※新型コロナウイルス感染症の影響により、自治体によっては住民の移動や観光客の受け入れに関して制限を設けたり、自粛を要請したりしている場合があります。方針は随時変更されます。旅行の際は、出発地・目的地の各自治体の公式サイトで最新のガイドラインをご確認ください。
往復割引とは?
往路と復路の同一区間を往復する場合、航空会社によって予約時に「往復割引」が適用されるケースがあります。航空券をリーズナブルに購入する場合は、早割などを利用することが望ましいですが、急な出張や早割期間外など、普通航空券の購入が必要になった際にお得です。
割引率は10%程度
航空券の往復割引は片道だけの運賃に比べて、10%程度。株主優待割引や、早割など、他の航空券割引サービスとの併用はできませんのでご注意を。諸条件は往復割引を実施している各航空会社のサイトでご確認ください。
メリットは柔軟な変更、デメリットは他割引との併用
往復割引のメリットは、通常購入する航空券と同じ扱いとなるため、払い戻しや予定変更が出発時刻直前まで自由におこなえる点。よって、同一区間での利用が決まっている場合は、往復割引を利用することをおすすめします。
また、航空会社によっては、羽田空港⇔成田空港、伊丹空港⇔関西空港、福岡空港⇔北九州空港の変更も可能です。
一方、デメリットは、早割などの他割引サービスとの併用が効かない点が挙げられます。利用の際にはもっとも割引率の高い方法を探すことになります。

