※記事内の航空券価格は、スカイスキャナーで、出発日、現地出発日ともに「月全体」から「12月」を選んで検索した際の最安価格です(羽田/成田空港発、エコノミークラス大人 1 名、 往復便、乗継便含む)。記事公開日時点の検索結果に基づいており、価格は随時変動しています。
1. 世界遺産の歴史に触れる旅|バンコク(タイ)
タイは、リゾートビーチや豪華な王宮、華やかな色彩の寺院などで知られる東南アジアの国。グリーンカレーやパッタイ、トムヤムクンなどのタイ料理も人気がありますよね。バンコクはそんなタイの首都であり、東南アジア屈指のグローバルな都市です。王宮や寺院、政治の中枢機関、企業、ショッピングモールなどが集中していて、常に多くの人でにぎわっています。

そんなバンコクでおすすめのスポットのひとつが、「ワット・アルン・ラーチャワララーム(暁の寺)」。晴れた日は大仏塔に施された装飾がキラキラと輝き、荘厳な雰囲気。チャオプラヤー側沿いにあり、対岸には涅槃仏で有名な寺院「ワット・ポー」があるので、セットで訪れてみてはいかがでしょうか。

バンコクから少し足を延ばし、世界遺産の「アユタヤ歴史公園」を訪れるのも観光の人気コースです。1350年の建都から417年間もの間アユタヤ王朝の都があった場所で、現在も当時をしのばせる遺跡が残されています。苔むした仏塔、涅槃像、歴代の王の離宮などの遺跡群は見応えたっぷり。バンコクのフアランポーン駅から、列車でも行くことができますよ。

2. さまざまな文化が交流する観光都市|シンガポール
半島マレーシアの南側に浮かぶシンガポール島と、60以上の小規模な島々から成る国家、シンガポール。金融や物流、観光、貿易・輸送などの世界的な中心地のひとつです。観光資源の多さや世界一安全な国ともいわれていることから、旅行にはぴったりの場所といえるでしょう。

「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」は、マリーナ・ベイ・ウォーターフロントに位置する植物園。101ヘクタールの広大な敷地には大小の植物園や庭園があり、さまざまな地域の植物を観察できます。吊り橋がかかる建造物「スーパーツリー」の木立は迫力満点。高さ50メートルのスーパーツリー・オブザーバトリー展望台からは、マリーナ・ベイ地区を一望できます。

発展を続けるシンガポールの街並みを眺めるなら、アジア最大級の観覧車「シンガポール・フライヤー」に乗ってみましょう。マリーナ・ベイ地域にあり、最高到達地点は165メートルと42階に匹敵する高さです。ラッフルズ・プレイスの高層ビルやマーライオン公園だけでなく、天候や大気の状態によってはマレーシアやインドネシアまで見渡せます。

3. 国際色豊かな文化を満喫|コロンボ(スリランカ)
南アジアにあり、インド亜大陸の南東に位置する島国、スリランカ。コロンボはその経済的な中心都市であり、最大の都市です。現代的なビルと植民地時代の建築物、旧跡が混在するエネルギッシュな街は、多くの旅人を魅了しています。

「ガンガラーマ寺院」は、コロンボで最も大きな寺院。ベイラ湖の湖畔にあり、地元の人々にとって重要な信仰の場となっています。ずらりと並ぶ仏像はスリランカ、タイ、ミャンマー、中国などの様式が混在していてにぎやか。仏具や絵画なども数多く展示されています。近くには湖に浮かぶ「シーマ・マラカヤ寺院」もあるので、併せて訪れるのがおすすめです。

コロンボの街の活気を感じたいなら、ペター地区へ行ってみましょう。コロンボ・フォート駅の北側に広がる商業区域で、バザールやマーケットが広がっています。複数の宗教や民族が入り混じっていることが特徴で、ランドマークは「ジャミ・ウル・アルファー・モスク」。幾何学的な模様の建築が、街中で異彩を放っています。

4. 貴重な仏教美術を鑑賞|ウランバートル(モンゴル)
東アジア北部に位置するモンゴル。中国とロシアに隣接している内陸国で、標高約1,300メートルの盆地にあるウランバートルはその首都で、約150万人が暮らしています。12月のウランバートルは最高気温が氷点下13度ほどと非常に低いので、しっかりとした防寒および雪対策が必要です。

ウランバートル南部にある「ボグドハーン宮殿博物館」は、もとはボグド・ハーン(皇帝)の冬の宮殿だったところで、玉座やベッド、各国からの贈答品、仏教美術の工芸品や経典などの貴重な品々が展示されています。

「ガンダン・テクチェンリン寺」は、1838年に創建されたモンゴルの中心的な仏教寺院。本堂内には大きな金の仏像があり、その高さは約25メートルにおよびます。もとは1911年にボグドハーンの命令で作られましたが、失われてしまったため、今の像は1996年に再建されたものです。
