1. 機内Wi-Fiサービスの利用について
数年前までは、離陸や着陸の前後にスマートフォンを操作していると、客室乗務員から注意を受けましたが、機内Wi-Fiサービスや座席ディスプレイとのブルートゥース接続を提供する機体が増えてきたことから、最近は、手に持ったまま離陸・着陸の瞬間を迎えることも珍しくなくなってきました。(※)
特に、機内Wi-Fiサービスの充実により、「機内モードってもしかして必要ないのでは?」と誤解しがちですが、原則、飛行機の安心・安全のため、フライト中は機内モードにする必要があります。iOS・Android端末いずれの場合も、機内モード中もWi-Fiをオンにすることが可能です。
※機内での携帯電話などの電子機器の使用については、各社ルールが異なりますので、離着陸の際のルールなど、客室乗務員の指示に従ってください。
それでは、各社のWi-Fiサービス対応状況を見てみましょう。
2. 日本航空 (JAL) Wi-Fi対応状況
■国際線
JAL国際線では、有料でWi-Fi利用が可能です。対象便は、公式サイト航空券検索結果のWi-Fiマークで確認できます。
対象クラス:全クラス
対象機器:無線LAN対応機器(スマホ・ノートPC等)
| 利用プラン | 利用時間 | 料金 | JALカード料金※ |
|---|---|---|---|
| 1時間プラン | 1時間 | 10.15 USD | 9.15 USD |
| 3時間プラン | 3時間 | 14.40 USD | 12.95 USD |
| フライトプラン | 24時間 | 18.80 USD | 16.80 USD |
※JALカード、JAL USA CARD、JAL・上海浦東発展銀行クレジットカードでの支払いが対象
■国内線
国内線では、Wi-Fiを無料で利用することが可能ですが、搭乗前に専用アプリのダウンロードが必要です。
3. 全日本空輸 (ANA) Wi-Fi対応状況
■国際線
ANA国際線では、有料でWi-Fi利用が可能です。
対象クラス:全クラス
※ファーストクラスは無料 (搭乗時にWi-Fiスクラッチカードが手渡されます。)
対象機器:無線LAN対応機器 (スマホ・ノートPC等)
| 利用プラン | 料金 | 制限 |
|---|---|---|
| 30分プラン | 4.95 USD | 15MB上限 |
| 1時間プラン | 8.95 USD | 30MB上限 |
| フルフライトプラン | 19.95 USD | 100MB上限 |
※時間制+データ使用料について、それぞれ制限があります。制限時間内に容量オーバーになった場合、接続が終了します。
■国内線
国内線でのWi-Fi利用は無料ですが、搭乗前に専用アプリをダウンロードする必要があります。
4. 海外航空会社Wi-Fi対応状況
■エリア別機内Wi-Fi対応状況
2018年10月現在、日本から就航している海外航空会社のWi-Fi対応状況は以下の通りです。座席のクラスに応じて、値段やデータ容量などに違いがありますので、最適なプランを選択しましょう。簡単なメールチェックなどではデータ容量もさほどかかりませんが、SNSや動画サービスなどはすぐに制限に達してしまうので、要注意です。
アジア
| 航空会社 | 料金 | 制限 |
|---|---|---|
| キャセイパシフィック | 12.95 USD | 6時間以内のフライト |
| 19.95 USD | 6時間以上のフライト | |
| 9.95 USD | 1時間利用 | |
| シンガポール航空 | 100MB無料 | スイート/ファーストクラス利用 |
| 30MB無料 | ビジネスクラス/PPSクラブ会員 | |
| 29 USD | 24時間無制限 | |
| タイ航空 | 10MB=4.99 USD | ※SITAONAIR |
| 20MB=8.99 USD | ||
| 30MB=12.99 USD | ||
| 100MB=37.99 USD | ||
| 20MB=6.99 USD | ※Panasonic | |
| 30MB=9.99 USD | ||
| 50MB=14.99 USD | ||
| 100MB=19.99 USD | ||
| チャイナエアライン | 350TWD | 1時間(データ量無制限) |
| 500TWD | 3時間(データ量無制限) | |
| 650TWD | 24時間無制限 | |
| アシアナ航空 | 11.95 USD | 1時間(データ量無制限) |
| 16.95 USD | 3時間(データ量無制限) | |
| 21.95 USD | フライト中無制限 | |
| ガルーダインドネシア航空 | 1時間=11.95 USD | ※ボーイング777-300 ER |
| 3時間=16.95 USD | ||
| 24時間=21.95 USD | ||
| 30分(15MB)=5 USD | ※エアバスA330-200/300 | |
| 1時間(30MB)=11.95 USD | ||
| 3時間(50MB)=16.95 USD | ||
