初めての飛行機でも、このガイドを見れば心配無用です!
ステップ1:まずは航空券を予約する
まず飛行機への搭乗に必要なのは航空券です。当日に購入することも可能ですが、できる限り事前に予約して余裕のある旅を計画しましょう。
国内の航空会社でも航空券を予約できる期間は様々です。国内線・国際線共に代表的な日本の航空会社であるJALやANAは搭乗日の約1年前から予約が可能になります。
ピーチやジェットスターなどのLCC(格安航空会社)では各予約・販売時期を定めていませんが、年に2回運行スケジュール発表日に半年分の航空券を販売開始する場合が多いです。予約期限はチケットの種類によって異なります。割引タイプのチケットは、出発の2〜3日前までに予約が必要な場合が多いので注意しましょう。一方、通常チケットや直前割引であれば、出発の20〜30分前まで予約・購入できる航空会社もあり、急な予定変更にも対応しやすくなっています。
参考記事:飛行機の予約はいつからいつまでできるの?主要航空会社・LCCの予約期間と少しでも安く購入する方法
では、航空券の購入はどのように行うのが良いのでしょうか?
航空券をオンライン購入できるウェブサイトには
航空会社公式サイト
旅行代理店サイト
比較検索サイト(メタサーチ)
の3種類があり、結論から言えば、3. 比較検索サイトで予約することがおすすめです。
航空券は購入するタイミングによって料金が変動することも多く、また早割や学生割引など、割引サービスやキャンペーンなどが適用される場合もあります。それぞれの航空会社の公式サイトを見比べ、横断的に調べることも可能ですが、時間がかかります。そのような割引航空券を含む情報を網羅的に横断検索できるものが、比較サイト(メタサーチ)です。お好みの条件や価格の航空券を見つけることができる可能性が高いためです。
スカイスキャナーはそのような航空券比較検索サイトの一つで、国内、海外の航空会社や旅行代理店サイトを一括比較することができるサービスです。こちらに目的地を入力することで今すぐ航空券を検索することができます。
今すぐスカイスキャナーで検索ステップ2:航空券を購入する(スカイスキャナーの手順を解説)
それでは、実際にスカイスキャナーで航空券を探して購入する流れを解説します。
パソコンやスマートフォンからウェブサイト、もしくはアプリで操作が可能です。
1. 行き先と日程を決める
まず、飛行機に乗る「出発地」と、行き先の「目的地」を指定してルートを決めます。
例えば「東京」と入力すると、候補となる成田空港、羽田空港が表示されます。希望する空港があればそれを選択し、候補全てを含めて航空券を探したい場合は「すべての空港」を選択します。
また、出発及び復路(帰りの飛行機)の日程を選択し、飛行機に乗る日にちを決めます。また、月全体を選択することで、安い日程の組み合わせを探すこともできます。
もし行きの飛行機だけを予約したい場合は、「往復」を「片道」に切り替え、2箇所以上の場所に行く場合は「複数都市」を選択することで、複数のルート・航空券を探せます。
2. 航空券を比較する
出発地、目的地、日程、旅行者数を入力して「検索」ボタンを押すと、利用できる航空会社、価格、飛行時間、利用する空港の組み合わせが一覧表示され、購入する航空券を比較できます。
複数の航空券の候補がある場合、価格が最も安い「最安プラン」、飛行時間が最も短い「最短プラン」、価格と所要時間を考慮した「最適プラン」に合致する順番に並び替えて表示できます。
また、乗り換えがない直行便、乗り換えの回数、特定の航空会社、希望する飛行機の時間、出発時間、手荷物預かりサービス等にフィルタを掛けて絞り込むことも可能です。
3. 航空券を購入する
価格や飛行時間を比較して希望する航空券を決めたら、「選ぶ」のボタンをクリックします。航空券を購入できる航空会社や旅行代理店サイトの一覧と価格が表示されるので、希望する予約サイトへ移動します。
予約サイトでは、飛行機に乗る搭乗者の氏名、生年月日、連絡先などの個人情報を入力し、機内持ち込み手荷物・預け荷物の条件などを確認、希望があれば座席を指定できます。
なお、国際線の場合はパスポート番号の事前入力が必要な場合があります。
4. 支払いと予約確認
