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出国できないことも!気をつけたいパスポートの残存期間

旅程がパスポートの有効期限(有効期間満了日)内であっても、パスポートの残存有効期間が一定以上ない場合、出入国が認められないことがあります。思わぬトラブルを避けるためにも、自分のパスポートの残存有効期間と各国が定める残存有効期間を旅行前に確認しましょう。この記事では、主要な国の必要残存有効期間をまとめていますので、参考にしてくださいね。

1. パスポートの残存有効期間とは?

各国パスポート
Sergey Shik/Shuttertsock.com

海外渡航の際、事前に確認しておきたいのがパスポートの残存有効期間です。パスポートの有効期限(有効期間満了日)と混同してしまいがちですが、パスポートの残存有効期間とは、パスポートが有効期限を迎えるまでの期間を指します。

もし、自身のパスポートの残存有効期間が、渡航国の定める期間に満たない場合は、出入国拒否という事態も想定されます。また、次のようなポイントにも注意しましょう。

2. 残存有効期間にまつわる注意点

航空券購入時だけでなく日本出国時にも注意

航空券購入時はパスポートが有効期限内であったとしても、出入国審査時にパスポートの期限が切れている(残存有効期間がない)と、飛行機に搭乗させてもらえません。必ず、航空券購入前やビザ申請前にパスポートの残存有効期間を確認しましょう。

経由地の必要残存有効期間も確認を

乗継便を使って渡航する際に気をつけたいのが、経由地における必要期間です。例えば、アメリカを経由してブラジルに渡るのであれば、アメリカとブラジル両国が定めるパスポートの残存有効期間を満たしているかを確認しましょう。経由地の必要残存有効期間を満たしていないために、ウェブでのオンラインチェックインを拒否されるといったケースもあります。

このほか、パスポートの残存有効期間とあわせて査証欄の余白を必要とする国も多いので、こちらも各国大使館などへの確認が必須です。

 Cristian Gutu/Shuttertsock.com

3. パスポートの必要残存有効期間 国別リスト

パスポートの必要残存有効期間を国別にまとめました。国際政治情勢や内政事情などにより、パスポートの必要残存有効期間は予告なしに変更されることがあります。最新情報は必ず駐日外国公館に直接お問い合わせください。

北米・中南米

アメリカ
shutterdandan/Shuttertsock.com
必要残存有効期間
アメリカ帰国時まで(入国時90日以上が望ましい)
※ハワイは入国時90日以上
※グアムは帰国日まで。
ただし、緊急時のために2週間以上の余裕がある方が望ましい
カナダ旅程を十分にカバーできる期間
ジャマイカ入国時6カ月以上(査証欄余白1頁以上)
ブラジル帰国時まで(査証欄余白見開き2頁以上)
ボリビア入国時6カ月以上(査証欄余白2頁以上)
キューバ入国時6カ月以上(査証欄余白1頁以上)が望ましい
メキシコ帰国時まで(査証欄余白1頁以上)
ペルー入国時6カ月以上 (査証欄余白5頁以上必要)
アルゼンチン帰国時まで。ただし、6カ月以上が望ましい。(査証欄余白1頁以上)
ベネズエラ入国時6カ月以上

アジア

カンボジア
Bule Sky Studio/Shuttertsock.com
必要残存有効期間
中国入国時6カ月以上が望ましい(査証欄余白見開き2頁以上)
香港入国時滞在日数+1カ月以上
マカオ入国時滞在日数+30日以上
タイ入国時6カ月以上
シンガポール入国時6カ月以上
ベトナム入国時6カ月以上
フィリピン滞在日数以上
インドネシア入国時6カ月以上(査証欄余白連続1頁以上)
インド入国時6カ月以上(査証欄余白2頁以上)
スリランカ入国時6カ月以上(査証欄余白が必要)
カンボジア入国時6カ月以上(査証欄余白が必要)
ミャンマー入国時6カ月以上(査証欄余白見開き2頁以上)
ネパール日本出国時6カ月以上(査証欄余白が必要)
ラオス入国時6カ月以上(査証欄余白が必要)
台湾旅程を十分にカバーできる期間
韓国入国時3カ月以上

オセアニアなど

オーストラリア グレートバリアリーフ
オーストラリア グレートバリアリーフ
superjoseph/Shuttertsock.com
必要残存有効期限
オーストラリア旅程を十分にカバーできる期間、ただし6カ月以上が望ましい(査証欄余白が必要)
ニュージーランド入国時滞在日数+3カ月以上
フィジー入国時滞在日数+6カ月以上
パラオ入国時6カ月以上(査証欄余白裏表1頁以上)
モーリシャス入国時6カ月以上
タヒチ入国時滞在日数+3カ月以上
ニューカレドニア入国時滞在日数+3カ月以上
モルディブ入国時6カ月以上

ヨーロッパ

ポルトガル
ポルトガル
Aliaksandr Antanovich/Shuttertsock.com
必要残存有効期間
ロシア入国時滞在日数+6カ月以上(査証欄余白見開き2頁以上)
イギリス帰国時まで
アイルランド入国時滞在日数+6カ月(査証欄余白2頁以上)

ヨーロッパで乗り継ぎをしたり、ヨーロッパを旅する場合、「シェンゲン協定」に加盟している国では、日本出国時に3カ月以上の残存有効期間、かつ、10年以内に発効されたパスポートを所持している必要があります。

※シェンゲン協定加盟国 アイスランドイタリアエストニアオーストリアオランダギリシャスイススウェーデンスペインスロヴァキアスロヴェニアチェコデンマークドイツノルウェーハンガリーフィンランドフランスベルギーポーランドポルトガルマルタラトビアリトアニアリヒテンシュタインルクセンブルク

中東・アフリカ

トルコ カッパドキア
トルコ カッパドキア
Boris Stroujko/Shuttertsock.com
必要残存有効期間
アラブ首長国連邦入国時6カ月以上(査証欄余白見開き2頁以上)
トルコ入国時150日以上(査証欄余白が必要)
イスラエル入国時6カ月以上
エジプト入国時6カ月以上(十分な査証欄余白が必要)
モロッコ入国時3カ月(90日)以上 
チュニジア入国時滞在日数+3カ月以上
南アフリカ入国時滞在日数+30日以上(査証欄余白2頁以上)

国よって定めが異なるパスポートの残存有効期間ですが、おおまかには現地での滞在日数に加えて6カ月以上残っているのが望ましいようです。しかし、渡航先の滞在日数に応じてさらなる残存有効期間を求められる場合もあるので、事前の確認をお忘れなく。

なお、パスポートの残存有効期間が1年未満となった段階で、新しいパスポートの切替発給申請が可能です。

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