※新型コロナウイルス感染症の影響により、自治体によっては住民の移動や観光客の受け入れに関して制限を設けたり、自粛を要請したりしている場合があります。方針は随時変更されます。旅行の際は、出発地・目的地の各自治体の公式サイトで最新のガイドラインをご確認ください。
※記事内の航空券価格は、スカイスキャナーを使って、東京(羽田・成田)を2021年8月7日に出発、2021年8月9日に現地出発する往復航空券(エコノミークラス 大人1名、往復便、乗継便含む)の検索結果をもとにまとめています。記事公開日時点の検索結果に基づいており、価格は随時変動しています。
1. 山々の自然と露天風呂に癒される|山形
山形市の東側、東北地方を縦断する奥羽山脈には数々の名峰がそびえ、冬はスキー、夏は山の緑に触れながら散策が楽しめます。なかでも宮城県との県境にある蔵王の火口湖「お釜」は、エメラルドグリーンの湖水がフォトジェニックな、人気の観光名所。蔵王刈田リフトを使って気軽にアクセスできる絶景スポットです。
蔵王温泉から「蔵王中央ロープウェイ」でアクセスできる鳥兜山も、夏旅におすすめ。山頂駅には近くの山々を見晴らす展望台があるほか、林の中を周回しながら散策できるコースもあり、アップダウンも少ないので初心者にも人気。山頂での散策は涼しくて気持ちよさそうですね。
蔵王温泉には、手ぶらで立ち寄れる日帰り温泉「蔵王温泉大露天風呂」があり、今年の夏は夜間のみ特別オープンしています。蔵王で健康的に過ごした後は、自然に囲まれた環境でゆっくりと温泉に浸かるのもいいですね。
山形の夏のご当地グルメで注目を集めているのが、冷たい肉そば。市街地は暑さが厳しいときもあるという山形県で、人気の夏メニューなんです。蔵王温泉を含む県内には、冷たい肉そばメニューを提供するお店がたくさんあるので、夏の山形を訪れたら、ぜひ食しておきたいですね!
2. 北陸随一の渓谷美と日本三名湯|小松
小松空港から車で35分、山中温泉の鶴仙渓は北陸随一の渓谷美。1.3キロの渓谷に整備された遊歩道を歩きながら、橋めぐりを楽しむことができます。4月から11月までは、名物の川床体験もおすすめ。清らかな川のせせらぎを感じながら、お弁当や和菓子をいただくのは風情がありますね。
山中温泉は長い歴史の中で豊かな伝統文化が育まれた土地でもあります。九谷焼のろくろ体験や、山中漆器のお椀製作といった体験も可能。世界にひとつだけのオリジナル作品作りに挑戦してみるのも、忘れられない旅の思い出になりそうです。ものづくりは苦手という人も、器のギャラリーやショップがありますので、お土産探しにのぞいてみてもいいですね。
山中温泉は俳人松尾芭蕉が「身体の芯までしみわたり、身も心もうるおす」賞賛した日本三名湯のひとつ。開湯以来1300年変わらぬ場所で親しまれ続ける総湯「菊の湯」は男女別棟で、全国的にも珍しいそうです。芭蕉ゆかりの飲泉場には足湯があり、気軽に温泉に浸かることもできますよ。
3. クルージングで巡る2つの世界遺産|広島
平和のシンボルとして残る「原爆ドーム」や、平安時代の雅な雰囲気が漂う「厳島神社」、2つの世界遺産を有する広島。この2つの世界遺産を結ぶクルージングはご存じですか?
45分の船旅では、水上から原爆ドームや市街地の景色を眺めながら川を下り、いくつもの橋をくぐって瀬戸内海へ抜け、海から宮島へアクセスできます。交通手段としてだけでなく、違う角度から世界遺産を堪能できるので、一度訪れたことがある人でも楽しめそう!
宮島では、崇高な厳島神社の参拝のほかにチェックしておきたいのが、厳島神社のご神体でもある弥山(みせん)に登るハイキング。麓から登るトレッキングコースもありますが、宮島ロープウェイを使えば、山頂駅から往復1時間ほどのコースを散策できます。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星を獲得したことがある「弥山展望台からの眺望」を堪能しましょう!
広島の本州側からの絶景スポットで人気なのは、「筆影山(ふでかげやま)の展望台」。瀬戸内海の美しい多島美を遠望できます。尾道の因島大橋や生口島といった、しまなみの素晴らしい景色を眺めながら、瀬戸内海の穏やかでのんびりした雰囲気に浸れそうですね。