支払い方法は予約サイトによって可能な手段が異なりますが、Visa、MasterCard、JCBなどのクレジットカード支払いが主流です。予約サイトによってはApple Pay、Google Pay、インターネット振込、コンビニでの支払い、銀行振込も利用可能なことがあります。予約サイトごとの支払いオプションを確認して購入を進めましょう。
支払いが完了すると、予約サイトから確認メールが送られてくるため、必ず確認して内容を保存しておきましょう。フライト日程や、確認番号・予約番号、搭乗者情報などが記載されています。
ANA、JAL、エア・ドゥ、ソラシドエア、スターフライヤーなど一部の航空会社では、「確認番号・予約番号」があれば当日航空券引き換えが可能となり、印刷の必要はありません。
また、LCCを含むその他多くの航空会社でも、予約確認メールやサイト・アプリの予約画面を見せることで航空券の引き換えが可能です。
<参考記事一覧>
航空券予約サイトの賢い選び方はこれ!格安で入手するためのおすすめ比較方法も紹介

ステップ3:当日は余裕をもって空港へ(国内線1時間前、国際線2〜4時間前まで)
飛行機に乗る場合は、電車などと違って搭乗まで手続きがあるため、時間に余裕をもって行動することが重要です。目安としては、国内線の場合、出発の1時間前まで、国際線の場合、保安検査のほかに出国手続きも必要であるため出発の2〜4時間前までに空港に到着することが推奨されています。また、LCCなど一部の航空会社では早朝・深夜便が運航されることもあるため、空港へのアクセス時間にも十分注意しましょう。
<参考記事一覧>
LCCはなぜ安い?メリットとデメリットを解説
ステップ4:当日までに、荷物のサイズ・重量制限を確認
飛行機には、機内に持ち込める荷物と預け入れる荷物それぞれに、サイズや重量の制限があります。これらの条件は航空会社や利用する運賃タイプによって異なるため、出発前に必ず確認しておきましょう。特にLCCでは、少しの重量オーバーでも追加料金が発生することが多く、当日空港で支払うと割高になる場合があります。事前に荷物を計量し、必要であればオンラインで受託手荷物を追加しておくと安心です。また、液体物やモバイルバッテリーなど、持ち込みや預け入れに制限のあるものもあるため、事前にルールを確認しておくことで、空港でのトラブルを防ぐことができます。
LCC | 受託手荷物(預け手荷物) | 機内持込手荷物 |
ジェットスター | [重量]最大重量40kgまで預け入れ可(1個あたり32kgまで) ·「Starter」と「Starter FlexiBiz」:全て有料 ·「Starter Plus」と「Starter Flex Plus」:20kgまで無料 ·「Business」と「Business Max」:30kgまで無料 ※ 受託手荷物料金は、重量(15kg~40kgまで51kg単位)と、受託手荷物申込みの場所(インターネット/空港カウンター/搭乗ゲート)によって異なる。 [個数]制限なし [サイズ]1辺が100cm未満 | [重量] ·「Starter」、「Starter Flex」、「Starter Plus」、「Starter Flex Plus」合計7kgまで ·「Business」と「Business Max」合計14kgまで(1個あたり10kgまで) [個数]手荷物と身の回り品、各1個 [サイズ]56cm × 36cm × 23cm以内 |
ピーチ | [重量]1個20kgまで受付可 ※ 1個あたり32kgかつ、総重量100kgまで預け入れ可(要超過料金) [個数]1人5個まで ·ミニマム」:全て有料 ·スタンダード」:1個無料 ·スタンダードプラス」:1個無料 ※ 受託手荷物料金は、申込みの場所(インターネット/コンタクトセンター/空港カウンター)によって異なる。 [サイズ]3辺の合計が203cmまで | [重量]合計7kgまで [個数]身の回りの品を含め1人2個まで [サイズ]3辺の合計が115cmまで |
