スカイスキャナー ニュース 【連載:週末海外の極意⑥】世界のメディアとリーマントラベラーが選ぶ、今年行くべき旅先トップ10

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【連載:週末海外の極意⑥】世界のメディアとリーマントラベラーが選ぶ、今年行くべき旅先トップ10

週末を使って海外旅行を満喫している”リーマントラベラー” 東松寛文さんの連載企画。今回は、世界のトレンドを参考にしながら、旅のプロである東松さんの視点を交えて、2019年に行くべき旅先を順位付けしてもらいました。来週からいよいよ新年度のスタート!今年は"定番"とはちょっと違う新たな旅先を発掘してみませんか。

2018年末、世界の有名メディアがこぞって “Where to travel 2019″、つまり、「2019年行くべき旅先」を発表していました。多いところは50以上の旅先を紹介。僕は、今年行く旅先の参考にするため、各メディアを徹底的に見ていたのですが、各メディアから選ばれている旅先を見ていくと、今年行くべき旅先の傾向が見えてきました。

そこで今回は、厳選した9つの世界のメディアの傾向と、リーマントラベラーである僕の知見を足し合わせた、独自の「今年行くべき旅先トップ10」を発表します。

海外旅行 世界地図 今年行くべき旅先トップ10
Song_about_summer/Shutterstock.com

今回、参考にさせていただいたメディアは、世界的に有名な旅行雑誌からTV、新聞まで多岐にわたります。

Travel + Leisure、Conde Nast Traveler、National Geographic、CNN、New York Times、The Guardian、Bloomberg、VOGUE、ELLE

まずは、その中で選ばれた数をカウントし、順位付けをしました。その後、同率のものは海外旅行のスペシャリストである、私、リーマントラベラーが順位付けして、最終的に「今年行くべき旅先トップ10」を決めさせていただきました。

それでは、第10位から発表していきます!


第10位 オマーン(Oman)

今年行くべき旅先トップ10 オマーン Oman 砂漠 ラクダ
Pearl-diver/Shutterstock.com

中東・アラビア半島の先端に位置する国、オマーン。美しい砂漠が広がるこの国では、ラクダレースやサンドスキー、4WDに乗ってのオフロードツアーなど、さまざまな砂漠でのアクティビティを楽しむことができます。

また、アラビア海に面しているため、海ではイルカやクジラのウォッチングツアーやカメの産卵を見るツアーを楽しむことができます。壮大なモスクや最高級ホテルなどもあり、かつ、治安も安定しているので、海も砂漠もすべて堪能したい人におすすめです。


第9位 ブルガリア・プロヴディフ(Plovdiv)

今年行くべき旅先トップ10 ブルガリア プロヴディフ Plovdiv 欧州文化都市
Dennis van de Water/Shutterstock.com

旧ソビエト連邦の雰囲気を今も残す、ブルガリア第2の都市・プロヴディフは、2019年の「欧州文化首都」に選ばれており、“Together(一緒に)”をモットーに300件以上の芸術・文化に関するプロジェクトが一年を通して企画されています。夏の時期になると、星空の下でオペラ公演も開催されるので、それも見逃せません。


第8位 スイス・ヴヴェイ(Vevey)

今年行くべき旅先トップ10 スイス ヴヴェイ Vevey ワインフェスティバル フェット・デ・ヴィニュロン
canadastock/Shutterstock.com

美しいブドウ畑に囲まれた、レマン湖畔の街・ヴヴェイ。2019年、この街では1世紀の間に約5回しか開催されないワインフェスティバル「フェット・デ・ヴィニュロン」が、1999年以来20年ぶりに開催されます。めったに輸出されないワインも飲めることから、世界中からワイン好きが集まります。この祭りの開催予定日は7月26日~8月11日となっています。


第7位 フランス領ポリネシア・タヒチ(Tahiti)

今年行くべき旅先トップ10 フランス ポリネシア タヒチ Tahiti
Martin Valigursky/Shutterstock.com

その美しさから“太平洋の真珠”と言われる、フランス領ポリネシアのタヒチ。水上コテージ発祥の地とも言われ、天国の海に囲まれた、スローライフが待っていることでしょう。

2019年は、キャプテン・クックがタヒチに上陸して250年の年にあたります。7月2日には、皆既日食も見られる予定なので、そこに合わせて渡航するのもおすすめです。


第6位 アメリカ・ニューヨーク

今年行くべき旅先トップ10 アメリカ ニューヨーク New York 自由の女神博物館
mandritoiu/Shutterstock.com

ニューヨークの象徴、自由の女神。その自由の女神があるリバティー島に、2019年5月、新観光名所「自由の女神博物館」がオープンします。自由の女神の歴史を知ることができるほか、屋上からはマンハッタンの摩天楼も見渡せるようです。

また、映画化もされている、1969年にニューヨークで起こった、同性愛者と警察が対立した事件「ストーンウォールの反乱」から50年ということもあり、今年は、世界最大のLGBTQのイベント「World Pride」が、ニューヨークで開催されます。パレードの開催は、6月30日。ここには、300万人の参加が見込まれています。パレード前の3日間は、エンパイアステートビルがレインボーカラーに彩られるため、こちらも必見です。


第5位 チリ・エルキバレー (Elqui Valley)

