※記事公開時点で自治体は該当都道府県外からの観光客の受け入れを開始しており、各施設も営業を再開していますが、新型コロナウイルス感染症の状況により方針が変更される可能性があります。最新情報、および観光客向けのガイドラインについては、各自治体・施設の公式サイト等でご確認ください。
- もくじ
今回はライターの一人が実際に体験した内容を時系列に追っていきます。2日間のスケジュールはこんな感じです。ライターは女性(40代)、夫(50代)、中学生の息子と小学生の娘の計4名で東京から白馬までドライブで行ってきました。
| 1日目スケジュール | 2日目スケジュール | ||
| 7:30 | 出発 | 6:30-7:00 | 起床、身支度 |
| 7:30-12:00 | 車で移動&車中ワーク | 7:00-8:00 | 自由時間 |
| 12:00-13:00 | ランチ | 8:00-9:00 | 朝食 |
| 13:00-15:00 | コワーキングスペース | 9:00-10:00 | おやつ&自由時間 |
| 15:00-17:30 | ホテルでワーク&遊び | 10:00-11:00 | 車で移動 |
| 17:30-19:00 | 夕食 | 11:00-12:00 | 遊び |
| 19:00-21:00 | デザート&遊び | 12:00-13:00 | 昼食 |
| 21:00-22:00 | お風呂 | 13:00-14:00 | 遊び |
| 22:00- | 就寝 | 14:00-19:00 | 車で移動 |
| 19:00 | 帰宅 |
親が仕事をしている間、子どもたちは退屈せずに過ごせるのでしょうか。また、仕事をしながらの旅行で、本当に満足感は得られるのでしょうか・・・。
1日目 午前:サクサク進んだ車中ワーク
白馬村まで約4時間のドライブ中、運転は夫に任せて筆者は3時間ほどリモートワーク。車に酔いやすい人にはおすすめできませんが、クッションなどで高さを調節すれば、快適に仕事ができます。車窓からの景色も美しくて、旅情が高まるワクワク感から作業効率もアップ。朝ごはんは途中のコンビニで調達し、車中でいただきました。
1日目 午後:近所にも欲しい!コワーキングスペース
白馬に到着し、お昼においしいお蕎麦をいただいた後は、すぐ近くのコワーキングスペースへ。予約不要で誰でも無料で利用でき、Wi-Fi・電源完備、ウォーターサーバーもあります。
筆者は最初、外の車の音や施設のBGMが気になってしまったのですが、イヤホンで好きな音楽を聴きながら作業を始めると、グッと集中モードに。
家ではなかなか読み進められなかった夏休み課題の読書がはかどった息子は、「家の近くにもこういう場所があればいいのに」とコワーキングスペースがかなり気に入った様子。大人がおしゃれなカフェで読書をするような楽しみを、生まれて初めて知ってしまったのかもしれません。
途中、宿題に飽きてきた娘が、黒板に落書きを始めます。それを見て、すかさず第一の秘密兵器を取り出す筆者。
100円ショップで事前に準備しておいたスクラッチアートを渡すと、「これ昔学童でやったことある!」とうれしそうに遊びはじめました。
この日は2時間の滞在中ずっと貸し切り状態だったこともあり、筆者はかなり仕事がはかどりました。運転疲れが出た夫は、途中30分ほど昼寝をしています。今後はドライバーの疲れも考えたスケジュールを組む必要があると、一つ目の課題が見えました。
【スポット情報】
白馬シェア
長野県北安曇郡白馬村 北城7071-17 MORIビル1階
http://hakubamura.sakura.ne.jp
1日目 午後:秘密の隠れ家みたいなテナール
宿泊するのは、「白馬東急ホテル」。決め手は、1日1組限定の「TENAR(テナール)で森のリラックスタイムを楽しむ」プランがあったことです。テナールはテントのような形をしたコンパクトなトレーラーハウス。Wi-Fi・電源、エアコン、洗面台、冷蔵庫もあり快適に過ごせます。
1日目 午後:外の風を感じながらのワークは格別
子どもたちは広い庭を見るなり走り出し、フリスビーやバドミントン、ビーチボールなどで遊んでいました。
仕事や遊びのお供にはおいしいおやつも欠かせません。テナールプランでは、チェックイン後にウェルカムドリンクと小菓子、夕食後に食後酒とスモア、朝食後にスムージーとマフィンの特典付き。アウトドアな空間で上質なスイーツがいただけると、テンションもあがります。
運動に子どもたちが飽きる前に、第二の秘密兵器を投入。100円ショップの触れるシャボン玉です。もう普通のシャボン玉に喜ぶ年齢ではありませんが、触れるシャボン玉は初体験。実は筆者も気になっていたので、しばらく子どもたちと競うようにシャボン玉を追いかけて遊んでしまいました。
子どもは大人が夢中になっているものを真似したがりますよね。何か新しいおもちゃや遊びを提案するときは、まず大人が真剣にやって見せると、子どもも俄然興味を持ってくれますよ。

