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知られざる魅力。2019年に行くべき世界の都市ベスト5

早いもので間もなく2019年。旅の予定はお決まりですか?まだの人は、これまでノーマークだった新たな旅先に目を向けるチャンス。今回は、世界で高い人気を誇る旅行ガイドブック「ロンリープラネット」が選ぶ "BEST IN TRAVEL 2019 - Top Cities" を参考に、2019年に訪れるべき世界の都市ベスト5をご紹介します。

5位:カトマンズ(ネパール)

「人よりも神々のほうが多く住む」といわれる、ネパールの首都カトマンズ。2015年の地震が記憶に新しいところですが、おもな歴史的建造物は修復され、美しく壮大な姿を取り戻しました。

古都パタンやバクタプルと共に、「カトマンズ盆地」として、世界遺産に登録されているカトマンズ。この一帯では、古くから文明が行き交ったことで仏教やヒンドゥー教の聖地が生まれ、宗教文化が花開きました。

山々に囲まれた陸の孤島のようなネパールの地形も手伝って、数百年もの前から時が止まっているかのような街並みと、神秘的な雰囲気が魅力です。

カトマンズ観光の中心地が、「ダルバール広場」。カトマンズの旧市街を象徴する存在で、広場に面して旧王宮やさまざまな寺院が建ち並んでいます。その光景は、まさに天井のない博物館。

カトマンズ(ネパール)ダルバール広場
カトマンズ観光の中心地「ダルバール広場」
D’July/Shutterstock.com

「生き神」としてあがめられる少女「クマリ」が生活する、「クマリの館」もここにあります。運が良ければ、一日に一回クマリが2階の窓から顔をのぞかせる姿が見られるかもしれません。

カトマンズ郊外の小高い丘の上には、ネパール最古の仏教寺院である「スワヤンブナート」があります。高さ15メートルの神秘的な目を持つ仏塔のそばで、五色の祈祷旗がはためく光景は、カトマンズの象徴。展望台からは、ドラマ「深夜特急」で大沢たかおさんが見下ろしたカトマンズのパノラマが楽しめます。

カトマンズ(ネパール)スワヤンブナート
ネパール最古の仏教寺院「スワヤンブナート」
Skreidzeleu/Shutterstock.com

4位:マイアミ(アメリカ)

アメリカ・フロリダ州マイアミは、古くからのビーチとナイトライフの街。アメリカ各地が寒さに震える冬も、格好の避暑地として多くのリゾート客が訪れます。

ビーチリゾートとしてのイメージが強いマイアミですが、近年は食とアートの町に変貌中。デザイン地区では、倉庫をリノベーションしたショップやレストランにストリートアートが加わり、ファッションとアート、食が融合した刺激的なトレンドを発信しています。

マイアミ(アメリカ)
Sean Pavone/Shutterstock.com

アメリカ有数のリゾート地だけに、リッチでありながら、ローカルでフレンドリーな雰囲気も残しているのがマイアミの魅力。

人口の半分以上をヒスパニック系が占めるラテンテイストの強い都市でもあり、アメリカにいながらにして中南米の空気が感じられます。大勢のキューバ人がコミュニティをつくった地域は「リトル・ハバナ」と呼ばれ、スペイン語の看板やラテンアメリカ料理のレストランが並ぶ観光スポット。個性的なストリートアートも多く、フォトスポットとしても見逃せません。

マイアミ(アメリカ)リトル・ハバナ
「リトル・ハバナ」のフォトスポット
Zuzana_B/Shutterstock.com


3位:ノヴィ・サド(セルビア)

バルカン半島の国セルビア第2の都市、ノヴィ・サド。日本ではほとんど知られる機会のない街ですが、のんびりとした雰囲気やドナウ川を抱える美しい街並みが魅力です。

ノヴィ・サド(セルビア)
ノヴィ・サドの美しい街並み
miroslav110/Shutterstock.com

音楽好きのあいだでは、ヨーロッパ最大級の音楽フェス「EXIT」の開催地として有名。「EXIT」は、もともと紛争下で海外渡航の自由を奪われていた若者たちの反骨精神表明の場として始まったもの。ペトロバラディン要塞内に10以上のステージが設けられ、国際的に活躍するミュージシャンを含む数百組がパフォーマンスを行います。

