マレーシア旅行・観光
マレー半島とボルネオ島の北西端からなるまたがるこの東南アジアの国は、人気の旅行先になりつつあります。マレーシアへの旅は、古い市場や伝統的なコーヒーハウスにきらびやかな高層ビルがそびえ立つクアラルンプールから始めましょう。その後、太古の熱帯雨林、紅茶農園、広大な洞窟など、豊かな選択肢に頭を悩ませましょう。アジア屈指のマレーシアのストリートフードを堪能せずに帰国しないでください。
マレーシアで人気のスポット
マレーシアの基本情報
言語
マレー語
通貨
マレーシア・リンギット(RM)
タイムゾーン
UTC+8(マレーシア時間)
マレーシア旅行のハイライト

都会の雰囲気を満喫しよう
88階建てのペトロナス・ツイン・タワーがそびえ立つクアラルンプールは、古くからの伝統と現代性が融合した首都です。メガモールや高級ホテルが立ち並ぶ一方で、歴史的なモスクや、ヒンドゥー教の豪華な祠があるバトゥ洞窟のような寺院も見ることができます。ペナン島のジョージタウンはユネスコの世界遺産に登録されており、イギリス植民地時代から古代中国に至る歴史的建造物で知られています。
古代の森をハイキング
この熱帯の国には、地球上で最も古く、生物多様性に富んだ熱帯雨林があります。数少ないマレートラの生息地であるタマンネガラを2日間かけてガイド付きでハイキングしましょう。また、ボルネオの熱帯雨林ディスカバリー・センターを訪れ、樹上の遊歩道を散策するのもいいでしょう。オランウータンや世界最大級の花々、最も高い熱帯樹木があるこの野生動物の楽園は、マレーシアで最高の見どころのひとつです。
多様性を味わう
マレーシアの豊かな文化遺産は、中国、インド、マレーの味が融合した料理に反映されています。スパイシーなインドのフィッシュヘッドカレーから、マレー料理のナシレマッ、広東料理の甘酢チキンまで、あらゆる料理を味わえます。クアラルンプールのカンポン・バルのような古い町並みや、ホーカー・マーケットで食べるのが一番おいしく感じられます。より深く味わうためには、フードツアーへの参加がお勧め。
































