スカイスキャナー ニュース 南イタリアの旅| 世界230都市以上を旅したトラベルフォトライターが行く!

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南イタリアの旅| 世界230都市以上を旅したトラベルフォトライターが行く!

とんがり帽子の屋根が連なる不思議な町アルベロベッロや、今世界が注目する町マテーラなど、南イタリアは思わずシャッターを切りたくなるような魅力的なフォトスポットがたくさん!今回は、世界230都市以上を旅したトラベルフォトライターの田島 知華(たじはる)さんに、南イタリアひとり旅の様子をレポートしてもらいます。まるで絵ハガキのように美しい写真の数々とともにお楽しみください。

いざ南イタリアへ

トラベルフォトライターとして毎月どこかの国を旅しているのですが、今年に入ってアメリカや中南米、中東などの旅が続いていたので、久しぶりにヨーロッパへ行きたい欲が・・・!そこで、スカイスキャナーを使って旅先を探すことに。(大学生のバックパッカー時代からもう何年も愛用しているので使い方はお手のもの!)

お気に入りの検索機能【すべての場所で検索】を使って旅先を探してみました。

すべての場所で検索

【すべての場所で検索】は、出発地と日程を指定して行き先に「すべての場所」と入力すると、国内外の色々な旅先が航空券の金額とともに出るようになっています。休みは決まっているけど旅先に悩んでいるときに使えるワザ!スカイスキャナーでは普通に往復航空券を探すこともありますが、この【すべての場所で検索】や【複数都市検索】などもよく使っています。

今回は航空券の金額や行きたい度を考慮した結果、バーリ行きの航空券が安かったので南イタリアへ行くことに。イタリアを訪れるのは7年ぶりですが、以前はローマ、フィレンツェ、ヴェネチアを訪れたのでこの方面に行くのは初めてです。

空路、イスタンブールを経由して南イタリアの玄関口バーリへ。

南イタリア バーリ

今回の旅の目的地は「アルベロベッロ」「ロコロトンド」「マテーラ」の3都市なので、まずはバーリ駅からスド・エスト線でアルベロベッロへ向かいます。

アルベロベッロ

アルベロベッロは「トゥルッリ」と呼ばれる、白い壁ととんがり屋根の建物が連なる不思議な街並み。1996年に「アルベロベッロのトゥルッリ」として世界遺産に登録されました。ちなみに、イタリアは世界で最も世界遺産が多い国。今回の旅では2つの世界遺産を訪問します。

アルベロベッロのトゥルッリ
白い壁ととんがり屋根の建物

トゥルッリの屋根にはさまざまな意味を持つシンボルが描かれています。特にトゥルッリをたくさん見られるのがモンテ地区。モンテ・ペルティカ通りには屋根にシンボルが描かれた家が連なっており、人気のフォトスポットとなっています。

アルベロベッロのトゥルッリ
モンテ地区 モンテ・ペルティカ通り

モンテ・ペルティカ通りの脇には細い小径があり、華やかなお花が街並みをより美しく彩っています。この季節だからこそ楽しめる白壁とお花の競演!

アルベロベッロ モンテ・ペルティカ通りの脇の細い小径
白い壁と花

初めて食べるアルベロベッロでの食事は絶対にハズしたくなかったので、有名店の 「L’Aratro」へ。結果、大正解でした!

お店のおすすめメニューである菜の花のオレッキエッテは、一口食べただけで笑みがこぼれてしまう美味しさ。ちなみに、オレッキエッテは耳たぶ型のパスタといわれ、アルベロベッロを含むプーリア州とバジリカータ州の名物です。

アルベロベッロ L'Aratro
菜の花のオレッキエッテ

アルベロベッロではいくつかのトゥルッリホテルに泊まったのですが、特に「Le Alcove」は女性のひとり旅にぴったりのホテルでした。

アルベロベッロ Le Alcove トゥルッリホテル

綺麗で立地も良くてスタッフも親切で文句なしの完璧ホテルなのですが、なによりも注目すべきが朝食!この朝食を食べるためにまた宿泊したいと思うくらい全てが美味しかったです…!手作りのモッツァレラチーズが美味しすぎて、もうすでに恋しくなっているくらい。

