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モロッコ第4の都市マラケシュ

マラケシュは、モロッコ中央部の都市。ラバトの南西約280kmのアトラス山脈山麓の丘陵地帯、テンシフト川の南岸に位置し、「南の真珠」と呼ばれてきた街です。ちなみにマラケシュ・メナラは、マラケシュにある国際空港の名前。 カサブランカとラバト、フェズにつぐモロッコ第4の都市となっています。マラケシュは東西2km、南北3kmの城壁に囲まれた旧市街「メディナ」と、旧市街の西に広がる新市街から構成。新市街の西端にマラケシュ駅が位置しています。マラケシュ駅はターミナル駅となっていて、北に向かってカサブランカ、東へ折れてラバト、フェズへ接続。町の北10kmの位置に、空の玄関口となる マラケシュ・メナラ空港が広がっています。

世界遺産に登録されたマラケシュの旧市街

マラケシュは「赤い街」と呼ばれるサハラ砂漠入口のオアシス都市で、「マラケシュに行けばモロッコのすべてを見られる」と言われるほどモロッコの歴史、自然、人々の営みが集約されています。「メディナ」と呼ばれる旧市街は北アフリカでも最大の規模で、王宮のほか、バイア宮殿、エルバディ宮殿、サアド朝の墳墓群、ベルアベ陵、アグダル庭園など長い歴史を物語る名所が点在。街全体が世界遺産に登録されています。巨大迷路のように広がるスーク（市場）は活気にあふれ、刺激的な散策を楽しむことができます。