ベルリンFriedrichshainのガイド

旧東ベルリン地区であるフリードリヒスハインは、政治的な壁画、ソビエト時代の建築、工業用地を再利用した最先端のクラブで知られています。かつてはパンクロックがこの地域を象徴する音楽でしたが、今ではテクノがその地位を占めるようになっています。スカイスキャナーのフリードリヒスハインガイドで、ベルリンならではのギャラリー、公園、パーティーを最大限に楽しむ方法を発見しましょう。

Friedrichshainのハイライト

政治的ストリートアート

イーストサイドギャラリーは、世界最長の野外アートギャラリーです。約1.3 kmの長さで、ベルリンの壁の中でも最も長く残っている部分です。最も人気なのは、社会主義者の指導者レオニード・ブレジネフとエーリッヒ・ホーネッカーが接吻する様子を描いたドミトリー・ヴルーベルの「友愛のキス」です。ここは混雑するため、早朝か夜に写真を撮影するようにしましょう。

歴史ある橋

オーバーバウム橋をベルリンで最も美しい橋のひとつにしているのは、紋章、ゴシック様式のアーチ、そして絵本のような尖塔です。ここはかつては東ドイツと西ドイツの検問所として使われていましたが、現在はベルリン統一の象徴となっています。ネオン輝く「じゃんけん」アートを見たなら、向こう岸のサブカルの拠点、クロイツベルクへ向かいましょう。

ダンスクラブ

かつての東ドイツではパンクロックが反抗の象徴でしたが、現代のフリードリヒスハインの反骨精神を象徴するのはテクノです。古い発電所を再利用した有名テクノクラブBerghainは、そこに入場するだけでもまるで冒険のような体験が味わえます。その他、周辺にはTresor Berlinや://about blankなど、この界隈でも一流のクラブが軒を連ねています。

Friedrichshainのおすすめアクティビティ

家族向けのおすすめアクティビティ

ベルリン最古の公立公園フォルクスパーク・フリードリヒスハインなど、ここは家族連れにぴったりのアクティビティが満載です。人工の丘の下には第二次大戦時の地下壕があり、グリム童話に命を吹き込んだようなメルヘンの泉もあります。夏には「眠れる森の美女」、「白雪姫」、「ヘンゼルとグレーテル」など、おなじみのキャラクターと一緒に水しぶきを浴びましょう。

美術館・博物館とカルチャー

フリードリヒスハインとクロイツベルクの2つの地域は、まるでコインの裏表のように対になっているような印象を受けますが、かつてはベルリンの壁によって完全に分断されていました。FHXBフリードリヒスハイン=クロイツベルク博物館は、かつての取り残されていた時代から、再開発され高級化した現代までの、地域の知られざる歴史を今に伝えています。

レストラン

ベルリンには、トルコ国外で最大のトルコ系コミュニティがあります。フリードリヒスハインで思い切りパーティーを楽しんだ後は、深夜のドネルケバブでエネルギーを補給しましょう。もしくは、名屋台のVonerで名物カリーヴルスト(カレーケチャップをかけたソーセージ)を頬張ってみるのもいいかもしれません。高級レストランから、ドイツで最初のヴィーガンのビアガーデンまで、食べたいものすべてが見つかります。

ナイトライフ

ベルリンが何よりも得意なのは、放置された空間に新しい命を吹き込むことです。かつて鉄道修理工場であったRAW-Gelände複合施設には、ベルリンっ子に愛されるクラブが揃っています。電話ボックス内の世界最小のダンスフロア「テレディスコ」で、思い切り踊り明かしてみませんか?世界の音楽や各国料理、都会のビーチを楽しめるYAAM(ヤングアフリカン・アートマーケット)もお見逃しなく。

ショッピング

日曜日は、ベルリンっ子がヴィンテージ家具、本、レコードを求めて集まるボックスハーゲナー・プラッツ(通称「Boxi」)のフリーマーケットで掘り出し物を見つけましょう。緑豊かな広場には居心地の良いカフェが並び、屋外でブランチを楽しむことができるほか、ブティックや中古雑貨店も見つかります。

イベント

クリスマスマーケットは、中世の時代からドイツでは欠かせない季節のイベントです。フリードリヒスハインの各市場はそれぞれ独自の雰囲気があり、中世からの伝統に忠実なRAW-Geländeでは、温かい蜂蜜酒や斧投げ、手動の観覧車などを体験できます。YAAMではカリブ海のクリスマスをテーマに揚げバナナやレゲエを楽しんだり、シュプレー川でのスケートリンクを優雅に滑りましょう。