SPRING JAPAN | [重量]1個あたり30kg以内 ·「ラッキースプリング」:全て有料 ·「スプリング」:20kgまで無料 ·「スプリングプラス」:30kgまで無料 ※ 受託手荷物料金は、重量(5kg~30kgまで5kg単位)と、受託手荷物申込みの場所(インターネット·コールセンター/空港カウンター/搭乗ゲート)によって異なる。 [個数]制限なし [サイズ]3辺の合計が203cm以内 | [重量]7kgまで [個数]身の回り品のほか、手荷物1個 [サイズ]各辺が56cm × 36cm × 23cm以内かつ、3辺の合計が115cmまで |
参考記事:LCCもフルサービスキャリアも!国内線の荷物規定
また、手荷物の種類によっては機内持ち込みが不可能、もしくは、預け入れすらできないものがあります。花火などの爆発物、引火性ガスを使用したスプレー品、カセットボンベなどは機内持ち込み・預け入れが不可能です。
ハサミ、ナイフなどの刃物類、一定量以上の液体などは機内持ち込みもできません。
事前に手荷物の持ち込み・預け入れの制限を確認して準備しましょう。

ステップ5:チェックイン
予約・購入サイトで購入したものは、eチケット(航空券)の控えとなるため、そのままでは飛行機に搭乗することはできません。必ず、チェックインを行って航空券を受け取ってください。
なお、国際線の場合はチェックインの際にパスポートを提示する必要があります。
空港に到着したら、航空会社、行き先、便名がアナウンスされているディスプレイをご覧ください。そこにチェックインカウンターの番号がありますので、所定のカウンターまで移動してください。
チェックインには複数の方法があります。主には、空港の各航空会社のカウンターでおこなうものと、ウェブサイト上で完結するオンラインチェックインの2つです。
オンラインチェックインは、国内、海外問わず便出発の24時間前から、搭乗手続きと搭乗券が発行できるサービスとなり、各航空会社の公式サイト上でチェックイン手続きをおこなうことが可能になります。
例:ANA 国内線オンラインチェックイン
空港でチェックインをおこなう場合、カウンター付近に自動チェックイン機がある場合もあります。控えの2次元バーコード(QR)を読み込ませることで、対面なしでチェックインができます。

ステップ6:保安検査・出国審査
飛行機へ搭乗する際、搭乗用のゲートがあるロビーに行くため、保安検査をおこないます。これは国内線、国際線ともに同様です。
保安検査は、手荷物、機内持ち込み荷物と、金属探知など自分自身も検査ゲートを通る必要があります。このとき、金属を身に着けているとやり直しになることがありますので、あらかじめベルトや鍵などは外し、またくるぶしが隠れるブーツなどは脱いでおきましょう。
また、手荷物内にノートパソコンなどがある場合、カバンやスーツケースから取り出して個別に検査をする必要があります。電源を入れたりする必要はないので、所定の検査用のカゴにノートパソコンを入れましょう。
このとき、機内に持ち込めないものがあった場合、その場で没収されます。主には、規定サイズ以上のリチウムバッテリー、マッチやライター、ヘアアイロンなど発熱するものが危険物として指定されています。詳しくは、国土交通省航空局「航空機への危険物の持ち込みについて」をご覧ください。
・国際線の場合のみ、出国審査へ
国際線に搭乗する際には、保安検査を受けたあとに出国審査を受ける必要があります。原則的にはカウンターで対面にて問答とパスポートの確認をおこないますが、成田空港など一部の空港では、自動ゲートがあります。IC対応のパスポートの場合、パスポートと指紋、顔認証などの照合によって本人確認を行い、出国・入国の手続きが可能となります。
2021年10月現在、国内では成田空港(第1、第2ターミナル)、羽田空港、中部空港、関西空港(第1、第2ターミナルビル)に自動ゲートが設置されています。
パスポートの有効期限にご注意を
パスポートには、有効期限と残存有効期間があります。渡航先の国で必要とされるパスポートの残存有効期間は国により異なります。これが不足していると搭乗できない可能性があります。各国の外国人パスポートに求める残存有効期間は、滞在期間や入国目的などによりさまざまですが、おおよそ3~6カ月以上とれている場合が多いです。
参考記事:出国できないことも!気をつけたいパスポートの残存有効期間
また、米国への渡航で必要となるESTA、韓国への渡航で必要なビザなど、国によってパスポート以外のものが求められることがあります。行き先の国の大使館公式サイトなどを、事前にご確認ください。
