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今しか見られない風景がある、日本国内の冬の絶景5選

日本国内の、冬にしか見られないとっておきの風景をご紹介。北海道小樽や熊本県黒川温泉のイルミネーション、山形県銀山温泉の雪景色、愛媛県の神秘的な自然現象「肱川あらし」、長崎県のお祭り「長崎ランタンフェスティバル」など。寒い冬だからこそ美しさが際立つ、冬の絶景に会いに出かけましょう。

1. 小樽ゆき物語(北海道)

運河に沿って石造りの倉庫やガス灯が建ち並ぶ港町、小樽。異国の薫り漂うロマンティックな街並みは、冬の間ひときわ幻想的な光に包まれます。

「小樽ゆき物語」は、何色もの光と雪景色が非日常の世界へといざなってくれる冬限定のイベント。小樽市内の主要スポットに、異なるテーマのイルミネーションが登場します。

日本国内の冬の絶景5選
小樽ゆき物語
(C)小樽観光協会

小樽を象徴するスポットである小樽運河は、この時期だけ「青の運河」に変身。1万個もの青色LEDが水辺をファンタジックに彩ります。

おすすめは、まだ空に青みが残る時間帯。空の青みと光の青みが重なった風景は、心に染みる美しさです。運河クルーズに参加して、水上から青の世界を楽しむのもいいですね。

運河プラザには、「硝子の街」のシンボルとして、ワイングラスタワーがお目見え。2000個ものワイングラスを積み上げてつくった迫力のタワーは必見。フォトスポットとしても大人気です。

日本国内の冬の絶景5選
小樽ゆき物語
(C)小樽観光協会

11~1月の限定土曜日には、ライトダウンされた館内をキャンドルでライトアップ。小樽や余市のお酒が楽しめるムード満点の「キャンドルバー」もオープンします。

日本国内の冬の絶景5選
小樽ゆき物語
(C)小樽観光協会

大切な人としっとりとした時間が過ごせる「小樽ゆき物語」。今季は、2018年11月1日~2019年2月17日の開催です。

【スポット情報】
小樽ゆき物語
https://www.snowstory.info/


2. 銀山温泉(山形)

山形県尾花沢市にある銀山温泉は、知る人ぞ知るノスタルジックな温泉地。多数の温泉を抱える東北にあって、特に冬に人気の高い温泉の一つです。

銀山川に面して三層四層の木造の宿が並ぶ光景を目にすれば、古き良き時代にタイムスリップしたような気分に。大正ロマン漂うレトロな街並みは、伝説的なテレビドラマ「おしん」の舞台にもなりました。

日本国内の冬の絶景5選
銀山温泉
weniliou/Shutterstock.com

銀山温泉は、その歴史を江戸時代にさかのぼる古い温泉地で、この地域で大銀山として栄えた延沢銀山にちなんで名付けられました。泉質は含食塩硫化水素泉で、慢性皮膚病や慢性婦人病、筋肉痛や冷え性などに効果があるとされています。

四季折々の美しさに出合える銀山温泉ですが、たっぷりと雪化粧した冬の情緒は格別。中でも、ガス灯が真っ白な雪を照らし出す夕方以降の景色は、異次元の世界に迷い込んだかのような美しさです。

日本国内の冬の絶景5選
銀山温泉
weniliou/Shutterstock.com

雪深い山間部にある温泉郷だけに、冬の寒さは厳しいですが、美しい雪景色と熱い温泉が、心と身体を温めてくれます。


3. 肱川あらし(愛媛)

愛媛県大洲市長浜、肱川(ひじかわ)の冬の風物詩が「肱川あらし」。「肱川あらし」とは、毎年10月頃から翌年3月頃にかけて発生する、冷気に霧を伴った局地風のこと。

夜間に内陸の大洲盆地で発生した冷気が、日の出と共に霧と一緒に一気に肱川河口に流れ出すという世界的にも珍しい現象です。

日本国内の冬の絶景5選
銀山温泉
(C)いよ観ネット

霧が海面を走り抜けるさまは「龍頭」と呼ばれ、風に乗った龍が走り抜けていくかのような強風は圧巻の迫力。この時期なら毎日必ず起こるというものでもなく、晴れた日、大洲盆地の冷気と伊予灘の海水に適度な寒暖差が生じたときに見られるという、神秘的な自然の営みなのです。

