スカイスキャナー ニュース 日本人にはまだあまり知られていないクロアチア・ムリェト島でエメラルドグリーンの湖水浴を愉しむ

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日本人にはまだあまり知られていないクロアチア・ムリェト島でエメラルドグリーンの湖水浴を愉しむ

クロアチア・ドゥブロヴニクの沖合、群青のアドリア海に浮かぶ深緑の森に覆われた島、ムリェト島。日本人にはまだまだ知られていませんが、手つかずの自然がそのまま残り、島の3分の1が国立公園に指定されているクロアチア屈指の美しい島なのです。今回はまるで隠れ家リゾートのようなムリェト島の魅力を、地球の歩き方 コルチュラ島Web特派員 すずきあんなさんにご紹介いただきます。

 

 

ムリェト島での楽しみ方

アドリア海に浮かぶムリェト島は、近年人気急上昇中のドゥブロヴニクから船で約1時間半、またはクロアチア第2の都市スプリトから船で約3時間半の所に位置する島で、面積の約3分の1が国立公園に指定されています。手付かずの自然が残っている美しく雄大なこの島は、日常の喧騒から離れるにはまさにぴったりの目的地。

 

ムリェト島の全景がわかる地図

地図を見てもわかるとおり、ムリェト島は島全体が緑で覆われています。自然の中につくられた遊歩道はアップダウンがなく、散歩やサイクリングにおすすめです。太陽の照り返しでキラキラと輝く湖での湖水浴やシュノーケリング、カヤック、標高約200メートルの丘でのハイキングなど、大自然を満喫する方法はたくさんあります。

湖水浴やシュノーケリング、カヤックが人気

標高200メートルの丘はハイキングに最適

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湖水浴?それとも散策?

ムリェト島の特徴のひとつに、海水の入り込んだ大小の湖があります。どちらの湖もまわりを小路が囲んでいて、湖面のエメラルドグリーンからコバルトブルーへのグラデーションを眺めながら散策できます。

水面のグラデーションが美しい湖

ムリェト島は、アドリア海沿岸部やプリトヴィツェ国立公園などと比べて、知名度もそこまで高くないため人混みもなく、時期によっては貸し切り状態で湖水浴を楽しむことができます。湖のまわりを散策しながら自分のお気に入りの場所を見つけたら、泳いだり、日光浴をしたりとゆっくりとした時間を過ごすことができるでしょう。

湖は島の海岸よりも水温が高いため、少々肌寒い時期でも泳ぐことができるかもしれません。水の透明度は抜群で、泳いでいる魚や水中植物を観察することもできるほど。ゴーグルなどをお持ちであれば、ぜひ潜って湖の中の世界を覗いてみてください。水中の多種多様な生き物たちが、まるで水族館のように迎えてくれます。

また、自転車のレンタルも可能で、レンタル料は1時間40クロアチアクーナ(約733円)、半日120クロアチアクーナ(約2,198円)。大きな自然公園ですので、自転車があれば効率よく移動でき、気持ちいい自然の風を受けながらいろいろな景色が見られます。

大きな湖周辺のルートは自転車で1時間弱

目安としては、(少々見づらくて恐縮なのですが)上の地図の大きな湖まわりの赤いルートを自転車で止まらずに走ると1時間弱かかります。途中で写真を撮ったり、湖の近くまで降りたりすることを考えると2~3時間あれば余裕を持って楽しめるでしょう。ところどころ砂利でデコボコしていて走りにくい道があるものの、ほとんどが平坦なのでサイクリングにはもってこいです。

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島の湖に浮かぶ小島「聖マリア島」

ムリェト島の大きな湖には「聖マリア島」が浮かんでいます。島に湖があって、その湖に島が浮かんでいるという、入れ子人形のような不思議さです。

大きな湖に浮かぶ「聖マリア島」

この「聖マリア島」には50人くらいが座れるサイズの青い船で行くことができ、大きな湖のマリ・モスト(Mali Most)乗り場から25分ほどで着きます。移動中は湖を渡っているとは思えないほどの美しい景色が広がっています。

