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“ごほうび旅行”の賢い選択肢!LCCのビジネスクラス3選

「日々頑張っている自分への”ごほうび旅行”はしたいけど、費用は抑えたい」そんな人にぜひ知っていただきたいのが、LCCの上級シート(ビジネスクラス相当)です。料金は大手航空会社のエコノミークラス並みで、座席は広々。そんな良い所取りの上級シートを提供しているLCCの中から、注目の3選をLCCジャーナリストの五十嵐貴文さんに紹介してもらいます。

    

  

1.【エアアジアX】LCCで夢のフルフラット!

注目の航空会社その1は、エアアジアXです。

マレーシアを拠点とする世界有数のLCC、エアアジア。その中の中長距離路線を担当しているのがエアアジアXです。日本路線は、クアラルンプール=羽田/関西/新千歳/福岡(2019年3月1日就航予定)のほか、以遠権※を活用した関西=ホノルル線を運航しています。

※以遠権=海外の航空機が自国に到着した後、さらに第三国へ運航ができる権利のこと

エアアジアXのエアバス330型機
エアアジアXのエアバス330型機

エアアジアXには、ビジネスクラス相当の上級座席「プレミアムフラットベッド」を設定している便があります。(※提供座席数は機体によって異なる)

座席の幅は19インチ(約48cm)と、通常のスタンダードシートより約8cm広く、前の座席との距離は59インチ(約149cm)と、足を伸ばしても届かないほどのゆとりです。プライバシースクリーンの仕切りや、LED照明、電源も完備しています。

エアアジアXの「プレミアムフラットベッド」
エアアジアXの「プレミアムフラットベッド」(写真提供:エアアジア)

エアアジアXの「プレミアムフラットベッド」は、その名の通り、座席をほぼ平ら(約170度)に変えることができるのが特徴です。枕やブランケットも無料で提供されるので、ぐっすり休みながら目的地へ移動できます。

エアアジアX
フラットな状態になる「プレミアムフラットベッド」
フラットな状態になる「プレミアムフラットベッド」 (写真提供:エアアジア)

優雅な時間を過ごせるエアアジアXの「プレミアムフラットベッド」ですが、お値段は片道約5万円台~と大手航空会社のエコノミークラス並み。セール時には片道3万円台で販売されることもあります。

通常のスタンダードシートとの価格差は約4万円~(セール時には約3万円~)となりますが、その中に、専用チェックインカウンター・空港ラウンジ(マレーシアの「クアラルンプール国際空港2」のみ)・優先搭乗・40kgまで無料の預け荷物・機内食といった付帯サービスも含まれているので、“ごほうび旅行”には魅力的な選択肢となるでしょう。

「プレミアムフラットベッド」はグループ会社のタイ・エアアジアX、インドネシア・エアアジアXにも導入されているので、気になる人はチェックしてみてください。


2.【スクート】“カジュアル”なビジネスクラス

注目その2は、スクートです。シンガポールを拠点とするLCCスクートは、最新鋭のボーイング787型機を使った中長距離路線と、エアバス320型機を使った短距離路線を運航しています。

スクートのボーイング787型機
スクートのボーイング787型機(写真提供:スクート)

日本路線は、ボーイング787型機による成田/関西/新千歳=台北/バンコク/シンガポール線などを運航していて、上級クラス「スクートビズ」の設定があります。

スクートの「スクートビズ」
スクートの「スクートビズ」(写真提供:スクート)

「スクートビズ」は前の座席とのスペースが約96cm、座席のリクライニング角度が約112度と、エアアジアの「プレミアムフラットベッド」と比べてコンパクト。大手航空会社のエコノミークラス相当の座席ともいえますが、その分価格も抑えています。

スクートビズは、成田=バンコク路線で片道3万円台~(セール時には約2万円台)で販売されることが多く、エコノミークラスとの差額は約2万円となります。

この中に、優先チェックインカウンター・30kgまで無料の預け荷物・優先搭乗・機内動画ストリーミング・ウェルカムドリンク・機内食といった付帯サービスが含まれているので、エコノミークラスにオプションサービスを色々つける予定がある人は「スクートビズ」にしたほうがお得なケースがあります。

憧れのビジネスクラスでの旅を、カジュアルに叶えることができるスクートの「スクートビズ」。ぜひチェックしてみてください。


3.【春秋航空】ビジネス利用にもおすすめ

注目の3つ目は、春秋航空。日本各地と中国・上海などを結ぶ路線を運航している中国のLCCです。あまり知られていませんが、春秋航空には上級クラス「スプリングプラス」の設定があります。

「スプリングプラス」の座席は機体前方2列に用意されていて、他の座席のエリアとカーテンで仕切られています。座席の幅は通常の座席と同じですが、前後の間隔が約20センチほど広くなっています。

春秋航空のスプリングプラス 
春秋航空の「スプリングプラス」 

また、「スプリングプラス」の乗客は特別なサービスが受けられます。専任の客室乗務員が付き、おしぼりや機内食(アルコール含む)が無料で提供される他、優先チェックイン・優先搭乗のほか・預け荷物も25kgまで無料と、充実した付帯サービスがつきます。

春秋航空 スプリングクラスの付帯サービス
機内食

春秋航空の「スプリングプラス」の価格は、羽田=上海線の場合、エコノミークラスとの差額は約5,000円です。通常の航空券の販売価格が安いので、「スプリングプラス」にした場合でも他の大手航空会社のエコノミークラスより安く購入できる時があります。

観光で行く場合だけでなく、ビジネスで頻繁に日中を行き来する場合も、一度LCCのビジネスクラスを検討するメリットがあるかもしれません。


スカイスキャナーでは、価格を検索する際に、座席クラスを「ビジネスクラス」に絞って検索することができます。(※春秋航空の「スプリングプラス」は公式HPで予約必要)

「航空券の検索」画面で、目的地や旅程を入力後、乗客人数やキャビンクラスが書かれている欄(下図参照)をタップすると、「キャビンクラス」を選択する画面が表示されるので、「ビジネスクラス」を選択して下さい。

ビジネスクラスの航空券を検索

価格良し・サービス良しのLCCのビジネスクラスを“ごほうび旅”に取り入れてみてくださいね!

著者プロフィール

LCCジャーナリスト・メディアディレクター 五十嵐貴文
1981年東京・品川生まれ。「コスパ時代のお得」を共通テーマにLCC・格安航空会社やデジタル機器の最新情報を各地を飛び回り取材。TVディレクターとしてのスキルを活かした、ライブストリーミング・生配信番組の監修・制作も行う。現在、成田国際空港と就航エアライン・自治体などがコラボしたWEB配信番組「ナリタニストTV」など、企業・団体の情報発信を数多く手掛けている。

  

  

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