※新型コロナウイルス感染症の影響により、自治体によっては住民の移動や観光客の受け入れに関して制限を設けたり、自粛を要請したりしている場合があります。方針は随時変更されます。旅行の際は、出発地・目的地の各自治体の公式サイトで最新のガイドラインをご確認ください。
※記事内の航空券価格は、スカイスキャナーを使って、東京(羽田・成田)を2021年9月18日に出発、2021年9月26日に現地出発する往復航空券(エコノミークラス 大人1名、往復便、乗継便含む)の検索結果をもとにまとめています。2021年9月8日時点の検索結果に基づいており、価格は随時変動しています。
1. フェリーに乗って島旅を楽しむ|高松
瀬戸内海に面した港町である高松市では、島旅を楽しんでみませんか。高松港から出るストライプのキュートなフェリー「めおん」の行き先は「男木島(おぎしま)」と「女木島(めぎしま)」。ここでは、離島ならではののんびりとした時間を過ごすことができます。「男木島」へは約40分、「女木島」まではフェリーで約20分。爽やかな潮風を浴びながらの船旅となります。
平地が少ない男木島では、南西部斜面に集落が階段状につくられ、港からみると民家がうろこ状に重なりあう独特の風景が広がります。
迷路のような路地や石階段など、まるで映画のワンシーンのよう。
また、女木島の中心部・鷲ヶ峰山頂には、桃太郎伝説の鬼のすみかとされる洞窟「鬼ヶ島洞窟」があります。洞窟の中はひんやりと怪しげな雰囲気。内部には、鬼の大広間や居間、鬼番人の控え室などを再現しています。
2つの島は、現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の舞台にもなっているため、散策をしながらアート作品も楽しめます。
2. 夏の疲れを美しい大自然で癒やす|鹿児島
夏の疲れを癒やすには、やはり自然が必要。鹿児島市内に位置する「慈眼寺公園(じげんじこうえん)」では、美しい森の中での散策や、季節の花々が楽しめます。ここは、鹿児島市の指定文化財「慈眼寺」跡周辺に広がる公園で、清らかな渓流とともに豊かな自然が続きます。
自然遊歩道が整備されているため散策はもちろん、10月末までは名物の「そうめん流し」も体験できますよ。また、ふるさと考古歴史館や谷山神社などもあり、見どころも満載です。
また、鹿児島といえば、一番に思い浮かぶのは「桜島」。鹿児島港から桜島港へは、フェリーで約15分とアクセスもよく、鹿児島の美しい景色とも出会えます。
桜島で一般の人が立ち寄ることができる最も高い地点「湯之平展望所」は標高373メートル、360度のパノラマビューが広がります。ここから眺める、夕暮れ時のオレンジに染まる街並みや、宝石のようにキラキラと輝く夜景は、思わずため息が出るほどの美しさです。
3. のどかな田園風景に癒やされる旅|宮崎
温暖な気候に緑豊かな山々や青くキラキラ輝く海があり、心癒やされる旅ができる宮崎県。その中でも南西部に位置するえびの市は、田園風景や湧水地があり、訪れる人をほっこりとさせるのどかな地域です。
その昔、戦国武将がこの場所に陣を構えたことから名付けたれた「陣の池」は、心が洗われるような風景が広がります。湖面がエメラルドグリーンに見える湧水池で、大池と小池の2つあります。両池とも、底まではっきりと見える透き通った水は、いつまでも眺めていたくなるほど不思議な力が宿っているように思えます。
また、県内有数の米どころであるこのえびの市の真幸地区は、おいしいお米として知られる「真幸米」の生産地。稲穂が揺れるのどかな田園風景でありながら、その中にそびえ立つのは「菅原神社」の真っ赤な鳥居です。
目の前には雄大な山々と青い空、一面に広がる田んぼの中に赤い鳥居と、どこかノスタルジックな気分に浸れます。また菅原神社の仁王像は市指定文化財にもなっているので、そちらも見逃せません。