もともと政治変革を求める場だっただけに、場内にほとばしるエネルギーは圧倒的。2019年の開催は、7月4日から7月7日を予定しています。

2019年の「ヨーロピアン・ユース・キャピタル(European Youth Capital)」(若者の交流を促進する「ヨーロピアン・ユース・フォーラム」が毎年1都市選定する代表都市)に選ばれ、さらに2021年の欧州文化首都にも選ばれているノヴィ・サド。これからますます存在感が増していくのは間違いなさそうです。


2位:深セン(中国)

香港の新界と接し、経済特区に指定されている広東省深センは、今中国で最もクリエイティブな都市。「中国のシリコンバレー」と呼ばれることから、ハイテクのイメージが強い一方で、近年は文化と流行の発信地として目覚ましい進化を遂げています。

深セン(中国)
HelloRF Zcool/Shutterstock.com

インディーズミュージックやおしゃれなカフェ、クラフトビールの醸造所、かつての倉庫を利用したアートスポットなどが次々と誕生し、ヒップな若者文化が開花。2019年に設立40周年を迎える若い都市だけに若い世代が多く、新しいものが生まれやすい土壌があるのです。

過去3年で、ロンドンのV&A博物館と協業したデザイン系アートセンター「海上世界文化芸術中心」や、現代美術館と建築のギャラリーなどが入る「MOCAPE(Museum of Contemporary Art & Planning Exhibition」などがオープンし、アートの街としても躍進中。常にニュースポットや流行が生まれる、刺激的な街と化しています。


1位:コペンハーゲン(デンマーク)

2019年版 “BEST IN TRAVEL 2019 – Top Cities” で栄えある第一位に輝いたのが、デンマークの首都コペンハーゲン。

デザインの都として注目を集めてきたコペンハーゲンでは、近頃ストリートフードが花盛り。もともと工場や倉庫だったエリア「Refshaleøen」に、世界各国のB級グルメやオーガニックフードなどを提供する屋台街がオープンし、ヒップな食文化の発信地として人気を集めています。

コペンハーゲン(デンマーク)
Hamish Gray/Shutterstock.com

もちろん、メルヘンチックな街並みや城といった従来の魅力も健在。ニューハウンは、運河に沿って色とりどりの木造家屋が並ぶ地区。童話作家のアンデルセンゆかりの地としても知られ、おとぎの国デンマークを象徴する風景です。

コペンハーゲン(デンマーク ニューハウン
おとぎの国のような港町「ニューハウン」
Oleksiy Mark/Shutterstock.com

もうひとつ忘れてはならないのが、「世界最古の遊園地」ともいわれる「チボリ公園」。アンデルセンが愛し、かのウォールト・ディズニーも参考にしたという、世代を超えた人々の夢が詰まった場所です。

コペンハーゲン(デンマーク) チボリ公園
2018年に開園185周年を迎えた「チボリ公園」

レトロなムードいっぱいの敷地内には、世界各地のさまざまな風景が再現され、遊具やステージ、レストラン、ショップなどが点在。乗り物に乗らなくても、ただ歩いているだけでワクワクが止まりません。

コペンハーゲン(デンマーク) チボリ公園
Vlad Andrei Nica/Shutterstock.com

そんなチボリ公園があるのは、なんとコペンハーゲン中央駅のすぐそば。街のど真ん中に遊園地があるとは、さすがはおとぎの国です。

2019年半ばには、環状線を持つ地下鉄シティ・サークル線が開業予定。コペンハーゲンの旅がますます便利で快適になりますよ。

歴史ある都市から新しい都市、観光地として有名な都市から穴場の都市まで、多彩な顔ぶれとなった、2019年に行くべき世界の都市ベスト5。あなたはどの街に行ってみたいですか。

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