スカイスキャナー ニュース フィンランドで本場のサウナを体験!

すべての記事

フィンランドで本場のサウナを体験!

2017年で独立100周年を迎えるフィンランド。フィンランドといえば、日本でも人気のキャラクター「ムーミン(Moomin)」や花柄のデザインがキュートな「マリメッコ(marimekko®)」、北欧スタイルの陶器や雑貨で有名な「アラビア(ARABIA)」や「イッタラ(iittala®)」など、アートやお洒落な陶器や雑貨を真っ先にイメージされる方が多いかと思いますが、実は高福祉で女性の社会進出率も高く、学校教育も世界のトップクラスなのです。

さて、そんなフィンランドと日本には、おもしろい共通点があるのを皆さんご存知ですか。フィンランド人は、シャイで、物静かで、多くを語らない大人しい性格の方が多いのですが、日本にも同じような方多くみられます。その他にも、フィンランド人も日本人と同じくサウナが大好き。今回は、フィンランドのサウナについて地球の歩き方Webヘルシンキ特派員のViiviさん提供の現地情報をご紹介します。

◆フィンランドのサウナについて

ヘルシンキには、第二次大戦後しばらく街中のいたる所にサウナがあったという資料が残されています。その理由として、当時のヘルシンキは上下水道がきちんと整備されていなかったため、シャワーや温かい水道の通った住宅施設が、ほとんど普及しておらず、お風呂代わりにサウナ屋さんが街のいたる所にあったそうです。まさに日本の大衆浴場的なポジションですね。

ヘルシンキまではいくらかかるの?

◆フィンランド式サウナは・・・

フィンランド式のサウナは、キウアスと呼ばれる上部に石が敷き詰められた電気または薪ストーブで熱く焼けた石の上に水をかけて、水蒸気を発生させて体感温度を上げます。これを「ロウリュ」と言います。こちらでは、そのロウリュを楽しむのがサウナの醍醐味でもあるようです。

一般的に、電気ストーブのほうは気温が高ければ高いほど蒸気(ロウリュ)が鼻にツーンとくる感じで、薪ストーブだと少し柔らかくなるといわれています。

フィンランド式サウナで欠かせないのは、ロウリュの他にサウナの中で交わされる「おしゃべり」による情報交換。実際、サウナの中では揉め事をしてはならないという暗黙の了解もフィンランドの方々にはあるようです。

そして、男女別々になっているサウナは大抵裸で入ります。もちろん、手術の跡や傷が気になる方はタオルを巻いても入れますのでご安心を。男女混浴のサウナの場合は水着を着用できるようです。

体調にもよるのですが、サウナではロウリュを十数回試した後、体が温かくなったら外に出て体を冷やし、またサウナに戻る、という行為を2~3回繰り返します。しかしこれはあくまで目安で、もし体調がイマイチというときは、自分のペースで一度で終わっても十分かと思います。

◆ヘルシンキで人気のサウナ

今回はフィンランド・ヘルシンキのサウナの中でも特に、いいロウリュとローカルとのいい会話を楽しめる、人気の二つのサウナをご紹介したいと思います。

まず、日本のテレビでもお馴染みのサウナの後に湖ドボンが出来る、森の中にあるサウナ・クーシヤルヴィ(Kuusi Järvi)。ヘルシンキ中央駅よりバスに揺られて30分程の場所にある、シポー国立公園に隣接した森の中にあります。

こちらは何といっても大自然の中でサウナを楽しめるとあって、地元の人だけでなく海外からのお客様が多く、一般的なフィンランド式サウナだけでなく、公共サウナでは珍しいスモークサウナを楽しむことができます。

夏の間はビーチとして解放され、子供から大人まで思い思いのバカンスを過ごし、天気のいい日は本当にすごい人ごみです。冬は雪で覆われているのでサウナも営業しないのではないかと不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、フィンランドの方々のサウナ好きは、寒い冬の間もとどまるところを知りません。冬の間は、凍った湖に穴をあけそこに飛び込んだり、サウナで温まった後、氷点下近い湖で寒中水泳を楽しみます。サウナの後に凍った湖に飛び込むことは「アバンティ」と呼ばれ、こちらでも人気の冬のアクティビティのひとつになっています。考えただけで心臓が凍ってしまいそうですが、これが意外に癖になるようです。

こちらでは電気とスモークのサウナが楽しめますが、スモークサウナは混浴。親子で来た人、カップルで来た人、観光で来た人などいらっしゃいますが、中には「俺は毎日来ているのだ」という強者もいるので、サウナ中に話しかけられたらナンパ目的なのでは!?と勘ぐることなく、会話を楽しむことをおすすめします。

ヘルシンキまでの格安航空券をチェック👉

サウナ常連客の中には観光客に興味津々で、サウナについて、アバンティのコツについて、中にはフィンランドについて話しかけて来たり、中には自分の持って来たスナックを分けてくれたり、シャイといわれているフィンランドの方のおもてなし精神に感激する場面にも遭遇するので、のんびり肩の力を抜いて、フィンランドサウナを楽しんで欲しいと思います。

もう一つはヘルシンキの新観光スポット・カッリオ地区にある老舗サウナ屋・コティハルユンサウナ(Kotiharjun sauna)。

ヘルシンキで一番古いサウナ屋さんで、2階は女性、1階は男性専用のサウナがあり、事前に予約すればプライベートサウナも用意してくれます。こちらも寒い日も夏の暑い日も、常連客に人気のサウナ屋さんです。こちらでは他のサウナに比べ、比較的大きなサウナルームと薪のサウナが楽しめます。

タオルを巻いた男性に混じって、女性もいますが、その人たちの表情の清々しいこと!サウナの中でも会話は弾みますが、こういう休憩場所でもみんなワイワイと賑やかで、サウナってフィンランドの方にとってはこんなに身近かなものなのだと感じる瞬間です。

今回は定番中の定番といえるおすすめサウナスポットを二つ、紹介させていただきましたが、他にも個性的なサウナもたくさんあるので、皆さん是非ご自分の足でお気に入りのサウナ屋さんを見つけてください。フィンランドで初対面同士の「裸の付き合い」も悪くないかもしれませんよ。

あわせて読みたい

3月〜4月にお勧めの海外旅行先トップ10

スカイスキャナー特選!2017年に行くべき12カ国(前編)