パリ8区のガイド

パリの優雅さを体現する8区は、高級ショッピング街、高級ダイニング、象徴的なランドマークで世界中の訪問者を魅了しています。凱旋門とシャンゼリゼ通りが主な魅力であることは間違いありません。しかし、当社のパリ8区ガイドは、さらに多くの歴史と文化の発見をご紹介します。世界クラスの美術館から憩いの公園まで、この華やかな右岸地区はスタイリッシュさと充実感が同等に備わっています。

8区のハイライト

歴史的ランドマーク

シャンゼリゼ通りや凱旋門のほかにも、8区には歴史的なモニュメントや重要な文化遺産がたくさんあります。アレクサンドル3世橋は、街で最も華やかに装飾された橋の1つで、そこからはエッフェル塔を眺めることができます。1793年にルイ16世とマリー・アントワネットがギロチンと対峙したコンコルド広場では、陰惨ではありますがインパクトには欠けない歴史の舞台に立つことができます。

エレガントな建造物

オスマンが設計した大通りと堂々とした建物が集う8区は、徒歩で探索するのに最適なエリアです。ロマネスク様式とビザンチン様式が融合したサントーギュスタン教会を見学しましょう。また、フランス共和国大統領の官邸である巨大な18世紀のエリゼ宮殿を鑑賞することもできます。「ラ・マドレーヌ」教会もまた、ギリシャ神殿様式で建てられた見事な建造物です。

手入れの行き届いた公園

8区には世界で最も賑やかなロータリーがありますが、ここにも穏やかな緑がたくさん茂っています。モンソー公園は、彫像と英国式のデザインが人気です。また、シャンゼリゼ公園では、ショッピングの合間に最適なオアシスを提供しています。歴史ファンなら、ルイ16世とマリー・アントワネットが埋葬されたルイ16世広場に向かいましょう。

8区のおすすめアクティビティ

家族向けのおすすめアクティビティ

モンソー公園の緑の芝生、彫像、子供の遊び場は、家族でのピクニックに最適です。また、グラン・パレ複合施設内にあるインタラクティブなPalais de la Découverte科学博物館は若者たちに大人気。歩き疲れて休憩が必要なら、パリを象徴するバトー・ムーシュのリバーボートで街の名所を探索しましょう。ルートはアルマ橋が出発点です。

美術館・博物館と文化活動

パリ8区には、パリ最高の博物館がいくつか居を構えています。チェルヌスキ美術館にはアジア芸術の膨大なコレクションが展示されています。かつては個人の邸宅であったジャックマール・アンドレ美術館には、レンブラントやボッティチェリなどの芸術家の傑作が収蔵されています。プティ・パレもお見逃しなく。1900年の万国博覧会のために建てられタコの宮殿は、現在パリ市立美術館として使用されています。

レストラン

このエリアの優雅さを反映するミシュランの星付きレストラン、高級ビストロ、豪華なカフェなどは期待の価値あり。1895年にオープンしたブラッスリー・モラードは、贅沢な雰囲気の8区でも最高のレストランの1つです。あまり予算を割けない場合は、火曜日と金曜日のマルシェ・アゲソー市場がおすすめ。新鮮な食材、シャルキュトリーや数々のフレンチチーズが楽しめます。

ナイトライフ

賑やかなダンスフロアや親しみやすいカクテルバーをお探しなら、8区のナイトライフがぴったり。シャンゼリゼ通りは、プライベートVIPクラブが有名です。パリ定番の体験をお望みなら、1951年に設立された8区の老舗「Crazy Horse Paris」でアバンギャルドなキャバレーショーをお楽しみください。

ショッピング

ファッショニスタは、モンテーニュ通り、ジョルジュ5世通り、シャンゼリゼ通りの間にある、高名な8区のゴールデントライアングルのラグジュアリーショッピング街に集まります。シャネルやディオールなどのファッションハウスが旗艦店を構え、ラグジュアリーショッピングで癒されたい方の究極の目的地です。一か所で買い物を済ませたいなら、ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼ百貨店に向かいましょう。

イベント

8区の文化的ランドマークは、毎年恒例の祝祭亊に最適な場所です。バスティーユの日(7月14日)には、シャンゼリゼ通りを下る軍事パレードが開催されます。毎年7月のツール・ド・フランスでも、凱旋門周辺に多くの人が集まります。11月中旬から1月上旬にかけて、シャンゼリゼ通りでは何千ものクリスマスイルミネーションが輝きます。