ジェームズボンド映画「007」シリーズのロケ地12か国|世界を巡る名シーンの舞台

これまで数多くのロケが行われてきた世界のロケ地の中から、映画の印象的なシーンに登場した12か国をご紹介します。

1. 「007 /スカイフォール」|中国・上海

シリーズ50周年記念作品となる『007/スカイフォール』は、公開当時イギリス歴代興行収入で第1位を記録した大ヒット作で、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じています。迫力満点のアクションシーンが展開する中、上海では高層ビルとネオンが輝く夜景を背景にカーチェイスが繰り広げられます。

2. 「007 /美しき獲物たち」|アメリカ・サンフランシスコ

1985年公開の「007」シリーズ第14作目で、ロジャー・ムーアがジェームズ・ボンドを演じた最後の作品です。劇中では、人質をとった悪役が飛行船で逃走すると、ボンドは追跡し、サンフランシスコの上空を舞台にしたスタントの末、街のシンボルであるゴールデンゲートブリッジの上で格闘を繰り広げます。

3. 「007 / ダイ・アナザー・デイ」|香港

2002年公開の「007」シリーズ第20作で、シリーズ40周年を記念して制作された作品です。ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンドを演じた最後の作品でもあります。劇中の香港のシーンでは、オフィス街の中心部ににそびえる中国銀行タワーを背景にした港の風景が印象的に登場します。

4. 「007 / ロシアより愛をこめて」|トルコ・イスタンブール

1963年公開の「007」シリーズ第2作で、ショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを演じた初期の代表作の一つです。舞台のひとつとなるのが、ヨーロッパとアジアの境界に位置する都市、イスタンブールです。劇中には、ボスポラス海峡や金角湾周辺でのクルーズのシーンが登場し、歴史的な街並みと海に囲まれた独特の景観が印象的に描かれています。なおイスタンブールは「007」シリーズでもたびたび登場するロケ地で、異なる作品で“別のボンド”がこの街を舞台に活躍しています。

5. 「007 / 黄金銃を持つ男」|タイ・ピンカン島

1974年公開の「007」シリーズ第9作で、ロジャー・ムーアがジェームズ・ボンドを演じた作品です。映画の冒頭と終盤の重要なシーンで登場するのが、タイのピンカン島です。ボンドが黄金銃を持つ殺し屋と対決する舞台として登場し、その独特の岩山の景観で知られています。現在では作品の影響から「ジェームズ・ボンド島」とも呼ばれ、人気の観光スポットになっています。

6. 「007 / ゴールド・フィンガー」|イギリス・バッキンガムシャー

1964年公開の「007」シリーズ第3作で、ショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを演じています。シリーズの最高傑作の一つとしても高く評価されており、ロケ地となった名門カントリークラブであるストーク・パークでボンドと悪役ゴールドフィンガーがゴルフで対決するシーンが印象的です。また、悪役の部下オッドジョブが投げる鋼鉄の縁を仕込んだ帽子も、作品を象徴するアイテムとして知られています。

7. 「007 / ムーンレイカー」|ブラジル・リオデジャネイロ

1979年公開の「007」シリーズ第11作で、ロジャー・ムーアがジェームズ・ボンドを演じた作品です。舞台の一つとなったのはブラジル屈指の観光都市であるリオデジャネイロです。劇中では、観光名所のジュガーローフ山のロープウェイの上で、ボンドが巨漢の敵と格闘するスリリングなシーンが撮影されました。

8. 「007 / オクトパシー」|インド・ピチョラー湖

1983年公開の「007」シリーズ第13作で、ロジャー・ムーアがジェームズ・ボンドを演じました。舞台のひとつとなったのはインドにあるピチョラー湖で、湖上に浮かぶ宮殿ホテルレイクパレスでは、ボンドとオクトパシーがテラスでドリンクを交わすシーンが撮影されました。劇中では湖や周囲の宮殿、丘の上のモンスーン・パレスなども映し出され、幻想的な景観が印象に残ります。

9. 「007は殺しの番号」|ジャマイカ

1962年公開の「007」シリーズの記念すべき第1作で、ショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを演じています。舞台となったカリブ海のジャマイカは、原作者のイアン・フレミングが暮らし、創作の拠点として愛した場所でもあります。劇中では、美しいビーチでボンドが初代ボンドガールのハニー・ライダーと出会う印象的なシーンが登場します。

10. 「007は二度死ぬ」|東京

1967年公開の「007」シリーズ第5作で、ショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを演じました。日本が主要な舞台となり、東京ではホテルニューオータニや地下鉄などで撮影が行われました。劇中では中野新橋駅が日本の秘密諜報機関の地下オフィスとして登場します。また、鹿児島のロケ地には、撮影を記念してショーン・コネリーのサインが刻まれた記念碑が建てられています。

11. 「007 / 消されたライセンス」|アメリカ・フロリダ

1989年公開の「007」シリーズ第16作で、ティモシー・ダルトンがジェームズ・ボンドを演じた最後の作品です。舞台のひとつとなったのは、アメリカ・フロリダ州にある温暖な島、キーウェストです。美しい海に囲まれたリゾート地として知られています。劇中の冒頭シーンでは、ボンドが親友のCIA工作員フェリックスとともにパラシュートで結婚式会場へ降下する印象的な場面も撮影されました。

12. 「007 / ゴールデンアイ」|モナコ

1995年公開のシリーズ第17作で、ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンド役を初めて演じた作品です。舞台のひとつとなったのは、地中海に面した高級リゾート地のモナコです。劇中では、ボンドが華やかなカジノでタキシードを着てマティーニを飲むシーンが印象的です。「ウォッカ・マティーニを。ステアせずシェークで。」という有名なセリフは、007シリーズのいくつもの作品で登場し、ジェームズ・ボンドを象徴する名セリフとして知られています。

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