
初夏の風物詩「キングカメハメハ・セレブレーション」
1810年にハワイを統一し、ハワイ王朝を築いたカメハメハ大王を称える祝日、「キングカメハメハデー」。この祝日が制定されたのは、まだハワイがハワイ王国だった約140年前。カメハメハ五世が王室宣言として6月11日を国の祝日にすると発表したといわれています。その当時からいろいろな行事が行われていたそうです。

2017年の開催期間は?
2017年の「キングカメハメハ・セレブレーション」は、6月9日午後から始まります。アリイオラニ・ハレに立つ大王像に何メートルにも及ぶフラワーレイがかけられ、10日朝9時にはカメハメハ大王像周辺からマーチングバンドや、きらびやかな装飾を施した山車、華やかな民族衣装をまとった大勢の人がカピオラニ公園までパレードします。終点となるカピオラニ公園では、伝統文化や芸術、工芸品などを紹介するフェスティバルも開催されるほか、ショーや地元グルメの出店もあり、大勢の人で賑わいます。

また年々人気を高めるフラダンス大会「キングカメハメハ・フラ・コンペティション」は、日本予選を勝ち抜いたハラウたちも参加し、開催場所のニール・ブレイスデール・アリーナには多くの観客が訪れます。
注目度が高いホノルルの最新ホテル情報
2016年8月にオープンしたレストラン&ショッピングモール、インターナショナルマーケットプレイス。オープンの影響を受け、目抜き通りのカラカウアだけでなく、並行して走るクヒオ通りも活気づいてきています。周辺には新しいレストランやショップが続々とオープンし、クヒオ通りの丸亀製麺の向かいにできた新しいホテル「ザ・レイロー・オートグラフコレクション」もその一つ。マリオット系ホテルとして、生まれ変わった「ザ・レイロー・オートグラフ・コレクション」は、186の客室と65のスイートルームを備え、各部屋にはベランダやテラスがあります。また、キングサイズのベッドが各部屋に入っていて、ゆったりと寛げる魅力的なホテルです。

おすすめは、2階にあるメインダイニングのアジアフュージョン料理「ハイドアウト(HIDEOUT)」。このレストランは、少し変わっていて風通しの良いデッキに白い砂が敷かれ、まるでビーチにでもいるような気分にさせてくれスペースがあり、裸足になってソファでゆっくり食事を取ることができます。そのほか、館内施設として屋外プールやフィットネス、無料Wi-fiも完備、ペット同伴可能なペットプレンドリーなところも、これから人気が出そうな予感。
【ホテル情報】
ザ・レイロー・オートグラフコレクション(The Laylow, Autograph Collection)
住所: 2299 Kuhio Ave, Honolulu, HI 96815, USA
電話: +1 808-922-6600
このホテルをチェックする今年注目を集めているグルメレストラン
今年注目を集めているインターナショナルマーケットプレイスの3階にも、数々のレストランがオープンしています。そのうちのひとつ、「ザ・イーティングハウス1849」は、かの有名なロイ・ヤマグチが新しく手がけたレストランとして話題を呼んでいます。「ハワイで初めてオープンした1849年当時、地元で採れた魚、肉、野菜などを使って料理を作っていた頃を思い出して」というコンセプトに基づいて、このレストランは作られたそうです。メニューは、ハワイ産の食材にこだわった独創的な料理だけではなく、ロコモコやハマチの刺身、枝豆など日本人の口に合うメニューも多く揃っているのがうれしいところ。店内は、ほとんどがオープンテラス席になっていて、風が入り込むとても居心地のよいレストランです。
【レストラン情報】
ザ・イーティングハウス1849
場所:インターナショナル マーケットプレイス3階 グランド・ラナイ
電話:+1 808-924-1849
営業時間:ランチ/11:00~15:00、ディナー/15:00~22:00
【スポット情報】
インターナショナル マーケットプレイス
住所:2330 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815, USA
電話:+1 808-931-6105
営業時間:10:00~22:00

インターナショナルマーケットプレイスはまだまだ新しいレストランやショップが入ってくるようで、工事中のところも多く、これからどのように変わっていくか楽しみなエリアです。
筆者プロフィール

地球の歩き方トラベルライター 堀内 章子
1998年、シンガポール在住中にライターとしての活動を開始。2007年、ハワイに移住。同年、海外各地の現地事情を伝える編集プロダクション、ホリコミュニケーションを設立。国外50都市を超えるライターのネットワークを駆使し、女性誌、新聞、ビジネス雑誌、ウェブマガジンなどへ企画を提案、記事等を提供する。昨今ではゲーテ、学研フィッテなどに執筆、また書籍では執筆として「大好きに会いに行こう!」(2014年 トリッピーズ)、「海外で困る前に読む本」(ハワイ編)2017年 などに参画。
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