各航空会社の往復割引一覧
現在往復割引を設定しているのはJAL、スターフライヤー、エアドゥです。ここでは航空会社別の割引率と詳細をまとめました。

JALの往復割引
| 利用条件 | 満12歳以上、航空券の有効期間内に同一区間を往復する場合。 |
| 適用路線 | JALグループ国内線全路線 |
| 予約・販売期間 | 搭乗日の330日前の午前9:30から搭乗日当日まで。 |
| 有効期間 | 航空券の発行日、および発行日の翌日から起算して1年間。 |
| 購入期限 | 予約日を含めて3日以内。 |
| 変更 | 予約の変更が可能。 ※逆区間への変更および搭乗者、区間を変更することはできません。 ※変更の場合、予約便の出発時刻20分前まで。 |
| 取り消し・払い戻し | 取り消しは予約便の出発時刻20分前まで。 手数料は、出発前の場合440円、出発後の場合、440円と運賃額の20%。 |
JALでは、国内線の航空券予約時、「往復割引」という名称で、同一区間内の往復割引、クラスJ往復割引、ファーストクラス往復割引が存在しています。例えば、2021年9月4日(土)、東京(羽田・成田)から福岡は「大人普通運賃」片道41,900円に対して、「往復割引」では38,000円となり、割引率は約10%ほどです。また行きを羽田→福岡、帰りを北九州→羽田などの変更も可能。
・JALの発着空港変更について
https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/change/multi.html
・JALの往復割引
https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/fare/rule/r_oufuku.html
スターフライヤーの往復割引
| 利用条件 | 満12歳以上、航空券の有効期間内に同一区間を往復する場合。 |
| 予約・販売期間 | 予約・販売開始日から搭乗日当日まで。 |
| 有効期間 | 予約がある場合:予約便に限り有効 予約がない場合:発行日およびその翌日から起算して1年間 |
| 購入期限 | 予約日を含めて4日以内。 |
| 変更 | 予約便の変更は可能。ただし、航空券に記載された名義、区間の変更は不可。 |
| 取り消し・払い戻し | 払戻期間は、航空券の有効期間満了日の翌日から起算して30日以内 払い戻しには、以下の取り消し手数料および航空券1枚あたり440円の払戻手数料がかかります。 |
スターフライヤーでは、国内線の航空券予約時、「往復運賃」という名称で、同一路線を往復する際に利用できる割引があります。例えば、2021年9月4日(土)、東京(羽田・成田)は「普通運賃」片道39,300円に対して、「往復運賃」では33,900円となり、割引率は約25%ほど。
エアドゥの往復割引
| 利用条件 | 満12歳以上の同一人が航空券発券日および発行日の翌日から起算して90日以内に、同一区間を往復する場合に適用。 |
| 予約・販売期間 | エアドゥが指定する日時から当日まで。 予約キャンセル待ち可。 |
| 有効期間 | 予約がある場合:予約便に限り有効 予約がない場合:発行日およびその翌日から起算して1年間 |
| 購入期限 | 予約日を含めて4日以内。 |
| 変更 | 予約便の変更は可能。ただし、航空券に記載された名義、区間の変更は不可。 |
| 取り消し・払い戻し | 航空券の有効期間および有効期間満了日の翌日から起算して30日以内。 払戻手数料・取消手数料については詳しくはこちらをご確認ください。 |
エアドゥでは、国内線の航空券予約時、「往復運賃」という名称で、同一路線を往復する際に利用できる割引があります。また、エアドゥ独自の往復割引サービスとして、「北海道発往復運賃」も。
「北海道発往復運賃」は、30日以内に北海道発、北海道着という条件を満たすことで、通常の往復運賃よりも割引率が高くなるプラン。例えば、行きが札幌・旭川・女満別・釧路・帯広・函館で、エアドゥの路線内(東京・仙台・名古屋・神戸)の場合に適用されます。なお、北海道内であれば行きが札幌、帰りが旭川、などの利用も可能です。
「北海道発往復運賃」「往復運賃」それぞれの違いは次の通り。
| 北海道発往復運賃 | 往復運賃 | |
| 適用条件 | 往路が北海道発、復路が北海道着となる区間を往復する場合に適用 | 同一区間を単純往復する場合に利用 |
| 予約 | 座席制限あり | 座席制限なし |
| 有効期間 | 航空券の有効期間は1年間、ただし往復割引の適用は往路出発日から起算して30日以内 | 航空券の有効期間は1年間、有効期間内での往復割引の適用には制限なし |
| 変更 | ・予約変更可能な運賃へ(から)の変更不可 ・区間の変更は、手数料収受の上、可 | ・予約変更可能な運賃へ(から)の変更可 ・区間の変更不可 |
例えば、2021年9月4日(土)、札幌(新千歳)から東京(羽田)は「片道運賃」30,160円に対して、「往復運賃」では25,960円となり、約15%ほどの割引率。また、「北海道発往復運賃」では、21,760円となり、約30%ほどの割引率となります。
・エアドゥの往復運賃
https://www.airdo.jp/plan/fare/list/return/
・北海道発往復運賃
https://www.airdo.jp/plan/fare/hokkaido-return/
ANAは往復割引なし
ANAでは、2018年10月以降から“片道運賃”、“往復運賃”などの普通運賃の呼称を “ANA FLEX”という表記に変更したことに伴い、往復割引も終了しました。ANA FLEXは、空席予測数に連動して、A~Dの4タイプで運賃額が変動する、空席連動型運賃となります。(参考:公式サイト)運賃に関わらず、「FLEX」では予約変更が自由、取消手数料不要、当日予約が可能など、正規運賃のメリットが維持されます。※払い戻し手数料は1区間430円

往復割引航空券の購入方法
往復割引の航空券を購入する方法は複数あります。主に、オフライン(旅行代理店などの窓口で対面による購入)、オンライン(オンライン旅行代理店やメタサーチ利用によるオンライン決済での購入)、電話購入(航空会社の予約センターなど)の3つに分かれます。自分のスタイルに合った購入方法を選んでください。
様々な割引の航空券を一括比較するならスカイスキャナー
往復割引以外にも、航空券には早割や株主優待割引など多種多様な割引があります。時期や航空会社によって適用条件や割引率などは大きく異なるため、各航空会社の公式ホームページを一つずつ確認するのはなかなかの手間と時間がかかりますよね。そこで航空券の比較検索サービスであるスカイスキャナーを利用し、割引適用後の航空券を一括検索することで、そのような手間を削減することができます。
スカイスキャナーの特徴は、JALの往復割引、エアドゥの北海道発往復運賃など、本記事で紹介した往復割引や、早割など、適用後の料金が検索結果として現れる点。往復割引よりも7日前の早割のほうが比較すると安かった、など気づかないケースもありますので、スカイスキャナーを上手に活用して、リーズナブルに航空券を入手してください。
下記の検索窓に出発地や目的地を入力することでスカイスキャナーから直接航空券の検索を行うことが可能です。
