※記事内の航空券価格は、スカイスキャナーで、出発日を2023年7月15日(土)、現地出発日を7月17日(祝)で検索した際の最安価格です(羽田/成田空港発、エコノミークラス大人 1 名、 往復便、乗継便含む)。記事公開日時点の検索結果に基づいており、価格は随時変動しています。
1. 眉山の頂上から四国一の夜景を一望|徳島
徳島県の東部に位置する、徳島市。県庁所在地であり、県内で最大の都市でもあります。江戸時代に徳島藩の城下町として栄えた徳島市には、今でも歴史を感じる史跡が多く残っています。

徳島で訪れたい観光地といえば「眉山(びざん)」。どの方向から見ても眉の形に見えるということから、その名が付けられたといわれています。万葉集では「眉の如雲居に見ゆる阿波の山かけてこぐ舟泊知らずも」と詠まれていて、古くからよく知られた山だったことがうかがえます。
標高は290メートルとそれほど高くはない山ですが、頂上からの見晴らしは抜群。「あわぎん眉山ロープウエイ」で行ける山頂の展望台からは、晴れた日には、阿讃山脈、瀬戸内海、対岸の和歌山の山々を望む大パノラマが楽しめます。夜景の美しさは四国一ともいわれています。

また、徳島市は鳴門海峡からもそれほど離れていないので、鳴門海峡の渦を見に行くのもおすすめ。「大鳴門橋遊歩道」は、大鳴門橋の橋桁空間に設置された遊歩道で、海上散歩が楽しめます。足元はガラス床になっているので、45メートルの高さから激しい潮流を眺めることができますよ。渦潮のなかでも、干潮時に発生する渦潮が特に見応えがあるのだそう。干潮の時刻を調べて、訪れてみたいですね。

2. 絶景ビーチ、日南フェニックスロードへ|宮崎
通年で温暖な気候が続く宮崎では、7月は夏本番。海岸に面したエリアではビーチもたくさんあるので、海水浴やマリンアクティビティが楽しめます。美しい海を眺めながら、のんびり過ごすのもいいですよね。また宮崎県南東部の日向灘沿いの「日南フェニックスロード」をドライブするのも気持ちいい季節です。

海沿いに続く道に沿ってある数々の名所のなかでも、象徴的な風景が見られるのが「堀切峠」。宮崎県の木に制定されているヤシ科のフェニックスの並木が続く南国ムード漂う場所で、眼下には青い海を見晴らす絶景と波状の奇岩群「鬼の洗濯岩」が広がります。このエリアは、7月から8月にかけて白く細長い花を咲かせるハマユウが見頃を迎えますので、絶景とともに季節ならではの花の風景も楽しんでください。

国道220号をさらに南下し、日南市南郷エリアに到着すると、入り組んだ海岸線と小さな島が点在する景色が広がります。ここは1970年に日本初の海中公園に指定された場所。透明度の高いマリンブルーの美しい海にはサンゴ礁も生息し、カラフルな熱帯魚の姿も!のどかで自然豊かな海の絶景で夏気分が高まりそうです。

3. 夏祭りのシーズンを楽しんで|那覇
国内外から注目される憧れのリゾート地・沖縄は、7月は観光シーズン真っただ中。そんなオンシーズンに4万円以下で行けるのはうれしいですよね。県内各地に美しいビーチが点在しているので、どこに行くか迷ってしまう人も多いはず。沖縄本島なら、残波ビーチや万座、美らSUNビーチなどが有名ですが、せっかくなら船でしかアクセスできない離島に出かけてみてはいかがでしょう。

那覇の西方向約40キロメートルに広がる慶良間諸島にある「座間味島」は、泊港から高速フェリー「クイーンざまみ」に乗って約50分で到着する人気の離島。船からは、“ケラマブルー”と称される美しい青のグラデーションを描く海の絶景が見られます。沖縄本島とはまた違った海の絶景に圧倒されるはず!座間味島には、ビーチや展望台などの絶景ポイントも多くありますので、お見逃しなく。

7月の沖縄では、各地でお祭りも開催。夜には花火が楽しめます。北谷町にある海洋博公園内のエメラルドビーチでは、2023年7月15日(土)に「海洋博公園サマーフェスティバル」が開催されるほか、本島北部の名護市では、2023年7月29日(土)・30日(日)に「名護夏まつり」が行われ、いずれも夜は花火が打ち上げられます。日中の沖縄ならではの風景を楽しんだ後は、花火でワクワクする夜を過ごせそうですね。

4. きらめく宮古ブルーの海上ドライブ|宮古島(下地島)
沖縄の宮古列島のひとつ、下地島にある「みやこ下地島空港」は、羽田、成田、神戸、福岡、那覇から宮古島や伊良部島を訪れる観光客が利用する空港です。下地島は、空港を除くほぼ全域が「伊良部県立自然公園」に指定されています。

下地島からアクセスできる伊良部島と宮古島を繋ぐ「伊良部大橋」は、通行料金を徴収しない橋として、また離島どうしを結ぶ橋として日本で最長の3,540メートルを誇ります。両側に宮古ブルーのきらめく海を臨みながらの海上ドライブは、爽快感たっぷり。夕暮れ時は、赤く染まった海に夕陽が落ちていく姿も見られます。実は、3,540メートルという数字には、「さんごのしま」という語呂合わせが隠されているのだそうですよ。

下地島おすすめの観光スポットは、「通り池」です。ユナイマタ(人魚)伝説など、古くからの神話がある池で、真ん中には天然の石橋があります。上から見ると2つの池のように見えることから、「龍の目」とも呼ばれています。池の底は10メートルの洞窟で外海ともつながっていて、ダイビングポイントとして有名ですが、海から通り池へアプローチするのはプロでさえも難しい、難関ルートなのだそう。水位が変化すると、池の水の色が変化して見えるのも、神秘的です。