「聖マリア島」へはマリ・モスト(Mali Most)乗り場から青い船で25分ほど

「聖マリア島」は1時間もあれば歩き尽くせるくらいの小さな島です。見所は、12世紀に建てられたベネディクト会修道院。かつて、島では修道士たちが自然と調和しながら暮らしていましたが、ベネディクト会が自治を手放してからは統治者が何度も変わり、改装した修道院をホテルとして営業していた時期もありました。老朽化が進むこの修道院は、修復作業を進めながら現在は1階部分がレストランやカフェとして使われています。

ベネディクト会修道院の隣にある聖マリア教会

ベネディクト会修道院の隣には聖マリア教会があり、中に入ることも可能。高いところにある小さな窓から降り注ぐように柔らかい光が差し込んでいます。

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服装や必要な持ち物など

基本的には観光と同じような格好で、歩きやすい服と靴、細い道もありますので日傘の使用は臨機応変に。日焼け止めはドラッグストアなどで手に入りますが、自分の肌にあったものを日本から持参されることをおすすめします。また、湖水浴をされるのであれば水着とタオルもお忘れなく。

【スポット情報】
ムリェト国立公園(Mljet National Park)
住所:Pristanište 2, 20226 Goveđari – Mljet, Hrvatska
入場料:
シーズン(6~9月) 大人125クロアチアクーナ(約2,290円)、子供70クロアチアクーナ(約1,282円)
オフシーズン 大人70クロアチアクーナ(約1,282円)、子供50クロアチアクーナ(約916円)

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アクセス方法とおすすめホテル

ドゥブロヴニクのグルージュ港からムリェト島行きの船が運航されています。また、地元旅行会社による日帰りツアーもあります。

ドゥブロヴニクのグルージュ港

 

ドゥブロヴニク空港からは、旧市街(ピレ門前)・グルージュ港行きの空港シャトルバスが出ていて、所要時間30分弱(天候、交通事情による)、片道40クロアチアクーナ(約733円)でグルージュ港まで行くことができます。

ドゥブロヴニクに滞在する場合におすすめなのが、グルージュ港の目の前にある「ホテル ぺトゥカ(HOTEL PETKA)」。ホテル前のバス停から旧市街までバスで約10分、グルージュ港や中央バスターミナルもすぐ近くにあるため、観光拠点として大変便利な立地です。また、クロアチア国内の都市と比べて物価の高いドゥブロヴニクで、宿泊費を抑えたい方にもおすすめ。ドゥブロヴニクだけでなくクロアチア国内の宿泊施設は、シーズンによって値段が異なりますので、旅行時期と合わせてご確認ください。

【ホテル情報】
ホテル ペトゥカ(HOTEL PETKA)
住所:Obala Stjepana Radića 38, 20000, Dubrovnik, Croatia
電話: +385-20-410-500

 

 

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旨味がギュッと濃縮!クロアチア名物の生牡蠣

クロアチアでも生牡蠣が食べられることはご存知でしょうか。透き通るアドリア海で育てられたクロアチアの生牡蠣は、日本のものと比べて少々こぶりながらも海の旨味がギュッと濃縮されていて、濃い目の塩気はレモンとの相性も抜群です。

牡蠣の養殖場エリアから車で一時間弱のドゥブロヴニクでは、新鮮な生牡蠣を味わうことができます。クロアチア語で牡蠣という意味のレストラン「カメニッツェ(Kamenice)」は、旧市街のドゥブロヴニク大聖堂近くにあり、観光ついでに生牡蠣を食べられるとあって有名です。

クロアチア語で牡蠣という意味のレストラン「カメニッツェ」

【スポット情報】
カメニッツェ(Kamenice)
Gundulićeva poljana 8, 20000, Dubrovnik, Croatia
+385-20-323-682

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緑あり、湖あり、歴史あり、のムリェト島は季節によっていろいろな表情を見せてくれます。ドゥブロヴニクや周辺都市と合わせて、日本ではまだ知られていないムリェト島へ一度訪れてみませんか。
※為替レートは全て2018年1月末日現在の情報です。

 

筆者ご紹介

 

 

地球の歩き方 コルチュラ島Web特派員 すずきあんな

 

山形県出身。学生時代、航空券が安く買えたのでたまたま行った冬のクロアチアで、たまたま行ったコルチュラ島の田舎っぷりに惹かれて移住。好きなことは食べることと眠ること。クロアチア人と5人暮らし。コルチュラ島を中心にクロアチアの旬な情報を地球の歩き方 コルチュラ島Web特派員ブログからお届けしています。

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