このあたりは古代神話の伝説が残るプクリサン川が流れ、寺院も多く、バリ島に色濃く残る神様の気配など人々の信仰を肌で感じることができる地域です。敷地内には世界遺産に指定された伝統的な水利システムのスバック(用水路)がそのまま残されており、バリ島の伝統的な風景を垣間見ることができます。
約3ヘクタールの敷地には運河を模した3つのプールがあり、各部屋から直接入ることができます。30棟のヴィラがまるで村の集落のようにプールに面して建っています。
24時間利用できるエメラルドグリーンの運河プールで熱帯の暑さで火照った体を冷やしたり、バリ島の人に習って伝統的な身を清めるためのマンディーと呼ばれる水浴びをしてリフレッシュしたり、バリ島の生活を満喫できるのです。
ヴィラの室内は、シンプルでなおかつゲストの動線に考慮した、細部にまでこだわりのある空間にまとめられています。バリ島のイメージを大事にしながらも、日本の技術、知恵が結集されたデザインとも感じられました。実際に泊まってみれば、さらに使い心地の良さを実感できることでしょう。美しいプールを眺めながら、このプールサイドリビングでのんびりできたら、幸せですね!
平坦なヴィラが建つ宿泊ゾーンから渓谷側に向かうと、川を挟んでパブリックゾーンが広がっています。ひっそりとしたレセプションに到着したゲストは最初にスバックが走るデッキウォークに案内されるのですが、突然深い谷の景色に放り込まれたような錯覚を覚えます。
デッキウォークには全てのゲストが利用できる空中に浮かぶようなカフェ・ガゼボが用意されています。私も靴を脱いでカフェ・ガゼボで休憩をさせてもらったのですが、大自然の中に浮いている感覚、まるで自分が鳥になったかのような気分で、なんとも愉快で心地よい空間でした。
共有のスペースを含め、 建築や造園のデザインは隅々まで計算し尽くされているのが見た目にもよくわかります。芸術の村ウブドならではの職人の技を取り入れた彫刻がふんだんに使用されていたり、石や木材の素材の美しさが生かされていたり、バリ島の自然とも融合した、粋でモダンなセンスでまとめられています。
スタッフの話では、滞在中、多くのゲストが長い時間リゾート内で過ごすそうです。ゲストはそれぞれ好きな時間に、好きなことをして過ごし、非日常的な休暇を楽しむそうです。一部紹介しますと、バリニーズマッサージの癒しの技を「星のや」風にアレンジしたマッサージを提供するスパ体験、朝夕のヨガ、チャナンと呼ばれるお供え作りのアクティビティー、周囲を散策するツアーなど、ゲストを飽きさせないメニューが充実しています。
食事についてもこだわりがあり、ダイニングではバリ島の伝統的な料理をアレンジした 「コンテンポラリーバリニーズ」を楽しめるとのこと。味はもちろん見た目にも楽しめるメニューを揃えているそうです。星のやオリジナルのお皿、美しい盛りつけ、バリ島の豊かな食材と多くのスパイスが生かされた、コース仕立ての多種多様なフレーバーを楽しむのも、旅の醍醐味の一つですね。
さて、最後に。旅の思い出はスタッフとの出会いだったり、交わした会話だったりしますよね。「星のやバリ」のスタッフはいつも笑顔でフレンドリー、 ゲストも一緒に笑顔になれるような、最高のサービスを提供できるように教育されていると感じました。そして日本人スタッフが常駐しており、随時日本語でアテンドをしてくれるので、絶対的な安心感があると思います。
ヴィラ1棟の料金は決して安くはない値段ですが、実際に泊まってみると、サービスへの満足度、贅沢すぎる施設やファシリティの充実ぶり、食事の美味しさ、などなど、むしろ価格以上の満足感が得られるのではないか、と確信しました。日常から離れて過ごす時間を満たす、最も上質な滞在空間の提供、まさに文字通りのリゾートの誕生です。
星のやバリ所在地:Br.Pengembungan,Desa Pejeng Kangin, Kecamatan Tampaksiring,Gianyar 80552 Bali, Indonesia客室:全30室(ヴィラタイプ)敷地面積:約3ヘクタール料金:一泊一室 Rp.9,000,000〜 (税・サービス込み)交通:デンパサール空港より車で70分
ウブド方面に観光で出向いたら、食べてみたいオススメの名物料理
まずはウブドの名物料理といえば、真っ先に思い浮かぶのはイブオカという店の「バビグリン」です。バビグリンとは豚の丸焼きの意味で、バリ島のヒンドゥー教の儀式では欠かせないお供えでもあります。普段スーパーで綺麗にパッケージされて売られている豚肉を見慣れている日本人にとって、実際にバビグリンを作っている光景はちょっと驚きです。
イブオカはガイドブックなどでも紹介され、観光客にはバビグリンといえばイブオカとして知られています。バリ人もバビグリン料理は大好きで、ワルンと呼ばれる地元の食堂のような店でよく食べています。ウブド王宮近くの本店の他、マス村に支店もあります。観光の途中で立ち寄るなら、マス村の支店がおすすめです。南部方面からウブド方面に観光するルートの途中にあるので最適です。店内は清潔で広々としているので、日本からのゲストも衛生面で比較的心配しないで食べることができます。
バビグリンは焼き上げられたジューシーな肉、カリッと焼かれた皮、ココナツフレークを使った野菜と和えたウラッブと呼ばれる料理がご飯と共に一皿に盛られて出てきます。価格は日本円で約350円くらいです。イブオカのバビグリンは観光客向けに辛さを抑えてあります。辛い味に自信がある人は卓上のサンバルという辛い調味料を足してみると良いでしょう。ただし、少しずつ足さないと口の中が火をつけたようになってしまうのでご注意を。
【データ】イブオカ・マス村支店住所: Jl. Raya Mas, MAS, Ubud, Kabupaten Gianyar, Bali 80571, Indonesia電話番号:(+62) 812-3830-9927
次におすすめはクリスピーダック、アヒルを揚げた料理です。いくつか扱うレストランがありますが、おすすめはゴアガジャという遺跡に向かう手前の「ベベック・テピ・サワ」です。
レストランの敷地内に田んぼを所有しており、のどかな田んぼの景色を眺めながら、ゆったりと食事をすることができます。時折、鳥のさえずりが聞こえたり、田んぼからの爽やかな風の流れを感じながら、ウブドならではの自然風景を満喫できます。
お店の一番人気メニュー、インドネシア国内の観光客にも大人気のクリスピーダックはご飯とセットで約1,200円です。
やや噛み応えのあるしっかりした味の肉はやはりアヒルならではのジューシーな味わい。カリッと揚げられた皮の旨味がたまりません。
料理と共に3種類のサンバルと呼ばれる香辛料がサーブされますが、スパイシーな味を好む方にはたまらない美味しさです。私もサンバルが大好きで、これだけでも軽くご飯一杯食べられてしまいます。自然を感じる空間での食事は、料理の美味しさも倍増しますね。
【データ】ベベック・テピ・サワ住所: Jl. Ray Goa Gajah Br. Teges, Peliatan, Ubud, Bali Indonesia電話番号:(+62-361) 970388 Fax: (+62-361) 970377