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「世博会博物館」とは
「世博会博物館」は、2017年5月1日にオープンした万博をテーマにした世界で初めての博物館です。上海の人気観光地「新天地」から地下鉄で2駅の、2010年に開催された上海万博(上海国際博覧会)跡地に建設されました。46,550平方メートルの巨大な施設の中では、第1回ロンドン万博から現在に至るまでの万博の歴史が8つのフロアで展示されています。
2010年の上海万博では、上海市から外国人を含むすべての上海市民に万博チケットと200元の交通費が無料配布され、私も行って参りました。ちょうど世博会博物館の向かい正面には日本館があり、現在は駐車場として使われています。
当時、浦西世博エリアに作られた巨大博物館に入ってみましょう。
チケット、音声ガイド、手荷物について
入場は無料ですが、門を入って左手のサービスセンターでチケットを受取る必要があります。オープン当初は事前予約制、外国人の入場は午前のみと制限がありましたが、今は入場者数も落ち着いたので制限はなくなりました。
また、同じセンター内で英語と中国語の音声ガイドの機械が貸し出されています。費用は20元(346円)、デポジットは200元(3,469円)かかりますが、返却時に200元は戻りますのでレシートは捨てずに持っておきましょう。一時荷物預かりも同じ場所にあります。
入口はサービスセンター向かいのノースホール(北大厅)にあり、手前で手荷物検査とチケット確認があります。展示フロア手前に英語と中国語のパンフレットが置いてありますので、受け取っておくことをおすすめします。
巨大模型や映像でたどる歴代の万博
展示スペース1~4は万博の歴史について、映像や資料が展示されています。展示1では、今まで開催された都市と西暦の表、ロンドン万博の水晶球の巨大模型、パリ万博の機械宮の写真など、貴重な映像と共に当時の様子を知ることができます。展示2では、歴代の万博で初めてお披露目されたものが紹介され、科学の進歩の過程がわかり、とても興味深いです。
上海万博が蘇る!必見のジオラマ
展示スペース5~8では、上海万博の決定から閉幕までの流れがあますことなく展示されています。各国のパビリオンに展示されていたものや、万博会場のジオラマなどは見逃せません。
中国館のスペースには巨大スクリーンで、万博会場を紹介するVTRが流れ、万博スタッフの制服なども展示されています。また、各展示フロアに移動する際も、壁に当時のポスターを見ることができます。愛知万博のポスターもありますので探してみてください。
博物館へのアクセスと開館時間
「世博会博物館」は、上海の観光エリア「新天地」から地下鉄で2駅、13号線世博会博物館駅の近くにあります。世博会博物館駅の2号出口から博物館までは、徒歩2分ほどです。上海浦東国際空港からは、タクシーで約1時間ほどです(天候、交通事情による)。
【スポット情報】
世博会博物館
住所:No.818 Mengzi Road, Huangpu District, Shanghai, 200000 China
電話番号:+86-21-2313-2818
営業時間:9:00~17:00(入館は16:15まで)
定休日:月曜日
博物館近くのおすすめホテル
博物館とあわせて上海観光を楽しむのなら、「新天地」の中心にあるハイアット系列の5つ星ホテル「アンダーズ・シンティエンディ 上海(Andaz Xintiandi Shanghai)」がおすすめです。地下鉄駅からも近く、人民広場や外灘へのアクセスも抜群です。
307部屋ある客室は、モダンな装飾と照明を活かしたムード溢れる空間が広がります。スパ&ヘアサロンや24時間利用可能なフィットネスセンター、プールが備わっており、滞在中も充実した時間を過ごすことができます。
「アンダーズ・シンティエンディ 上海」の徒歩圏内には、上海博物館や高級ショッピングモール「K11」があります。2013年にオープンした「K11」は、上海で人気のショップや飲食店だけでなくアートスペースがあり、さまざまなアートが展示されています。
【ホテル情報】
アンダーズ・シンティエンディ 上海(Andaz Xintiandi Shanghai)
住所:88 Songshan Road Shanghai, 200021 China
電話:+86-21-2310-1234
スタイリッシュな店内で味わう上海料理
上海に来たからにはやはり上海料理をたのしみましょう!「夜上海(Ye Shanghai)」は、新天地の中心にあり、現地の日本人にも人気の上海料理店です。スタイリッシュな店なので、ビジネスなどのアテンドにもよく使われています。改装されたばかりでとてもきれいです。
上海料理は甘めの味付けが特徴です。代表的なメニューは紅焼肉です。脂身がプルプルしていて、おいしいですよ。ほかにも生煎包(焼小籠包)や獅子頭(肉団子)が人気です。
【スポット情報】
夜上海(Ye Shanghai)
電話:+86-21-6311-2323
住所:338 Huangpi S Rd, XinTianDi, Huangpu Qu, Shanghai, 200000 China
キャメロン元首相も訪れた有名上海料理店
フランス租界エリアに位置する「建国328小館(Jian Guo 328)」では、上海家庭料理をリーズナブルに堪能できます。地元っ子だけではなく外国人にも人気で、昼前にはいつも満席になってしまうため、予約は必須です。ローカル店ながら2013年にはイギリスのキャメロン元首相も訪れたほどで、味は折紙つきです。
「建国328小館」の最寄り駅は、地下鉄9・12号線嘉善路駅で、嘉善路駅の5号出口から約550メートルのところにあります。タクシーで行く場合は、襄阳南路と建国西路の交差点を目印に行くとよいでしょう。葱油拌面(葱汁なし麺)や黄豆猪脚汤(大豆と豚足のスープ)が人気です。
【レストラン情報】
建国328小館(Jian Guo 328)
住所:326 Jianguo W Rd, Xuhui Qu, Shanghai, 200032 China
電話:+86-21-6471-3819
営業時間:11:00~14:00、17:00~21:30
定休日:無休
「世博会博物館」は見どころ満載です。時間に余裕があれば3D映画館で、上海万博をテーマにしたドキュメンタリー作品『世博の光』(チケット50元(871円))も観ることができます。またカフェやレストランも併設されていますので、世界にひとつしかない万博博物館をたっぷりとご堪能ください。
※為替レートは全て2018年1月末日現在の情報です。
筆者紹介
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地球の歩き方 上海3Web特派員 さくぞー
2006年12月より上海駐在中の主人の元へ、気付けば上海11年目。学生時代は休みの度にリュックと寝袋を担いで世界を放浪、今まで行った国は20ヶ国。現在は次々に生まれる上海の旬な情報を地球の歩き方上海3Web特派員ブログからお届けしています。
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