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映画ファン必見!今年のカンヌ国際映画祭の話題作

今年も5月11日からカンヌ国際映画祭がはじまりました。ベルリン国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭と並ぶ“世界三大映画祭”のひとつです。期間中は国際見本市も開催。俳優や監督などの映画関係者をはじめ、全世界のメディア関係者がカンヌに集結し、町全体が華やかなムードに包まれます。

カンヌ国際映画祭とは?

会場となるカンヌはフランス南部コート・ダジュールに位置するリゾート地。ヨーロッパだけでなく世界中のセレブたちが集まる場所として知られています。

そもそもイタリア、ムッソリーニのヴェネチア国際映画祭に対抗し、フランス政府の援助のもとに始まりましたが、結局、1939年に開催予定だった第1回が戦争のために終戦を迎える1946年まで延期されることに。1951年、徐々に映画祭としての環境が整備され、今では世界最大の国際映画祭へと成長を遂げました。作品は主として、コンクール形式をとる「正式参加作品部門」と、賞の対象にならない「批評家週間」、「監督週間」に分かれて上映。お馴染みのレッドカーペットは、メイン劇場となるリュミエール劇場の前に敷かれており、美しいドレスで着飾った映画スターが、映画祭を華やかに彩ります。

「正式参加作品部門」は、いわゆる「コンペティション部門」と呼ばれ、毎年20本ほどが選出。最高賞は“パルム・ドール”と呼ばれます。「ある視点」部門は、コンペティション部門に選ばれることは叶わないものの、優れた作品を紹介しようする目的で作られたもので、新しい才能を発掘する部門でもあります。多くの日本人監督の作品が選出されていますね。さらに、上映時間が15分以内とされる作品の中から選ばれる「短編部門」や、世界中の映画を学んでいる学生の作品を対象にした「シネフォンダシヨン部門」などが設定されています。

今年の注目作品は?

今年のカンヌ国際映画祭は、5月11日から5月22日の11日間開催。今年で69回目を迎えました。公式上映作品49本に加え、追加作品も随時発表。今年のラインアップが決定しています。今年は、日本人にもなじみ深い名監督が手がけた作品が多いのも特徴。注目作品をご紹介しましょう。

開幕上映作はウディ・アレン監督の新作「Cafe Society」。1930年代のハリウッドを舞台にした作品で、アレン監督が同映画祭の幕開けを飾るのは、今回で3度目となり、監督としては史上初の快挙となります。

日本作品はコンペティションには上がりませんでしたが、是枝裕和監督の「海よりもまだ深く」と、深田晃司監督の「淵に立つ」が「ある視点」部門にエントリーされ、期待が集まっています。

日本人のファンも多い名作「ストレンジャー・ザン・パラダイス」でカンヌ新人賞を受賞したジム・ジャームッシュ監督作品もエントリーされています。「PATERSON」はアメリカニュージャージー州にあるパターソンという町を舞台に描かれた、バス・ドライバーと詩人を巡る話。日本の俳優・永瀬正敏さんも出演している点にも注目ですね。

俳優としてもおなじみのショーン・ペン監督作品も話題になっていますね。「THE LAST FACE」はアフリカで活動する人権団体の女医を主人公とする社会派作品。シャーリーズ・セロン、ハビエル・バルデム、ジャン・レノなどの名優が出演していることで期待も高まります。

カンヌへのアクセスは?

カンヌは、ニースやモナコなど、世界的な保養地があることで有名な地中海沿岸の一帯「コート・ダジュール」に含まれた美しい街。地中海気候で1年を通して気候は穏やかなため、夏のリゾート地としてはもちろん、冬の避寒地としても人気があります。空の玄関口はコート・ダジュール空港。現在、日本からの直行便がないため、パリロンドンフランクフルトミラノジュネーブなどを経由するのが一般的です。