コミの様子などをチェックしてみてから判断してもいいと思います。
ノープランの旅は、現地の人のおもてなしに身を委ねてみる感覚で現地発信の情報に絞ってリサーチするのがコツです。ぜひガイドブックやネットには載っていない、オリジナルの情報で楽しんでみてください。
筆者ご紹介 | ||
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| | 柳舘由香書籍の企画・構成・執筆・リサーチなどを中心にWEB、映像などさまざまなメディアでコンテンツ作りを行っています。人生を豊かにしてくれるものは、おいしい料理とお酒、本、そして旅。携わった本は『考えなくてもうまくいく人の習慣』 野呂エイシロウ・著 ワニブックス『アンガーマネジメント×怒らない体操 たった6秒で怒りを消す技術』 安藤俊介・デューク更家共著 集英社 他多数。歴史好きで遺跡や古墳をめぐる旅が好き。 | |
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