マレーシアのおすすめアクティビティ

人気の観光スポット
ペトロナスツインタワーを見逃すことはできません。高さ452メートルで、世界で最も高いツインタワーです。展望台からの景色を堪能したら、首都から近いバトゥ洞窟へと向かいましょう。地質学的にもスピリチュアル的にも豊かな場所です。ペナンでは、優雅なブルーマンション(青い邸宅)の見学も欠かせません。無一文から富豪になった裕福な中国人事業家の旧住居です。
ビーチ
絵葉書のように美しいランカウイ島には、マレーシア屈指のビーチを見ることができます。パンタイ・チェナンは見事なサンセットと賑やかなパーティーで有名で、より静かなパンタイ・パシル・テンコラクには猿が数多く住むジャングルに囲まれたピロピロの砂浜があります。スキューバダイビングならレダン島へ。保護された海洋公園でアオウミガメや巨大エイに囲まれてダイビングした後は、三日月形のパンタイ・テルク・ダラムでのんびりしましょう。
自然環境
ボルネオの霧の多い雲の森から、キャメロンハイランドの紅茶農園まで、マレーシアの風景は多様性に満ちています。サラワク州の鹿の洞窟での印象的な岩絵や、ナイアの洞窟での先史時代の絵画に驚嘆しましょう。アドレナリン中毒の方には、ボルネオ島を一望できるキナバル山のガイド付きハイキングがおすすめ。クアラルンプールから短時間で自然を満喫したいなら、タマン・リンバ・ブキ・ケリンチの色鮮やかな鳥類やウォーキングトレイルをチェックしましょう。
文化と美術・博物館
マレーシア・イスラム美術館には、1000年以上にわたる世界最大のイスラム美術コレクションが展示されています。クアラルンプールでは、マレーシアの歴史を物語る「国立博物館」を訪れましょう。サラワク博物館では固有の野生動物や先住民の文化に触れて、19世紀末の建築で有名なペラック博物館では、植物標本やマレーシアの手工芸品を見ることができます。
料理
米料理はマレーシア料理の中心です。蒸し米に香ばしいカレーをかけた「ナシカンダル」や、ココナッツライスにキュウリ、アンチョビ、サンバルチリペーストをかけた「ナシレマッ」を試してみましょう。ペナンやサラワクで見られるスパイスの効いたココナッツ麺「ラクサ」も人気。マレーシアの首都にあるレストランには、地元の庶民的な店からミシュランの星を獲得した店まで、広東料理、モダン・マレーシア料理、南インド料理など、あらゆる料理が揃っています。
ファミリー向け
マレーシアには、イスカンダル・プテリのレゴランド®マレーシアなどの広大なアミューズメントパークをはじめ、あらゆる年齢層が楽しめるスリル満点のアトラクションがいっぱいです。若い冒険好きが一緒の旅行なら、世界最長のウォータースライダーのひとつを勢いよく滑り降りたり、エスケープ・ペナンのツリートップ障害物コースに挑戦してみましょう。楽しんで学ぶなら、ペナン・バタフライ・ファームのエントピアにある色鮮やかなバタフライ・ガーデンを訪れましょう。
マレーシアに行くベストシーズンをチェックしよう
マレーシアの気候
3月~5月: ショルダーシーズンは、国内のほとんどの地域で混雑も減り、雨も少なくなります。東南アジアの最高峰キナバル山を踏破するのに最適な時期です。
6月~9月: 南西モンスーンの季節は、ランカウイ、ペナン、パンコールなどの地域に影響があります。東海岸は概ね乾燥しているとはいえ、マレーシアでは一年中にわか雨が降る可能性があります。
10月~11月: 10月頃からボルネオ島ではにわか雨が降り始め、11月からは東海岸で雨が増えます。キャメロンハイランドの緑豊かな風景の中を歩き回る場合は、防水服を持参するのをお忘れなく。
12月~2月: 北東モンスーンの季節は、マレーシアの東海岸に豪雨をもたらします。しかし、西部のランカウイ島やペナン島は、より乾燥した気候と最高で32℃の快適な気温を楽しめます。
マレーシアのイベント
タイプーサム(1月または2月): このヒンズー教の祭りでは、地元の人々が「カヴァディス」(重い金属製の担ぎ物)とミルクポットを頭に乗せ、ココナッツを割り、ドラムを叩きます。最大の祝賀会はバトゥ洞窟で行われます。
旧正月(1月~3月): 人口の4分の1は中国人を祖先に持つマレーシアは、新年の宴会のやり方をよく知っています。クアラルンプールのチャイナタウンで開催されるライオンパレード、ライトディスプレイ、花火をお見逃しなく。
ガワイ・ダヤック(6月): サラワク州のダヤック族は、音楽、踊り、「ペンガナン」(米粉とココナッツミルクのケーキ)などの食べ物で米の収穫を祝います。
ディーパバリ(10月~11月): ヒンズー教「光の祭典」のマレーシア版。装飾された寺院、インドのお菓子、鮮やかな紙のランタンが見ものです。クアラルンプールのリトルインディア地区で祭りを見学しましょう。
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マレーシアでの移動

公共交通機関
バス: マレーシアには包括的なバス路線網があり、民間の数社が安くて速いエアコン付きのバスを運行しています。マレー半島では頻繁に運行し、ボルネオ島では運行量が減ります。クアラルンプールの人気エリア間を走るゴーケイエル(GO KL)シティバスは無料です。
鉄道: KTMBは半島部で都市間路線網を運営しています。KTMBのウェブサイトでチケットを購入し、旅行を計画しましょう。電車は長距離バスよりも遅い傾向がありますが、景色がそれを補います。東海岸線、別名「ジャングル鉄道」は本当に素晴らしいものです。
船:フェリーは、ランカウイ、ペナン、マレー半島沖の島々などの沿岸のホットスポットを結んでいます。
ドライブ
マレー半島は整備された高速道路が多く、運転は簡単です。ただし、首都では交通渋滞がひどい場合があります。レンタカー営業所は、空港や主要都市で探しましょう。ボルネオ島とキャメロン・ハイランドでは、モペッドやバイクがレンタル可能です。
国内航空券
ボルネオ島内や東マレーシアとマレー半島間を移動するには、飛行機が最もかんたんで速い手段です(直行フェリーはありません)。国内線はマレーシア航空、エアアジア、ファイアフライ(Firefly) が就航しています。