| フライト中(100MB)=21.95 USD | ||
| フィリピン航空 | 無料 | ※15MB30分の制限あり |
ヨーロッパ
| 航空会社 | 料金 | 制限 |
|---|---|---|
| ルフトハンザ航空 | 150kB/s=3 EUR | ※近距離・中距離 ※通信速度(最大速度)の提供 |
| 600kB/s=7 EUR | ||
| 15MB/s=12 EUR | ||
| 1時間=9 EUR | ※長距離 | |
| 4時間=14 EUR | ||
| フライト中=17 EUR | ||
| アリタリア航空 | 10MB=2 USD | LITE |
| 50MB=6 USD | FLEXI | |
| 90MB=12 USD | FLEXI PLUS | |
| 200MB=20 USD | BUSINESS | |
| ブリティッシュエアウェイズ | 有料 | .air(機内ポータル)にて要確認 |
| KLMオランダ航空 | 有料 | Wi-Fiバウチャーを購入。(容量制限型と時間制限型) |
| イベリア航空 | 1時間(40MB)=8.99 EUR | ※A330-200/A350 |
| 3時間(100MB)=19.99 EUR | ||
| フライト中(200MB)=29.99 EUR | ||
| 4MB=4.95 USD | ※A340-600/A300-300 | |
| 10MB=9.95 USD | ||
| 25MB=19.95 USD | ||
| 45MB=34.95 USD | ||
| フィンエアー | 1時間無料/以降7.95~19.95 EUR | ※BUSINESS |
| 7.95~19.95 EUR | ※BUSINESS以外 |
北・中米路線
| 航空会社 | 料金 | 制限 |
|---|---|---|
| デルタ航空 | 16.00 USD | ※北米国内線デイパス(24時間無制限) |
| 28.00 USD | ※全世界対応(24時間無制限) | |
| 49.95 USD | ※北米国内線月間パス(1ヵ月無制限) | |
| 599.99 USD | ※北米国内線年間パス(1年間無制限) | |
| アメリカン航空 | 10.00 USD | ※専用機内ポータル経由 |
| 49.95 USD | ※1ヵ月利用の場合 | |
| エア・カナダ | 1時間=6.50CAD | |
| 21.00CAD | ※フライト中 | |
| 65.95CAD | ※カナダ・米国・メキシコの空港間、特定の便で一ヵ月利用可能 |
中東路線
| 航空会社 | 料金 | 制限 |
|---|---|---|
| トルコ航空 | 無料 | ビジネスクラスのみ |
| 1時間=9.99 USD | コンフォート/エコノミークラス | |
| 24時間=14.99 USD | ||
| エミレーツ航空 | 20MB無料 | ※全クラス対応 |
| 無料 | ※ファーストクラス/ビジネスクラス | |
| 150MB=4.99 USD | ※エコノミークラス・シルバー会員ティア | |
| 500MB=7.99 USD | ※エコノミークラス・シルバー会員ティア | |
| 150MB=6.99 USD | ※エコノミークラス・ブルー会員ティア | |
| 500MB=10.99 USD | ※エコノミークラス・ブルー会員ティア |
■LCCのWi-Fi対応状況
2018年10月現在、日本から就航しているLCC (Low Cost Carrier) でWi-Fiサービスを提供しているのは、エアアジアのみです。LCCはコストを抑える為、Wi-Fi接続までは展開していないキャリアが多いのが実情です。
エアアジアについては、専用ポータル画面経由でWi-Fiサービスを利用することができ、料金体系は下記となります。※詳細はこちらから
| 利用プラン | 料金 |
|---|---|
| 3MB Chats Plan | 25 BIG Points |
| 10MB Internet Plan | 50 BIG Points |
| 60MB Internet Plan | 200 BIG Points |
※BIG Pointとは、エアアジアにおけるフライトやショッピングなどで貯めることができる”マイル”のようなポイントです。
5. Wi-Fiが使えない環境での楽しみ方
Wi-Fiサービスが利用できないLCCや、そもそも有償サービスを使いたくない、という時に役立つのが、オフラインサービスです。
動画や書籍をダウンロード(購入)できるサービスを活用すれば、旅行前にお気にりのコンテンツを端末に入れておくことで、Wi-Fiが使えない環境でも映画や本を楽しめます。他にも、オンライン接続していなくてもプレイできるゲームもあります。
旅行前にチェックして、長時間のフライトや、トランジットの待ち時間、空き時間などを、上手に楽しんでくださいね。
※2018年10月時点の情報を掲載しています。Wi-Fiの利用条件などは随時変更される可能性があるので、最新情報は各航空会社にご確認ください。