スカイスキャナー ニュース まるで町全体が美術館!オランダで訪れたい「ゴッホの町」

すべての記事

まるで町全体が美術館!オランダで訪れたい「ゴッホの町」

『ひまわり』や『アルルの跳ね橋』、『星月夜』など、多くの作品で世界中の人々を魅了する絵画の巨匠フィンセント・ファン・ゴッホ。オランダ出身の彼は、どんな所で、どんな風に暮らし、どんな風に絵を描いていたのでしょうか。「ゴッホの町」とも呼ばれる、彼が生前暮らしていたヌエネン(Nuenen)の魅力を、地球の歩き方 アイントホーフェンWeb特派員 Momoさんに紹介いただきます。

 

 

「ゴッホの町」ヌエネンってどんな所?

現在東京都美術館で2018年1月8日まで開催されている「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢(Van Gogh & Japan)」。日本でも人気のゴッホですが、オランダに「ゴッホの町」と呼ばれる場所があるのをご存知でしょうか。

 

「ゴッホの町」ヌエネン(Nuenen)

それは、ヌエネン(Nuenen)という小さな町です。ヌエネンは、オランダ南部に位置するアイントホーフェン(Eindhoven)近郊の町で、ゴッホが生前暮らしていた場所でもあります。ゴッホ作品が好きな方や、もっとゴッホについて触れてみたい、知りたいという方に、ぜひ訪れてみてほしい場所です。

町には、ゴッホの名前がついた「フィンセント・ファン・ゴッホ通り(Vincent Van Goghstraat)」や、

「フィンセント・ファン・ゴッホ通り(Vincent Van Goghstraat)」

市内の大きな教会の横にある公園には、絵を描くために町を歩いていたゴッホの姿を像にしたものもあり、ゴッホの面影を感じることができます。

教会横の公園に佇むゴッホの像

ゴッホは、1883年~1885年の約2年間をヌエネンで暮らしました。ゴッホが暮らしていた当時のヌエネンは小さな町でしたが、現在は町自体が当時より大きくなり、居住先として人気の場所となっていて、住む人々もフレンドリーです。

アムステルダム行きの航空券をチェックしてみる

今なお残るゴッホの風景と当時を感じる町歩き

ヌエネンが「ゴッホの町」と呼ばれている理由は、ゴッホが暮らした場所という以外に、ゴッホがヌエネンで暮らしている間にいくつかの作品を描いているからです。町を歩きながら描いた教会、水車、風景などの作品がいくつも残されていて、今なおその風景を見ることができます。

力強いタッチで描かれた『じゃがいもを食べる人々』は、ヌエネンで描かれた代表作として有名です。そのほか、下の写真はゴッホの父親が働いていた教会であり、ゴッホ自身も絵を描いた場所です。ゴッホの絵と風景を眺めていると、作品が描かれた当時と変わらない姿が町に残っていて、まるでタイムスリップをしたかのような気持ちになります。

ゴッホが描いた風景がそのまま残るヌエネンの教会

ほかにも、ゴッホが描いた水車やゴッホの恋人だったマルホットの家、アトリエなども含め、ゴッホとゆかりのある場所が多くあります。これら約20ヵ所を巡ることができるルートマップを観光案内所で手に入れることができるので、「ゴッホの町」を巡る際は活用してみてくださいね。

ゴッホが作品で描いた水車小屋

アムステルダム行きの航空券をチェックしてみる

ゴッホの足跡をたどる「フィンセンター」

ヌエネンの市内中心にある「フィンセンター(Vincentre)」では、ゴッホに関するさまざまな知識を得ることができます。

「フィンセンター(Vincentre)」

ここでは、受付でオーディオガイドを借りてみてください!日本語のオーディオガイドもありますので、説明書きには載っていないゴッホの生活や心情なども含め、詳しく聴くことができるのでおすすめです。

使用方法は簡単!オーディオガイドを借りると、ヘッドホンと共に、スティックのようなものを渡されます。このスティックをオーディオガイドマークの近くにある○に近づけると音声ガイドが流れるシステムになっています。

8ヵ国語に対応している音声ガイド

館内では当時の生活を再現した展示品や、ゴッホを取り巻く人々、彼と家族との関係、彼の足跡など、ゴッホについてさまざまな側面から知ることができるようになっています。

ゴッホの足跡がたどれる展示品

ゴッホが生きた当時の生活を再現した展示品

また、館内にはおみやげ店やカフェもあります。このカフェのケーキが美味しいので、私は訪れる度に食べています。ちょっと歩き疲れたなあ、甘いものが食べたいなあという時には、休憩がてら食べてみてくださいね。

【スポット情報】
フィンセンター(Vincentre)
住所:Berg 29, 5671 CA Nuenen, Netherlands
営業:火曜日~日曜日
開館時間:10:00~17:00
料金:大人7.50ユーロ、6歳~17歳4.25ユーロ、5歳以下 無料
電話:+31 40 283 9615

アムステルダム行きの航空券をチェックしてみる

「ゴッホの町」でゴッホビールを味わう?!

