飛行機に搭乗する際に、小腹が空いた時の軽食や旅先からのお土産としてお菓子を持ち込みたいが、そもそも持ち込めるのか?と疑問に思う方もいると思います。お菓子を含む食べ物の持ち込みは、国内線と国際線では持ち込みに関するルールが異なり、注意も必要です。
本記事では、国内線・国際線それぞれにおけるアメ玉、ガム、チョコなどの一般的なお菓子をはじめ、特殊な食品類の持ち込みルールや、容器・包装などの持ち込み方の注意点について解説します。
国内線の飛行機にお菓子類は持ち込める
国内線の飛行機では、お菓子類の持ち込みは基本的に問題ありません。手荷物検査を通過する際も、水やお茶などの液体物の制限はなく、ゼリーなどの液体状のお菓子も持ち込み可能です。
具体的には以下のような定番のお菓子類は全て、機内持ち込みも預け荷物にすることも可能です。
【持ち込み可能なお菓子類】
スナック菓子:ポテトチップス、せんべい、クラッカー
チョコレート系:板チョコ、ミルク入りチョコ、チョコでコーティングされたナッツ
グミ・キャンディ系:ハリボー、ピュレグミ、キャラメル、ラムネ、飴玉、ガム
焼き菓子系:クッキー、ビスケット、マドレーヌ、フィナンシェなどの個包装の焼き菓子
液体状のお菓子:プリン、フルーツゼリー、はちみつ、ジャム
その他:果物、ドライフルーツ、ナッツ類、和菓子(羊羹や最中)
また、市販のお菓子だけでなく、コンビニのおにぎり・惣菜パン・サンドイッチ・弁当などの食品類、手作りのケーキなども国内線では基本的に制限なく持ち込みが可能です。
ただし、加熱式弁当容器は危険物に分類されるため不可能で、お酒類はアルコール度数が24%超〜70%のものは1人あたり5リットルまで可能、70%を超えるものは持ち込みも預け荷物にすることも禁止されています。
関連ページ:国内線の機内持ち込み可能な手荷物と禁止ルール
国際線は液体系のお菓子に注意が必要

国際線でも、固形のものであれば、ポテトチップス、クッキー、チョコレート、アメ玉など国内線でご紹介したお菓子類を問題なく持ち込むことができます。また、預け荷物としても持ち運べます。
一方で、手荷物検査の時に液体物の持ち込みに厳しい制限があり、国内外どの空港でも入念にチェックされます。
ルールとしてはお菓子などを含む液体物は100mlを超えると持ち込みができません。また、もし持ち込む場合は100ml以下の容器に入れて、1リットル以下・縦横20cm以下のジップロックなどの透明プラスチック袋に入れる必要があります。
このように、もし下記のような液体・ゼリー状のお菓子を持ち込む場合は容器の準備が必要となります。
規定量以上を持ち込むことはできず、保安検査場で廃棄することになるため注意しましょう。
【持ち込み制限があるお菓子類】
液体状のお菓子類:ジュース、果物などの缶詰、はちみつ、シロップ
ゼリー状のお菓子類:プリン、ヨーグルト、ゼリー飲料
ペースト類の食品:ピーナッツバター、チョコレートペースト、ジャム、味噌
なお、乳幼児向けの離乳食は液体物制限の例外として扱われますので、100mlを超えても持ち込みが可能です。渡航の際には乳幼児を連れて保安検査場で離乳食を提示・説明する必要がありますので、あらかじめ準備しておきましょう。
関連ページ:国際線機内に持ち込み可能な液体物は?
機内へのお菓子の持ち込み方法:容器や包装の注意点

許容されるお菓子類を実際に飛行機内へ持ち込む際は、容器やバッグの収納方法や衛生的な包装についても注意しましょう。
まず通常の市販の密封されたお菓子はそのままリュックやキャリーケースに入れておいて全く問題有りません。もし手作りのお菓子や食べかけなど開封済みのお菓子を持ち込む場合は、匂いや汚れに注意して密封できる容器やチャック付きの袋を活用すると良いでしょう。
なお、ジュースや食品類を水筒やペットボトルなどの容器に入れていても、そういった持ち運び容器自体には問題は有りません。国際線の時だけ、既に紹介した液体の許容量のルールに気をつけましょう。
また、飛行機内の気圧が地上よりも低くなる関係で、ポテトチップスなどのプラスチック袋が空気で膨張しますが、更に膨らみ破裂するようなことは通常有りません。もし心配な場合は持込む量や別途入れ物を用意するなどの準備をすると良いでしょう。
海外への持ち込み・日本への持ち帰りの注意点
国際線の飛行機へお菓子や食べ物を持ち込み、機内で飲食して片付けてしまえば心配はいりませんが、もし海外渡航先へ入国して持ち込む場合には、現地の検疫と申告のルールを必ず確認して対応しましょう。
未申告で禁止物を持ち込んでしまうと没収や罰金の対象にもなるため、非常に注意が必要です。
海外への入国時の規制
渡航先の国によって規制物のルールは異なりますが、多くの場合、肉類・魚介類・乳製品・卵製品などの持ち込みが厳しく、例えばビーフジャーキー、ミートパイ、ゆで卵などのお菓子・食品類が制限されやすいです。
日本帰国時の規制
また、日本に帰国する際にお土産としてお菓子類を持参して入国することにも同様に注意が必要です。
チョコレート、クッキーなどの一般的なお菓子は未開封であれば問題有りませんが、やはり肉類・乳製品・果物などは基本的に禁止されています。
なお、固形のケーキなどの手作りのお菓子であっても、材料として生クリームや卵といった乳製品・卵製品が含まれる場合は動物検疫の対象となり、持ち込みは禁止される点にも注意が必要です。
参考ページ:農林水産省動物検疫所 肉製品などのお土産について