霧をともなった強風は、「ゴォーゴォー」と音を立てて長浜大橋を通り抜け、大規模なときには河口から数キロにも達します。

肱川あらしを見るために設けられた公園が、小高い丘の上にある「肱川あらし展望公園」。海面を走る霧が、橋や街をも包み込み、生き物のようにうごめく壮大な景色を見下ろせます。

日本国内の冬の絶景5選
銀山温泉
(C)いよ観ネット

肱川あらしが特に発生しやすいといわれているのは、11月と2月。冬だけの自然の神秘を目撃できるか、運試しといきましょう。

【スポット情報】
肱川あらし展望公園
愛媛県大洲市長浜
http://www.city.ozu.ehime.jp/soshiki/toshiseibi/1179.html


4. 黒川温泉 湯あかり(熊本)

熊本県南小国町にある黒川温泉は、阿蘇の雄大な山並みを望む温泉地。三十件の宿と里山の風景全体を「ひとつの旅館」、旅館をつなぐ小路を「渡り廊下」と考えるアットホームな温泉郷で、豊かな自然と懐かしい風景が、多くの旅行者を惹き付けています。

日本国内の冬の絶景5選
黒川温泉 湯あかり
(C)黒川温泉旅館組合

標高700メートルの高原に位置する黒川温泉は、2000年まで地元新聞が発行する地図にすらその名がなかった秘境の地。一時は存続の危機にもさらされましたが、黒川温泉の全ての露天風呂が利用できる「入浴手形」が発案され、露天風呂めぐりの地として全国区の人気を集めるようになりました。

雪で閉ざされる冬の黒川温泉を彩るのが、冬だけのイベント「湯あかり」。情緒あふれる竹あかりを使ったイルミネーションイベントで、竹の間伐と再生活動の一環として始まりました。

日本国内の冬の絶景5選
黒川温泉 湯あかり
(C)黒川温泉旅館組合

オレンジ色の光が山里の温泉郷をあたたかく照らし出す光景を見ていると、心にまで灯がともるかのよう。温泉とおいしい食事を楽しんだ後は、温泉街へ。点灯の瞬間から、次第に存在感を増していく竹のあかりをゆったりと眺めませんか。今季の開催は2018年12月22日~2019年3月末の予定です。

【スポット情報】
黒川温泉
https://www.kurokawaonsen.or.jp/


5. 長崎ランタンフェスティバル (長崎)

異国情緒あふれる坂の街、長崎。古くからさまざまな文化の交流の場であった街の冬の祭典が、「長崎ランタンフェスティバル」です。

日本国内の冬の絶景5選
長崎ランタンフェスティバル
(C)ながさき旅ネット

もともとは、長崎新地中華街の人々が中国の旧正月を祝う行事でしたが、規模の拡大に伴なって、毎年100万人を魅了する一大風物詩となりました。期間中は、長崎新地中華街を始め、湊公園、中央公園など各会場に1万5000個ものランタンが登場。冬の長崎を極彩色に染め上げます。

大小さまざまな光のオブジェも登場し、大きい物では10メートルほどもあります。普段は穏やかな長崎の街が色と光と熱気に包まれる瞬間です。

(C)ながさき旅ネット

期間中は毎日、龍踊りや中国雑技、中国獅子舞、皇帝パレードといった、中国色豊かなイベントやパフォーマンスも繰り広げられ、日本にいながらにして、本場の熱気あふれるお祭りに参加しているかのような臨場感が味わえます。

(C)ながさき旅ネット

2019年の開催は、2月5日~2月19日を予定。2月15日には、出島表門橋公園で願いをのせたランタンを一斉に空に飛ばすイベント「スカイランタン」も行われます。夜空に浮かび上がるランタンの幻想的な光に酔いしれましょう。

【スポット情報】
長崎ランタンフェスティバル
https://www.at-nagasaki.jp/festival/winter/top/


北から南まで、日本国内には冬だけの幻想的な風景が盛りだくさん。心の琴線に触れる絶景があなたを待っています。

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