筆者はデッキチェアに座り、子どもが遊ぶ様子を眺めながら、マイクッションのおかげでここでも快適に仕事ができました。外の風を感じながらのワークは格別です。途中、娘にバドミントン対決を挑まれ、ハッスルするも引き分けの一幕も。だんだんと本気で戦っても勝てないことに、子どもの成長を感じてうれしくなります。
一方夫は、ある程度クローズな空間の方が集中できた様子。それぞれが集中しやすい空間の確保というのも、ワーケーションの大事なポイントだと感じました。
1日目 夜:火を囲みながら「スモア」を初体験
夕食と朝食、夜眠る場所はテナールではなくホテル内になります。食事や睡眠はアウトドアではなく、屋内でゆったりできるのはうれしい限り。温泉や露天風呂で疲れを癒すこともできます。

食後はまたテナールに戻り、家族水いらずのひととき。マシュマロを火で炙ってチョコレートと一緒にビスケットで挟む「スモア」は絶品!みんなで火を囲みながら初めてのおいしさをかみしめました。

スモアのデザートに満足した後は、テナールの中でボードゲーム。コージーな非日常空間でするボードゲームも、特別な夜を演出してくれます。1日の最後にスペシャルな家族時間を過ごせると、まるで1日中ずっと遊んでいたかのような満足感です。
ボードゲームの横にある細長いランプは、実は自宅から持ってきたワイヤレススピーカーです。仕事中も、団欒中も大活躍。耳馴染みのある音楽は、初めての場所にも親密な空気を運んでくれます。お気に入りの音楽もまた、ワーケーションに欠かせないアイテムだなと実感しました。
2日目 午前:ゆったりそれぞれ自由時間
翌日、チェックアウトまでは自由時間。筆者はホテルのピラティスプログラムに参加、夫はランニング、子どもたちはテナールでそれぞれ思い思いに過ごしました。
宿の居心地のよさは、仕事のパフォーマンスや子どもの機嫌にも直結します。今回の白馬東急ホテルは、テナールでの特別な時間、ベッドの寝心地、ホテルの食事、スタッフの方々のホスピタリティなど総合的に素晴らしかったです。
【スポット情報】
白馬東急ホテル
長野県北安曇郡白馬村大字北城4688
https://www.tokyuhotels.co.jp/hakuba-h/
2日目 午前:澄み渡った川の美しさと冷たさに感動
チェックアウト後、車を走らせていると、エメラルドグリーンに光る大きな川を発見!ここ白馬の自然美を象徴するかのような澄み渡った松川は、言葉を忘れるほど感動的でした。たった10分ほどの寄り道でしたが、また絶対に来たい場所として、家族みんなの忘れられない思い出になりました。


