飛行機の座席は、条件によっては無料でアップグレードされる可能性があります。
無料アップグレードとは?
飛行機の座席のランクが無料でアップグレードされるケースは、一般的に「インボランタリーアップグレード(航空会社の都合による座席変更)」と呼ばれます。
これは、エコノミークラスが満席になった場合などに、航空会社の判断で一部の乗客を上位クラスへ案内する対応のことです。
ただし、誰でも受けられるものではなく、マイレージ会員のステータスやランク、予約状況など、さまざまな条件をもとに対象者が選ばれます。
本記事では、こうした無料アップグレードの可能性を少しでも高めるためのポイントを紹介します。
スカイスキャナーで航空券を検索1. マイレージプログラムに加入する
無料アップグレードの対象として一番優先されやすいのは、航空会社を継続的に利用している乗客です。 そのため、まずは利用する航空会社のマイレージプログラムに登録しておくことが基本となります。フライトごとにマイルを積み重ねていくことで会員ステータスが上がり、アップグレードの対象として検討される可能性も高まります。 航空会社によって条件は異なりますが、上級会員のランクほど優先されやすい傾向があります。将来的な特典も含めて、よく利用する航空会社のプログラムに参加しておくとよいでしょう。
2. 特別食を指定しない
機内食には、ベジタリアンミールやアレルギー対応食など、事前にリクエストできる特別食があります。 ただし、特別食は事前に個別で準備されるため、座席がアップグレードされた場合に対応が難しくなることがあります。そのため、航空会社としては、特別食を予約している乗客のアップグレードを避けるケースもあります。 アップグレードの可能性を少しでも高めたい場合は、特別な事情がない限り、通常の機内食を選択しておくと安心です。
3. 丁寧な対応を心がける
チェックインカウンターや搭乗ゲートでは、スタッフに対して丁寧に接することを意識しましょう。 アップグレードは基本的にシステムによって自動的に決定されますが、当日の運用によってはスタッフの判断が関わるケースもあります。そうした場面では、落ち着いた態度や丁寧なコミュニケーションが印象に残ることもあります。 特別に期待しすぎる必要はありませんが、気持ちの良いやり取りを心がけておくことで、思わぬチャンスにつながる可能性もあります。
4. マイルやポイントを活用してアップグレードに申し込む
航空会社によっては、マイルやポイントを使ってアップグレードに申し込める仕組みがあります。 こうした方法は厳密には「無料」とは異なりますが、通常より少ない負担で上位クラスを利用できるチャンスです。 フライト前に申し込みできることが多いので、タイミングを逃さずチェックしておくことも大切です。対象となる会員や利用条件は航空会社ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。
5. 一人で旅行する
アップグレードが発生する場合、座席の調整がしやすい単独の乗客が対象になりやすい傾向があります。 複数人での予約では、一部の人だけがアップグレードされるとトラブルにつながる可能性があるため、航空会社としても慎重に判断されることが多く、結果として対象になりにくいケースがあります。
6. 航空会社に協力する
フライトによっては、予約数が座席数を上回る「オーバーブッキング」が発生することがあります。その際、航空会社は別の便への変更に協力してくれる乗客を募集する場合があります。 こうした案内に柔軟に対応することで、代替便の提供に加えて、バウチャーやマイルなどの補償が用意されることがあります。状況によっては、座席クラスの変更が行われるケースもあります。 ただし、内容はその都度異なり、必ずアップグレードされるわけではありません。時間に余裕がある場合に検討できる選択肢のひとつとして考えておくとよいでしょう。
7.ベストなフライト時期を見極める
無料アップグレードは、エコノミークラスが満席に近い一方で、上位クラスに空席がある場合に発生しやすい傾向があります。 そのため、年末年始や大型連休などのピーク時は全体的に満席になりやすく、アップグレードの余地は限られます。一方で、エコノミークラスは混雑しているものの、ビジネスクラスやプレミアムエコノミーに空席があるようなタイミングでは、調整が行われる可能性もあります。 ただし、実際の空席状況や運用はフライトごとに異なるため、時期だけで判断するのは難しいのも事実です。あくまで参考のひとつとして、混雑状況を意識しておくとよいでしょう。
まとめ
飛行機の無料アップグレードはめったにあることではありませんが、いくつかの条件を意識しておくことで、その可能性を高めることはできます。
会員ステータスや予約内容、当日の状況など、さまざまな要素が重なったときに、アップグレードの対象として検討されることもあります。
とはいえ、最終的な判断は航空会社の運用や空席状況によるため、必ずしも期待どおりになるとは限りません。あくまで「チャンスがあればラッキー」くらいの気持ちで、今回紹介したポイントを無理のない範囲で意識してみるのがおすすめです。
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