オーロラはどこで観られる?厳選5都市のオーロラガイド

地球上に存在する絶景のうち、オーロラは誰もが一生に一度は観てみたいと思う景色ではないでしょうか。

オーロラはどうしてできる? 

オーロラは放電現象だと言われています。太陽から放出されたプラズマが、空気中の酸素や窒素などの原子と衝突することによって、オーロラができるのだそうです。そして、このプラズマを引き寄せる磁気の強い場所が「オーロラベルト」です。オーロラベルトは北緯65~70度周辺にあたり、オーロラ鑑賞に適するエリアとされています。 

オーロラを観るための3つの条件 

美しいオーロラを実際に観るためには、「雲がなく天気が良い」「空が暗い」「太陽活動が活発」という3つの条件が必要です。太陽活動はともかくとして、比較的天候が良く、空気が澄んで日照時間が短い冬は絶好のチャンスです。混雑するピーク期を外したいなら、11月~3月がおすすめです。

実は、オーストラリアやニュージーランドなどオーロラベルトの範囲外でもオーロラは出現しています。しかし南半球は北半球に比べて出現率が低く、加えて、空がぼんやりと光るような「低緯度オーロラ」がほとんどです。もし、カーテンのように揺らめくオーロラを観たいならば、オーロラベルトにある都市を目指しましょう。 

オーロラの名所イエローナイフ(カナダ)

オーロラ観測の名所として知られるイエローナイフは、ブレイクアップ(オーロラ爆発)と呼ばれる壮大なオーロラが現れることで有名です。晴天率が高く、平地にある孤立した都市なので、光害があまりありません。そのため、オーロラの出現率が高く、イエローナイフでオーロラ観測ツアーを主催するオーロラビレッジの統計によると、3晩連続で観測した場合には、約95%の確率で出現するそうです。 また、昼の明るい時間には、犬ぞりやスノーモービルなど、大自然を満喫できるようなアクテビティを楽しむことができます。オーロラを鑑賞した後は、バンクーバーやナイアガラの滝に立ち寄るのもおすすめです。

温泉でオーロラ観測、フェアバンクス(米国アラスカ)

米国アラスカ州のフェアバンクスでは、1年のうち平均240日以上はオーロラが出現すると言われています。フェアバンクスから北東96kmに位置するチナ温泉リゾート(Chena Hot Springs Resort)は、運が良ければ源泉かけ流しの露天風呂に入りながらオーロラ鑑賞が楽しめる、世界でも珍しい場所です。同施設には、24時間利用可能なオーロラ待機場所が設けられているので、暖をとりながらオーロラの出現を待つことも可能です。 冬季の気温が平均−28℃〜−40℃という極寒の地のため、オーロラ待機所のあるホテルに宿泊するのでなければ、基本的にオーロラ観測ツアーへの参加が必要です。また、オーロラ観測と温泉以外のアクティビティはそれほど豊富ではありません。

世界唯一!首都でオーロラ観測、レイキャビク(アイスランド)

アイスランドは世界で唯一、首都からオーロラを眺めることができる国です。また冬の気温は0~−5℃ほどで、天候によっては20時頃からオーロラが出現するので、比較的鑑賞しやすい環境にあります。レイキャビクの中央に位置するチョルトニン湖では、運が良ければ、街の夜景と揺らめくオーロラを同時に堪能できます。 オーロラ観測ツアーの内容も充実している上、ブルーラグーンと呼ばれる露天温泉などの観光名所を巡ったり、街歩きを楽しんだりすることもできるため、オーロラ観測以外のアクティビティも充実させたいという人には絶好の場所となっています。

サンタクロースの故郷ロヴァニエミ(フィンランド)

フィンランド北部の町、ロヴァニエミはサンタクロースの故郷として知られており、サンタクロース村では1年を通してサンタクロースに会うことができます。この街のもう一つの魅力は、何と言っても夜空にそよぐオーロラが見えることです。年間200日以上は出現すると言われており、街の中心地からさほど離れずともオーロラ鑑賞を楽しめる場所がたくさんあります。中でもアークティック・ガーデンやオーナスバーラの丘は、気軽にオーロラが観られる人気スポットです。

オーロラも観光も楽しめる”北欧のパリ”トロムソ(ノルウェー)

北極圏最大の町、ノルウェーのトロムソは、冬でも−10℃~15℃と極寒地域に比べると比較的温暖です。フィヨルドとオーロラが鑑賞できるツアーや、オーロラを海上で観るツアーなどもあります。水平線上に広がるオーロラが観えるのは、海沿いの街・トロムソならではです。 さらに、オーロラ観測に加えて観光も楽しめるのがトロムソの魅力です。19世紀中ごろに建設された木造家屋が並ぶ街並みは、「北欧のパリ」と称されるほどの美しさで、斬新な建築で世界的に有名なトロムスダーレン教会や北極圏の海洋生物が主役のポラリア水族館、世界最北にあるビール醸造所などの観光名所も数多くあります。

FAQ

オーロラは「雲がなく天気が良い」「空が暗い」「太陽の活動が活発」の3つが揃うと出現しやすくなります。オーロラが出現しやすいオーロラベルトは北緯65〜70度周辺にあたり、場合によっては日欧を結ぶ国際線の飛行機から観ることも可能です。

実は日本でもオーロラは観測されています。低緯度地域で観測されるオーロラは「低緯度オーロラ」と呼ばれ、高緯度で観測されるものよりも空全体をうっすら覆うような物となっています。オーロラベルトで発生するオーロラを遠くから観る形になるため、必ず北側の空に現れ、北海道や東北地方のほうが観測しやすくなっています。

オーロラは暗い夜空に出現します。光量があまりないところで写真を撮ろうとすると露光時間が長くなるため、手ブレしないためにも三脚は必須です。スマートフォンのカメラでも撮影することは可能ですが、より綺麗な写真を撮るためには大きなセンサーを搭載した一眼レフカメラや、F値(絞り値)が小さいレンズを使用することをお勧めします。

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