2日目 午後:絶景に抱かれながらワーケーション!
1日目にしっかり仕事ができたので、2日目はしっかりオフを楽しみます!唯一無二の絶景が魅力の「白馬岩岳マウンテンリゾート」へ。アスレチックやマウンテンバイクなど豊富なアクティビティに加え、山頂にはレストランや芝生広場、絶景ブランコや散策できる森もあります。
そこで待っていたのは、息をのむような絶景。すべてを浄化してしまうような、空の青と山々の緑が溶け合う風景に抱かれます。

しばらく絶景に見惚れていましたが、ちょっといい汗をかこうかと、周辺に広がる「ねずこの森」散策に出発。途中、樹齢約200年の巨木やきつつきの巣、様々な種類のきのこなどに出合い、1時間ほどのトレッキングはいい運動になりました。
子どもたちはさらにスラックラインで遊ぶというので、大分体力を消耗した大人チームは電源、Wi-Fiを完備する「森のオフィス」を見に行ってみることに。
その名の通り森の中に点在するデッキに、テーブルと椅子が並ぶ「森のオフィス」。試しにWi-Fiにつないでみると、サクサク快適。各デッキに電源も完備され、なんともプレミアムな環境です。森のオフィス以外にも、山頂にある複数のカフェやレストランはどこもリモートワークOKだそう。今度来るときには、丸一日ここで過ごしてみたいね、と夫と共に感激しました。

しばらく休憩してから子どもたちの様子を見に行くと、なんと芝生広場のパラソル席で勉強しているではありませんか! これには正直驚きました。今日は遊びの日なのになぜ勉強しているの? と聞くと「景色がよくて風が気持ちよかったから」だそう。なんだかつられるように、結局筆者も1時間ほど仕事をしてしまいました。

【スポット情報】
白馬岩岳マウンテンリゾート
長野県北安曇郡白馬村北城12056
https://iwatake-mountain-resort.com
ワーケーションで見えた新しい世界
今回のワーケーションでの大きな発見は、「外気の中で集中する心地よさ」です。特に1日目筆者はトータル7時間半仕事をしたのですが、体感的には旅行で1日中遊んでいた、という感覚。この開放感はくせになりそうです。たった10分の川への寄り道で、驚くほどリフレッシュできるというのも、ワーケーションならではのメリットだと感じました。
課題も見えました。
ワーケーションにはその人の気質や仕事内容によって、多少の向き不向きがあると思います。いつでもどこでも仕事に集中できる人は問題ないのですが、一人の空間やまとまった時間がないと集中できない場合は、事前にその場所や時間を確保しておくこと。運転疲れも考慮したスケジュールを組むこと。
子どもを飽きさせないためには、食事や場所移動などをうまく挟んで、スケジュールを2〜3時間ごとに区切るとよいと思います。3時間以上連続して仕事に集中したい人は、夫婦で交代する・子どもだけで参加できるアクティビティを申し込むなどの工夫もありです。
集中しやすいように、いつものお気に入りアイテムを旅先に持ち込むのもおすすめ。お気に入りの音楽やコーヒー、お香、クッションなど。子ども向けに、100円ショップで面白そうなおもちゃを仕入れておくのも忘れずに。
少しくらい予定と違う流れになったとしても、あまりキリキリしないことも大事かもしれません。親に余裕がないと子どもも楽しめませんし、事故につながる危険性もあります。
結論として、我が家にとってワーケーションは最高!でした。子どもに邪魔されないようにするのが大変、という場面はほとんどなく、むしろ子どもたちも「気持ちいい場所で集中して勉強する」という普通の旅にはない成功体験ができたようです。この「自分は集中できる」という自信は、この先ずっと財産になるはず。
ワーケーションを、「親子で集中する楽しみを知る」機会と捉えると、新たな世界が見えてくるかもしれませんね。
ワーケーションに興味のある方は「60連泊も!ワーケーションで使いたい長期連泊プランのある宿4選」や「休暇を満喫しながらテレワーク!ワーケーションしてみたい国内ホテル6選」も参考にしてみてくださいね。
