※2020年1月時点の情報を掲載しています。情報は随時変更される可能性があります。渡航前に、利用する施設のサイトなどで最新情報をご確認ください。
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1. 圧倒的な規模の砂漠の絶景「ドバイ・デザート・コンサベーション・リザーブ」【ドバイ】

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アラビア半島のペルシア湾沿岸にある「アラブ首長国連邦(UAE)」の首長国のひとつ「ドバイ」。高層ビルや近未来的な建物が立ち並ぶ、ラグジュアリーな街という印象を持っている人も多いのでは?高さ828メートルで世界一高いという高層ビル「ブルジュ・ハリファ」や、宇宙からも見えるというヤシの形をした人工島「パーム・アイランド」など、想像をはるかに超えるような規模の大きなスポットが点在しています。

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世界中から注目される観光地ドバイは、ヨーロッパとアジアの中間地点にあるという立地上、観光の目的地としてはもちろん、経由地としてドバイ空港を利用して乗継ぎ時間の間に市街地などへ観光やショッピングに訪れる、という楽しみ方をしている人も多くいるようですよ。
ラグジュアリーな体験や近代的な建物が印象的な一方で注目したいのが、ドバイ古来の土地である砂漠が保護され、動植物が守られているエリア「ドバイ・デザート・コンサベーション・リザーブ」。ドバイの総面積の4.7%を占める225平方キロメートルにも及ぶ広大なエリアは、危機に瀕している野生動物の保護区としてフェンスで囲まれ、動物たちが自然に歩き回って過ごせるようになっています。

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2004年から始まった保護活動によって、現在は50種以上もの植物や120種の鳥類、43種の哺乳動物や爬虫類が生息しているこのエリア。美しい砂漠が遥か向こうまで続く圧倒的な景色は、まさに中近東の国ならではの絶景です。ラクダや馬、車に乗って砂漠を巡るツアーのほか、砂漠でバーベキューディナーを味わったり、プライベートテントでキャンプをしたりという楽しみ方も。

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高級リゾート地や高層ビルが開発されている中で、この地域特有の動植物や砂漠そのものを未来に残すために保護するといったサスティナブルな取り組みが積極的に行われているのも、ドバイの特徴のひとつ。実はドバイは「サステナブル・シティ」として知られ、野生動植物保護区や太陽光発電など政府が積極的に取り組みを進めています。
【スポット情報】
ドバイ・デザート・コンサベーション・リザーブ(Dubai Desert Conservation Reserve)
https://www.ddcr.org/en/index.aspx
2. 南半球特有の自然や動物に出合う【オーストラリア】

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南半球にあるオーストラリアの魅力のひとつとして、豊かな自然を思い浮かべる人も多いのでは?日本の約20倍という広大な国土には、2020年時点で19箇所もの世界遺産が点在しています。そのうちのひとつ「グレートバリアリーフ」は、オーストラリア北東部の沿岸に続く、全長2,300キロメートルの世界最大の珊瑚礁群。

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1,600種以上の魚や30種類以上のクジラやイルカなどの海洋哺乳類、6種類のウミガメなど、危急種や絶滅危惧種などに相当する固有種が生息しているといいます。スキューバダイビングやシュノーケリング、ボートなど、その壮大なスケールの澄みきった海を体験する方法はさまざま。一度体験してしまうと、その魅力の虜になってしまう人も多くいます。
オーストラリアはまた、固有種の動物が生息する地としてもよく知られていますよね。単孔類、有袋類、有胎盤類3種類の哺乳類が全ている数少ない大陸なのだそうです。コアラやカンガルー、ワラビー、ウォンバットといった哺乳類のほか、飛べない鳥エミューなど800種以上の鳥類、クロコダイル2種類などが野生で生息しているというのは、日本では考えられないようなスケールですね。

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ブリスベンから13キロメートル離れた郊外にある「ローンパイン・コアラ・サンクチュアリ(Lone Pine Koala Sanctuary)」は、1927年にオープンしたコアラ保護区。

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オーストラリアでは、1908年〜1927年の間に200万頭以上もの野生のコアラが商業用に捕獲されてしまった結果、数が激減してしまい、現在生息するのは2万〜8万頭と言われています。この施設では、怪我を負ったり病気になってしまったコアラやカンガルーなどの野生動物を保護して飼育しています。
オーストラリア旅行の記念として人気の高い、コアラを抱っこして一緒に写真を撮るというプログラムも、こちらの施設で実施していますよ。動物に触れたり近くで観察することで動物の温もりを感じ、その固有種に対する思いが強くなったり、野生動物の生態系について考えるような機会となるかもしれません。
※ 現在は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、動物と触れるプログラムは実施されていませんが、見学は可能です。
【スポット情報】
ローンパイン・コアラ・サンクチュアリ(Lone Pine Koala Sanctuary)
708 Jesmond Road, Fig Tree Pocket, Queensland, 4069, Australia
https://koala.net
3. 固有の生命が息づく神秘の楽園【ガラパゴス諸島】

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東太平洋の赤道下、エクアドル本土の沖合い約1千キロメートル離れた場所にあるガラパゴス諸島。ユネスコ世界自然遺産の第一号として登録された地として知られ、各島々に固有の動物や爬虫類、鳥類が古くから生息し、独自の進化を遂げてきました。

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例えばガラパゴス諸島の珍しい生き物の中でも、特に有名なウミイグアナ。ガラパゴス諸島のほぼ全域に生息するも、島によって大きさや色が異なるのだとか。陸地で生活しながらも水中の海藻を餌にしているイグアナは、そのゴツゴツした体や鋭い目つきとは裏腹におとなしい性格で、卵や幼体は野生の猫や犬といった外来種の危険にさらされているといいます。
また餌の海藻がエルニーニョ現象で減少することで絶滅が心配され、保護活動が行われているのだとか。ガラパゴス諸島の中心、人気の観光地として知られるサンタクルス島(Santa Cruz Island)のトルトゥガ・ベイ(Tortuga Bay)では、白い砂浜にイグアナが散歩中という光景に出くわすことも。

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ガラパゴス諸島は、鳥たちの楽園としてもよく知られています。フェルナンディナ島(Fernandina Island)のペリカンや、フロアレナ島(Floreana Island)のフラミンゴといった渡り鳥のほか、アオアシカツオドリやオオグンカンドリのような、目を見張るような美しい模様のカラフルな固有種の鳥もさまざま。

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ガラパゴスペンギンは、赤道直下に住んでいる唯一のペンギンで、日中は海の中で生活をしているといいます。ガラパゴス諸島でスキューバダイビングやシュノーケリングをしていると、ペンギンが一緒に泳いでくるという嬉しい偶然もあるそうですよ。
ダーウィンが進化論の着想を得た地としても知られ、太古からの生命の神秘を感じられるガラパゴス諸島。近年の気象の変化や外来種の流入、密猟などによって生態系のバランスに影響が出ているといいます。あるがままの自然の地とそこに住む生物たちを、これからの未来に残していくために、入場制限を行うなどのエコツーリズムが実施されている地でもあります。