参考:海外旅行者必見!空港に着いてから搭乗するまでのプロセス

ステップ7:いよいよ機内へ搭乗
保安検査、出国審査まで通過したら、あとは搭乗予定の飛行機のゲート付近でアナウンスがあるまで待つだけです。ここまでくれば一安心です。残った時間で、ラウンジを利用したり、ロビーにある売店でショッピングをしたり、レストランで食事をとるなど、おもいおもいに過ごしてください。搭乗時間の10分前にはゲート付近にいるようにしましょう。
搭乗の際には、各ゲートで対応している航空会社からアナウンスがありますが、基本的にはチケットに記載されている搭乗グループ順となります。たとえば、「BOARDING GROUP 3」とある場合、ディスプレイやアナウンスで3がコールされたら搭乗可能となります。

はじめて飛行機に乗る際に気をつけるべき6つの注意点
各ステップで、特に気を付けたい内容や詳細記事へのリンクをご案内していますが、はじめて飛行機に乗られる方には、他にも注意したいポイントがあります。
1. 海外旅行に必要なビザ申請(アメリカはESTA申請)
米国のESTA(電子渡航認証システム)や、2026年より導入が開始される予定の一部のEU諸国への入国へ必要なETIAS(欧州渡航情報認証制度)など、パスポートだけでは入国できない場合があります。渡航先の情報をよく確認して、当日に慌てないようご注意ください。
ETIAS:https://www.etias.co.jp/
参考記事:【2026年導入予定】ヨーロッパに行く際必要な「ETIAS(エティアス)」はいつから?申請について知っておきたいこと
2. 国際運転免許証について
海外で車を運転する場合、加盟国であれば、国際運転免許証も必要になります。
国際免許証の有効期間は発行日から1年間で、更新制度は無いため、必要な際に都度申請を行いましょう。
発行までの所要期間は運転免許センター、警察署ともに原則即日交付ですが状況により即日交付できない場合があるため、必要書類を確認して余裕を持って申請する必要があります。
参考記事:海外でも運転したい!国際免許証の取得方法、費用、有効期限
3. 荷物預け入れの待ち時間が必要のため、時間に余裕をもって空港へ
国際線利用をされる方の多くは長期間滞在になるため、機内持ち込みではなく預け入れを選択するケースが一般的です。そのため、カウンターでの対応が必要となり、荷物預け入れを希望する搭乗者の列ができていることがあります。なるべく時間に余裕をもって空港に着くよう調整しましょう。
4. 保安検査の待ち時間に時間がかかる
国内線、国際線関わらず、飛行機に搭乗する際には保安検査を必ず受ける必要があります。保安検査場は限られているため、便数が多い時間帯には検査を受ける人が列をつくっていて、想定以上に時間がかかるケースがあります。国際線搭乗の際、2〜4時間前には空港に到着するようにいわれるのは、保安検査の時間の考慮も含まれているからです。なるべく余裕をもって行動するようにしましょう。
5. 国内線は国際線と異なりペットボトル飲料の機内持ち込みがOK!
国内線と国際線ではルールが異なり、国内線の飛行機の場合、ペットボトルに入ったノンアルコール飲料は制限なく持ち込みが可能です。一部のLCCでは、機内飲酒を禁止しているので、アルコール飲料を持ち込む場合、各航空会社で確認してください。
国際線の場合、液体類はひとつの容器につき100ml以下で、それらを1L以下のジッパー付き透明ビニール袋に入れたものを1人1袋までしか持ち込めません。ただし保安検査通過後に空港内で購入すれば持ち込み可能です。
6. 赤ちゃんや子ども連れで飛行機に乗る際のポイント
ANAやピーチなどのLCCを含め多くの航空会社では、生後8日から2、3歳未満の子供は同行者の膝の上に座り無料で搭乗できます。ただし、満2、3歳以上になると有料の座席が必要です。(航空会社や国内線・国際線によって年齢など条件が異なります。)
また、航空会社によっては、空港内でのベビーカー貸し出しや機内のおむつ交換台、ベビーベッド、絵本、おもちゃの貸し出しなど、子供向けのサービスも提供されています。
安心して旅を楽しむために、事前に利用する航空会社のウェブサイトでサービス内容を確認しておきましょう。