今年行くべき旅先トップ10 チリ エルキバレー Elqui Valley 皆既日食
Jess Kraft/Shutterstock.com

チリ北部にあるエルキバレー 。世界で最も星空がきれいに見られる場所のひとつと言われる、アカタマ砂漠の近くにあり、星空観察ができることで有名。「エルキ・ドモス」という星空観察に特化したホテルまであります。

エルキバレーへ行くなら、7月2日。この日は、太陽全体が月に隠れて見えなくなる天文ショー「皆既日食」が見られる日なのです。日本で次に皆既日食が見られるのは、2035年9月2日ですから、それまで待てない方は、ぜひチリのエルキバレーへ。皆既日食に合わせた現地ツアーも、たくさん準備されているようです。

またエルキバレーはワインで有名であり、ぶどうの蒸留酒「ピスコ」の生産地でもあります。著名なワイナリーや蒸留所巡りもおすすめですね。


第4位 ドイツ

今年行くべき旅先トップ10 ドイツ バウハウス・ミュージアム・デッサウ
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1919年、ドイツ中部のヴァイマールで設立された、デザイン学校「バウハウス」が、今年、設立100周年を迎えます。バウハウスは、その後、デッサウ、ベルリンと移転し、1933年に閉鎖。14年もの短い活動期間でしたが、ヨーロッパのデザイン史に最も影響を与えた美術学校とも言われています。その設立100周年に合わせて、ドイツ国内では、様々なバウハウス関連のイベントが計画されています。

さらに、2019年9月には、デッサウに「バウハウス・ミュージアム・デッサウ」もオープン。デザインに興味がある方は、今年のドイツはアツいです。


第3位 ルワンダ・キガリ (Kigali)

今年行くべき旅先トップ10 ルワンダ キガリ Kigali マウンテンゴリラ
Marian Galovic/Shutterstock.com

ルワンダ虐殺の悲劇から25年。そんなルワンダですが、今、ルワンダは、“アフリカの奇跡”と呼ばれるほどの、急成長を遂げています。ルワンダといえば、ゴリラトレッキング。マウンテンゴリラを探して、レンジャーとともに国立公園の山中をトレッキングすることが可能です。世界でも、野生のマウンテンゴリラが見られるのは、ここルワンダと隣国・ウガンダだけです。

また、アカゲラ国立公園のサファリでは、BIG5(ライオン、ヒョウ、ゾウ、バッファロー、サイ)を見ることができます。

首都・キガリは、アフリカの中でもトップクラスの治安の良さも魅力の一つであり、女子旅や一人旅でも安心です。


第2位 エジプト・カイロ (Cairo)

今年行くべき旅先トップ10 エジプト カイロ Cairo ピラミッド スフィンクス 砂漠
Merydolla/Shutterstock.com

一時はテロで観光客離れが加速したエジプトですが、ここ数年は、観光地の治安は比較的安定しており、観光客が戻ってきています。2019年オープンを予定していた、大エジプト博物館のオープンは2020年ずれ込みましたが、ピラミッドを始め、見どころはたくさん。

2019年6月オープン予定のマリオット・インターナショナルの最高峰ホテル「セントレジス・カイロ」をはじめとした、ラグジュアリーホテルや豪華客船でのナイル川クルーズなどもあり、楽しみ方は人それぞれです。

2018年12月より、エジプト航空の成田〜カイロの直行便も週1便から週2便に増便しており、エジプトがさらに近くなりました。今が、行きどきです。


第1位 イタリア・マテーラ (Matera)

今年行くべき旅先トップ10 イタリア マテーラ Matera 欧州観光首都 洞窟住居
ermess/Shutterstock.com

7000年前から人類が住み着いたとされる古代都市、イタリア南部に位置するマテーラ。マテーラといえば、洞窟住居。このサッシと呼ばれる洞窟住居は、約3,000から4,000あると言われ、1993年にユネスコ世界遺産に登録されており、何層にも重なって渓谷を埋め尽くす壮観な景色が広がります。サッシを利用したホテルもあるので、サッシに泊まってみるというのもいいですね。

また、マテーラは、ブルガリア・プロヴディフ同様、2019年の欧州観光首都に選定されているため、1年を通してさまざまな芸術や文化イベントが計画されています。気になるイベントに合わせて渡航するのがベストですね。ナポリから直行バスで4時間半なので、ナポリとセットで訪れるのが良いと思います。


いかがでしたでしょうか。今年はGWが10連休、年末年始が9連休の人も多いと思いますし、4月からは有休取得義務化も始まり、ますます旅行に行きやすくなってくると思います。ですので、そんな休みの計画を立てる参考にしていただければと思います!


著者プロフィール

東松 寛文(とうまつ・ひろふみ)
リーマントラベラー・作家



東松 寛文(とうまつ・ひろふみ)
リーマントラベラー・作家

1987年岐阜県生まれ。平日は激務の広告代理店に勤務するかたわら、週末で世界中を旅するサラリーマン。2016年、3か月で5大陸18か国を制覇し「働きながら世界一周」を達成。同年、地球の歩き方から旅のプロに選出される。現在、東洋経済オンライン、CLASSY.等で連載・執筆中。著書に『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』。

Blog| http://www.ryman-traveler.com/






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