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片道1万円〜でバンコクへ! LCC・エアアジアXが名古屋に就航

海外旅行の渡航先として人気のタイ。このタイと日本各地を格安な運賃で結ぶLCC、タイ・エアアジアXが、2018年10月30日、中部国際空港に新規就航しました。気になる運賃は、なんと片道約1万円〜。名古屋とタイをぐっと近づける注目のLCCについて、LCCジャーナリストの五十嵐貴文さんが紹介します。

タイ・エアアジアXとは?

タイ・エアアジアXは、2014年に運航を開始したタイ発着の長距離路線を担当するエアアジア・グループのLCCです。すでに成田空港、関西空港、新千歳空港とバンコクのドンムアン空港を結ぶ定期便を運航していて、今回の中部国際空港への就航で日本路線は4路線に。中部–ドンムアン間を1日1往復運航します。運航スケジュールは以下のとおりです。

XJ639便  名古屋(中部)16:30発 バンコク(ドンムアン)21:10着

XJ638便 バンコク(ドンムアン)06:55発 名古屋(中部)14:20着
                      ※ともに毎日運航、現地時刻

上記のとおりバンコク行きは、中部国際空港を午後4時台に出発なので、早朝から移動することなく時間に余裕をもって空港に行くことができます。中部国際空港には、レストランや温浴施設などの店舗が充実しているほか、対岸にショッピングモールもあるので、出発までの時間も楽しく過ごせるでしょう。

次は利用する際に気を付けたいポイントを紹介します。

(1) チェックインカウンター

利用する際に気を付けたいポイントの一つが、チェックインカウンターです。タイ・エアアジアXの場合、チェックイン開始は出発の3時間前、受付終了は出発の1時間前です。

エアアジアの場合、グループ内に複数の航空会社があり、ロゴも似ていて、空港で混同しやすいので気をつけましょう。中部国際空港にも、現在エアアジア・ジャパン、エアアジアXの2社が就航しています。空港の掲示板などで使われる表記「2レターコード」は以下のとおりです。見分けるのに活用してください。

  • XJ = タイ・エアアジアX
  • D7 = エアアジアX
  • XT = インドネシア・エアアジアX
  • DJ = エアアジア・ジャパン
タイ・エアアジアXとエアアジアXの混同への注意を呼び掛ける看板(成田空港にて)

(2) 手荷物について

会社によって、手荷物に関する制限が異なることも気を付けたいポイントです。タイ・エアアジアXの機内に無料で持ち込むことができる手荷物の制限は、合計7kg、2つまでです。(※各辺の長さが、高さ56cm X 長さ36cm X 奥行23cm 以内)

タイへの旅行となると荷物が大きい人も多いと思いますが、その場合は、事前に預け荷物のオプションを付けておきましょう。

タイ・エアアジアXの中部=バンコク(ドンムアン)間の預け荷物の追加料金は、20kgで4600円〜となっていますが、機内食や座席指定などを含んだ「バリューパック」であれば約6000円の追加で付けられます。LCCを初めて利用する場合は、手荷物の制限などに戸惑う人も多いので、こういったオプションパックを事前に付けておくことをおすすめします。

気になる座席は?

タイまでの長時間フライトで気になるのが、「座席の快適さ」ですよね。長距離を運航するタイ・エアアジアXでは、座席間隔を通常のLCCの水準より広くしています。エコノミークラスの「スタンダードシート」は、座席の前後間隔は約78cm〜、座席幅は約40cm〜です。

比較の対象として、中部–バンコク線を運航するフルサービスキャリアのタイ国際航空のエコノミーシートの場合、座席の前後間隔は81cm、座席の幅は46cm。その差はわずか数cmです。乗ってみると「意外と快適」「これで十分」と感じるかもしれません。機内エンターテイメントの設備はないので、音楽や本などを事前に準備していきましょう。

タイ・エアアジアXのスタンダードシート(クワイエットゾーン)

「ビジネスクラス」相当の座席も格安! 

タイまでの約6時間のフライトを少しでも快適に移動したいという人には、ビジネスクラス相当の「プレミアムフラットベッド」をおすすめします。座席の前後間隔は約149cm、幅は約48cmと圧倒的に広く、安定飛行時にはベッド状にして体を休めながら移動できます。さらに、優先チェックイン・機内食・預け荷物など付帯サービスもあります。

ビジネスクラスというと、数十万円かかるイメージがありますが、タイ・エアアジアXの「プレミアムフラットベッド」の場合、片道3万円台〜で乗れる日もあります。普段はフルサービスキャリアを利用している方も、この値段なら検討の価値がありますよね。

タイ・エアアジアXの「プレミアムフラットベッド」
タイ・エアアジアX「プレミアムフラットベッド」の航空券を検索

バラエティー豊かな機内食

タイ・エアアジアXの機内食は基本的に有料ですが、その分、バラエティー豊かなメニューを揃えています。機内で注文した場合の価格は、1つ200バーツ(約700円)と、LCCの機内食としては比較的安いのもうれしいポイントです。

ローストチキンバジルクリームソース添え 
照り焼きチキン丼
カンパオチキンライス

さらに、事前予約すると150バーツ(約520円)に割引され、ミネラルウォーターまたはコーヒーも付いてきます。タイ・エアアジアXは飲食物の持ち込みが基本的にNGなので、機内で食事をとる予定がある人は事前予約しましょう。支払いにはクレジットカードや日本円も使えますが、現金での支払いの場合、おつりはタイバーツでの返金となります。

最大の魅力は「おもてなしの心」

タイ・エアアジアXに実際に搭乗すると、客室乗務員が常に笑顔で接客しているのが印象的です。タイの人々が持つホスピタリティーと、エアアジア・グループの明るい社風が良い相乗効果をもたらしているのを感じます。その居心地の良い機内の雰囲気は、ぜひ実際に搭乗して確かめてみてくださいね。

今なら片道1万円台も!

ここまでタイ・エアアジアXの特徴を紹介してきましたが、LCCで一番肝心なのが「価格」ですよね。2018年10月時点で検索したところ、なんと往復で約2万円の日も!(空港使用料などを含む)片道あたりにすると、約1万円と驚きの金額です。名古屋=東京を新幹線で移動するのと同じ金額でバンコクに行けるなんて、すごいいコストパフォーマンスですよね。こういった価格で購入できるのも、就航当初ならでは。ぜひスカイスキャナーを使って、タイまでのお得な航空券をチェックしてみてくださいね。

※記事内に記載されている価格、日程、規定などの情報は、すべて2018年10月時点のものです。

筆者プロフィール

LCCジャーナリスト・メディアディレクター 五十嵐貴文

1981年東京・品川生まれ。TVディレクターとして培った行動力を活かし、「コスパ時代のお得」を共通テーマにLCCやデジタル機器の最新情報を各地を飛び回り取材。LCC専門サイト「LCC STYLE」の立ち上げや大手航空会社の動画ニュース監修など、メディアに関するディレクション業務を数多く手掛ける。NHKラジオ「すっぴん!」のコメンテーターなど、マスメディアでも広く情報発信を続けている。オフィシャルブログ「いがモバ」も更新中。 

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