ヌエネンの町を歩き疲れた時におすすめなのが、「Comigo」というカフェ・レストランです。町の中心Park(広場)沿いにあり、「フィンセンター」からも徒歩圏内です。また、「Comigo」からは広場に建てられたゴッホ像を見ることができます。

テラス席と店内席がありますが、暖かな良い天気の日にはテラス席がおすすめです。「Comigo」では食事利用だけでなく、カフェ利用もできます。私がここでよく注文するおすすめは、「ゴッホの町」らしく「ヴィンセント(Vincent)」という名前の、ラベルにゴッホの絵がデザインされたビールです。

ゴッホの絵がデザインされたビール

飲みやすい味わいがおすすめです。また、ビールのお供には、タパスがおすすめです。2人用のタパスは、ボリュームもあり、7種類のタパスが味わえます。

【スポット情報】
Comigo
住所:Park 25, 5671 GB Nuenen, Netherlands
営業時間:9:00~23:00
電話:+31 40 283 1410

アムステルダム行きの航空券をチェックしてみる

バス・自転車どちらで行く?ヌエネンまでのアクセス方法

アムステルダムやユトレヒトなどに滞在する場合、アイントホーフェンとヌエネンをセットにすれば、日帰りで訪れることができます。ヌエネンまでは列車では行けないため、アイントホーフェンから自転車またはバスを利用して行くのが一般的です。

アイントホーフェンの街角

<自転車での行き方>
ヌエネンまでは、アイントホーフェンからバスでも行けますが、せっかくオランダに来たのであればオランダ人の足、自転車でのんびりとした風景を楽しみながら行くのも楽しいものです。
現地のサイクリングツアーに参加しても良いですし、観光案内所でレンタル自転車を借りて個人で行くこともできます。行き方や地図は、アイントホーフェン駅の前にあるVVV(観光案内所)で教えてくれます。自転車だと、アイントホーフェン市内からヌエネンまで約30~40分です。

ヌエネンに向かう途中には、オランダらしい風景が広がっています。緑一面の中でのんびりと過ごす馬や羊の群れを眺めたり、いくつかの教会や運河を通ったり、赤レンガ造りのオランダらしくかわいい町並みを眺めたりしながら自転車をこいでいると、あっという間に着いてしまうことでしょう。

のんびりと過ごす馬や羊の群れ

途中、動物たちに道をふさがれるハプニングがあるかも!

道をふさがれるハプニングも自転車ならでは

<バスでの行き方>
ヌエネンまでバスで行く場合は、6番、321番、322番のバスに乗り、「Nuenen Centrum」で下車しましょう。アイントホーフェン駅からヌエネン市内までは約20分です。

<観光案内所>
アイントホーフェンの観光案内所は、アイントホーフェン駅を出た斜め前にあり「VVV」と書かれています。「VVV」とは、オランダ語で観光案内所という意味です。

アイントホーフェンの観光案内所「VVV」

観光案内所のスタッフの方は、オランダ語以外に英語でも対応してくれるので安心です。ヌエネンの情報以外にも、アイントホーフェンの美術館やホテルなどの情報、イベント情報、交通情報も教えてくれます。自転車のレンタルをしたい方は、ここで借りることができます。

アムステルダム行きの航空券をチェックしてみる

ヌエネン、アイントホーフェン巡りに便利なホテル

「ゴッホの町」で自らも絵を描いたりしながらゆっくり過ごしたいという方には、観光などにも便利な立地にあるアイントホーフェンのホテルがおすすめです。「パーク プラザ アイントホーフェン(Park Plaza Eindhoven)」は、アイントホーフェン駅から徒歩約10分の市内中心部にあるホテルで、ヌエネンへのアクセスも良好です。

便利な市内中心部のホテルがおすすめ

洗練されたスタイリッシュな雰囲気がただようホテルで、宿泊客は屋内温水プールとフィンランド式と赤外線式による2つのサウナが利用できます。レストランやバーも併設されていて、寿司やすき焼きなどが食べられるレストラン「Momoyama」もあり、日本の食事が恋しくなった時にも重宝します。

【ホテル情報】
パーク プラザ アイントホーフェン(Park Plaza Eindhoven)
住所:Geldropseweg 17, 5611 SC Eindhoven, Netherlands
電話:+31 40 214 6500

このホテルをチェックする

ゴッホの足跡をたどり、ゴッホの当時の生活や作品の世界に触れることのできる、おすすめの場所が「ゴッホの町」です。オランダに訪れた際には、かわいらしいヌエネンの町を訪れてみてくださいね。

 

筆者ご紹介

 

 

地球の歩き方 アイントホーフェンWeb特派員 Momo

英語、フランス語、オランダ語を話し、オランダにてHR(人事)として勤務。また、日本の雑誌に海外事情を寄稿。オーストラリア、フランス、ベトナムでの生活後、オランダ人のパートナーと出会い南オランダに移住。旅好きでもあり、今まで訪れた国は35ヵ国以上。旬な現地情報、観光情報等を地球の歩き方 アイントホーフェンWeb特派員ブログからお届けしています。

あわせて読みたい

グアム初心者におすすめ!ショッピング、レストラン、ビーチがすべて徒歩圏内の「グアムプラザ リゾート&スパ」

日本から約3時間半で行ける常夏の楽園、グアム。小さな島のグアムには鉄道がないので、移動手段はほとんど車か、旅行者専用の主要観光スポットを周回するシャトルバスになります。今回は旅行中の移動時間が短縮でき、グアム初心者におすすめの立地条件が最高なホテルとその周辺施設を紹介します。

ココが違う!パエリアの発祥地・バレンシアで楽しむホンモノの味

突然ですがスペイン料理の代表格で世界中の人々に愛されるパエリアは、バレンシア地方の郷土料理であることをご存知ですか。バレンシアの人々にとってパエリアは日曜日に家族で集まって食べるほど愛されるソウルフードで、その分こだわりもひとしお。

地図