アルベロベッロ Le Alcove トゥルッリホテル

ロコロトンド

アルベロベッロからバスで15分くらいの場所にある「ロコロトンド」という村へも足を運びました。とにかく真っ白なこの村は「イタリアの最も美しい村」に選ばれているひとつ。白い家を彩る花たちと細い小径に光が差し込む姿は、この国の美しい村の名に相応しい美景です。

「イタリアの最も美しい村」ロコロトンド7

小高い丘の上に村があるロコロトンド。周囲はイトリアの谷に囲まれ、村は円形になっています。谷を下って見上げてみると、まるで一つの真っ白なお城のようにぎゅっとまとまっている!中を歩くだけじゃなくて、外からの眺めも美しい村です。

小高い丘の上に村があるロコロトンド

小さな村なので2時間くらいあればざっと周れます。でも、どこに可愛い場所が潜んでいるかわからないから全部の道を歩きたくなっちゃう。なんだかんだ半日滞在してたくさん写真を撮りました。

ロコロトンドの小径

マテーラ

アルベロベッロやロコロトンドがあるプーリア州から移動し、バジリカータ州のマテーラへ。ここはサッシと呼ばれる洞窟住居が広がっていて、アルベロベッロとはまた全然違った不思議な街並み。こちらは1993年に「マテーラの洞窟住居と岩窟教会公園」として世界遺産に登録されました。

マテーラは学生の頃から気になっていた旅先なのですが、今回訪れることにしたのは今年最も行くべき注目の地だから。2019年欧州文化首都にマテーラが選ばれ、今、全世界が注目する旅先となっています。

マテーラの洞窟住居と岩窟教会公園
2019年欧州文化首都にも選ばれた

グラヴィーナ渓谷の岩山を掘り抜いて作られた洞窟住居サッシは、遠くから眺めるもよし。歩いて迷い込むもよし。マテーラを歩き回って、南イタリアでやりたかったことのひとつを達成しました。それは・・・

「サッシを眺めながらイタリアンジェラートを食べる!」

マテーラ サッシ イタリアンジェラート

そして、マテーラの見どころはサッシだけではありません。この地を訪れたら必ず行って欲しいのが街の高台にある大聖堂。ヨーロッパにはたくさん大聖堂がありますが、こんなに見惚れてしまったのは久しぶり…!美術館にいる気分で何時間でも見ていられる美しい天井画でした。本当に来てよかった。

マテーラ 大聖堂 天井画

暗くなって美しさを増す、ロマンティックな夜のマテーラ。街には明かりが灯り、昼よりもさらにノスタルジックな雰囲気を感じられます。宝石箱のようにキラキラと輝く洞窟住居を眺めるには、大聖堂前のドゥオモ広場からがおすすめです。

ノスタルジックでどこか寂しさも感じるセピア色の世界は、数々の映画、アニメ、ゲームなどの舞台としても知られています。現実のものとは思えないこの不思議な地形が、たくさんの名作を生み出すきっかけとなったのです。そんな場所をこの目で見ることができて感激!

バーリに戻り、アドリア海を眺めながら南イタリアとはお別れ。

アルベロベッロ、ロコロトンド、マテーラ・・・。日本では出会えないような景色をたくさん見て、美味しい郷土料理を食べて、素晴らしい旅になりました!南イタリアはハネムーンで行かれる方が多いイメージですが、ひとり旅でもすごく楽しめたので皆さんもぜひ!次の旅先の候補にされてみてはいかがでしょうか?

インスタグラムではスカイスキャナー(@skyscannerjapan)はもちろん、私のアカウント(@haruka_tajima)でも本記事に載せきれなかった写真や情報を公開しているので、参考にしてみてくださいね!

筆者プロフィール

田島 知華(たじはる)・Haruka Tajima
トラベルフォトライター/女子旅アドバイザー

大学では建築を学び、19歳で初めての海外ひとり旅へ。学生時代は「休学せずに旅をする女子大生バックパッカー」として1年に10か国以上を周りながらトークイベント等の活動をしていた。
卒業後、旅人・フォトグラファー・ライター全てを担う「トラベルフォトライター」という職業を生み出し、オリジナリティのある記事を発信。旅行会社のパンフレット写真撮影やオリジナルツアー企画なども監修する。
著書『旅ガール、地球3周分のときめき』『海外ひとり旅ガールの便利帖』 など。
OFFICIAL WEBSITE : http://tajiharu.main.jp/

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