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メルボルン自慢の趣あるトラム(市電)に乗って、世界遺産を訪ねてみよう!

これから夏を迎えるオーストラリア。南海岸にあり、シドニーに次ぐ人口第二の都市メルボルン。都会でありながらものんびりした雰囲気を残し、『エコノミスト』誌の調査で「世界で最も暮らしやすい都市」に2011年から5年連続で選ばれるなど、世界中から注目が集まっています。メルボルンでは、全豪オープンテニスやF1グランプリなどの国際イベントも数多く開催されるため、世界中からファンが観戦に訪れる、活気に溢れた都市です。

今回はメルボルンの日系企業に従事し、日々、街の魅力を発信している、地球の歩き方メルボルンWeb特派員のTruong説子さんに、市街を走るトラム(市電)についてのお役立ち情報をレポートしてもらいます。また、このトラムに乗って、メルボルンが誇る世界遺産、ロイヤル・エキシビジョン・ビルとカールトンガーデンを訪ねる方法もご紹介!

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ロイヤル・エキシビジョン・ビルとカールトンガーデン

ロイヤル・エキシビション・ビルは、1880年に万国博覧会のために建てられました。建物の設計に携わったのは、ジョセフ・リードという建築家で、リードはメルボルンのタウンホールと州立図書館の設計も担当しました。空間を見事にアレンジしたデザインセンスはこの3つの建物に共通しています。ロイヤル・エキシビション・ビルは、建設当時は、今の10倍の広さの建物がありましたが、維持管理が大変なため縮小され、現在では「グレートホール」と呼ばれる中心となる建物とその周辺の建物の一部だけが残っています。グレートホールは、1901年に、オーストラリアの国会が初めて作られたときにその会場として使われました。その後は26年間、州議事堂として使われていました。

現在では、様々なイベントの展示会場になっています。これからの時期は、2017年3月に開催される国際フラワー&ガーデンショーがみどころです。

カールトンガーデンはロイヤル・エキシビション・ビルに付随した庭園です。入場料はありませんので、自由に散策してください。噴水や、大木、池などが美しく調和を保って整備されています。特に紅葉の頃が素敵で、ロイヤル・エキシビション・ビルを色づいた木々の間から垣間見れば、建物の重圧感と紅葉の優雅さが見事にマッチし、まるで絵画のような風景が楽しめます。

無料のシティサークル・トラムでお手軽、お手頃に移動する

トラムはメルボルンのシンボルとして、長く庶民に親しまれてきました。種類も多く、モダンなトラムもあれば、歴史を感じさせる古めかしい外観のトラムもあります。メルボルンのトラム網は、都市の路面電車のシステムとしては、世界で最も大きなものと言われています。

中でも、観光のメインとなる「シティサークル・トラム」(路線番号No.35)をはじめとした特定区間の路線も2015年1月1日から、乗車運賃が無料になりました。“トラムストップ”と呼ばれる停留所にはCity Circle Tramの赤い丸型の看板があるので、そこから乗車ができます。この路線は、東京の山手線のように時計回りと反時計回りで動いていますので、都合の良いところから乗車することができます。

画像のシティサークル・トラムNo.35に乗車し、ラトゥローブ通り(La Trobe Street)とビクトリア通り(Victoria Street)の交差点付近の停留所で下車すれば、世界遺産ロイヤル・エキシビジョン・ビルは目の前です。

一つだけ注意点として、トラムの無料区間は特定のエリアのみとなり、それ以外は有料になります。対象のエリアはCBD(セントラル・ビジネス・ディストリクト)と呼ばれる中心部です。公開されている無料エリアのご確認は、こちらをご覧ください。

このエリア以外でトラムに乗りたい場合は、マイキ(Myki)というカードを使います。このカードは、日本でもSuicaやPasmoで馴染みの深い、様々な交通機関で共通するカードで、メルボルンを走る電車、バス、トラムで利用が可能です。売り場はフリンダース広場にあるメルボルンのビジターセンター、または、メルボルン空港とサザンクロス駅のスカイバスターミナルにあります。また、現地にあるコンビニ「セブンイレブン」ならどの店でも購入することができます。

もし、無料エリアから誤って有料エリアに行ってしまった場合、みつかると罰金を払わされることもありますので、ご注意ください。罰金の金額は、72AUD、後払いになると200AUD以上と言われています。なので、トラムに乗る時は目的地が無料エリアか有料エリアか、しっかり調べてからおでかけになることをおすすめします。もしもわかりづらい時は、「ビジター・バリュー・パック(Visitor Value Pack)」を購入しましょう。8AUD分の運賃が入っていて、市街地の観光スポットの入場料が割引になる特典もあります。

メルボルンの気候 外出時の服装

メルボルンは四季がはっきりしていますが、南半球にありますので、季節が日本とは反対になります。冬は雨が多いですが、「シャワー」と呼ばれ短時間の雨が1日数回降るだけなので、日本の梅雨ほど鬱陶しくありません。気温も最低でも5度程度なので、しのぎやすいです。旅行をするなら春(9月)から秋の初め(4月)くらいが適しているでしょう。ただ、「1日に4つの季節」と言われているように、1日の内で天気がよく変わります。特に、夜は真夏でも涼しくなりますから、外出時には上着を忘れないでください。また、夏に暑い日が2~3日続いた後には、急に20度位気温が下がることがあります。これは「クールチェンジ」と呼ばれ、最高に気持ちの良いものです。

荘厳でかつ優雅なメルボルンの世界遺産、ロイヤル・エキシビション・ビルとカールトンガーデン。メルボルンっ子自慢のトラムに乗って、訪ねてみてください。車窓から見えるメルボルン市内の風景もまた格別です。

アクセス:成田空港から直行便でおよそ10時間。

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