パラワン島の玄関口、プエルト・プリンセサ新国際空港オープン!
2017年5月に新国際空港がパラワン州の州都プエルト・プリンセサ(Puerto Princesa)にオープンしました。日本からの直行便はまだありませんが、マニラとセブからは直行便が毎日運航しています。現在乗り入れている航空会社は、フィリピン航空、セブパシフィック航空、マレーシア航空、タイガーエア、エアアジアの5社です。
パラワン島は、ボラカイ島やセブ島など、フィリピンにある他のリゾートと比較するとまだまだ未開発なところが多く、特に北部のエルニド(El Nido)ではクレジットカードが使えない場合も多いので、事前に両替しておくことをおすすめします。プエルト・プリンセサ空港内の手荷物受取所にも両替所があるので、ある程度ここで両替しておきましょう(夜間は閉まっているのでご注意ください)。
空港と市内を結ぶ公共交通機関がないため、タクシーかトライシクルと呼ばれる3輪バイクタクシーでの移動となります。プエルト・プリンセサに宿泊予定の場合、ほとんどのホテルが空港への送迎を無料で行っているので、事前にメール等で予約しておくと便利です。
プエルト・プリンセサから行ける“新・世界7不思議”
エルニドばかりが注目されがちなパラワン島ですが、世界遺産「プエルト・プリンセサ地下河川国立公園」もぜひ訪れて欲しいスポットです。南米のイグアスの滝やインドネシアのコモド島と共に、全世界からの投票により決定された”新・世界7不思議”の1つに選ばれていて、神秘的な景観が広がります。
セント・ポール山の地下にある鍾乳洞内を流れる河川は、地下河川としては世界最長です。さらに、洞窟はジャングルに囲まれていて、オナガザルやオオトカゲなどの野生動物に出会うこともできます。国立公園に無断で立ち入ることは禁止されているため、州都プエルト・プリンセサからの日帰りツアーを利用しましょう。
船好きにはたまらない!プエルト・プリンセサのおすすめホテル
プエルト・プリンセサでの宿泊先は、お手頃なペンションタイプ(日本の民宿のようなタイプ)から豪華な5つ星ホテルまで、さまざまなものがあります。予算や目的に合わせて選べ、空港の送迎、観光がセットになったお得なプランもあります。ホテルのフロントで日帰り観光を簡単にアレンジしてくれるので、安心です。
数あるプエルト・プリンセサの宿泊先で特におすすめなのが、船を改造したホテルに宿泊できる「マリーナ・デ・ベイ リゾート&スパ(Marina de Bay Resort and Spa )」です。宿泊パッケージプランには、空港送迎、朝食、プエルト・プリンセサ地下河川国立公園のツアー(またはホンダベイ・アイランドホッピング)、ヴィラへの宿泊が含まれ、2泊3日2人部屋のプランで、ひとり6,000ペソほどで宿泊できます。そのほか、半日市内観光がついたプランもあります。
ダウンタウンから少し離れていますが、自然に囲まれた静かな環境で、優雅な時間を過ごすことができます。船の中の部屋と、ヴィラタイプの部屋が選べ、家族用の部屋も充実しています。
【ホテル情報】
マリーナ・デ・ベイ リゾート&スパ(Marina de Bay Resort and Spa)
住所:Purok Sandiwa, Brgy. Tiniguiban, Puerto Princesa, Palawan
電話:+63 48 723 1754
チェックイン 12:00 / チェックアウト 14:00
州都プエルト・プリンセサからエルニドへのアクセス方法
ここ数年で北部への道路が完成し、州都プエルト・プリンセサからエルニドまでのアクセスも随分よくなりました。以前は、陸路で丸一日かかったそうです。現在は、天候や移動手段にもよりますが、約5~7時間でエルニドまで行くことが出来ます。移動手段は、10〜14人乗りのバンで行く方法か、大型バスで行く方法の2つがあります。両方ともサン・ホセ(San Jose)にあるターミナルから頻繁に運行されています。
乗車している時間は長いですが、パラワンの美しい田園風景を楽しみながらのドライブなので、さほど苦にならずエルニドに到着します。途中、食事休憩やトイレ休憩が2度ほどあるので安心です。
バンとバス、それぞれの良い点、悪い点をまとめたので、参考にしてください。
・バン
目的地まで早く到着します。バスに比べスピードが出るため、好まない人もいます。ベーシックなタイプからラグジュアリータイプまでランクが選べます。価格は片道500ペソ~1,000ペソです。
オンラインで予約できるバンの会社:デイトリッパー(Daytripper)
電話:+63 48 7230533
・バス
途中で乗客を乗せるため、バンよりも時間がかかります。バンに比べて速度は遅く、安全運転です。エアコン付きとエアコンなしのバスが、毎時間交互にターミナルを出発します。価格は、エアコン付きで片道480ペソ、エアコンなしで片道385ペソになります。現在、ロロ(RORO)バスとチェリー(Cherry)バスが運行しています。
大自然の雄大さに感動!エルニドのアイランドホッピング
プエルト・プリンセサからのバンやバスは、エルニド・バスターミナルに到着します。一般車はエルニドのダウンタウンに入ることができないので、周辺に待機しているトライシクルで予約したホテルに向かいます。トライシクルの料金は、通常1台50~70ペソほどです。
ダウンタウンを歩く観光客は欧米系がほとんどで、アジアでの認知度はまだまだ低いようです。街中には、おしゃれなカフェやレストランがたくさんあり、新鮮なシーフードを使ったフィリピン料理はもちろん、外国人の経営するお店も多く、本格的な地中海料理やイタリアン、中東料理も楽しめます。
エルニドでは、バンカーボートと呼ばれる船に乗って島巡りを楽しむ「アイランドホッピング」と呼ばれるアクティビティがおすすめです。エルニド沖には大小約50もの島々が浮かび、長い年月をかけ自然により造り出されたユニークで神秘的な風景を構成しています。
アイランドホッピングツアーでは、そんな島々や、ラグーンと呼ばれる入り江や洞窟を巡り、シュノーケリングや、ビーチ遊びなどを楽しめます。大理石の壮大な山に囲まれたラグーンを巡るツアー、“神々の島”と呼ばれるミニロック島を巡るツアーは特に人気があります。どのツアーも映画の1シーンのような絶景が次々と目の前に広がってくる、エルニドでは欠かせない日帰りツアーです。
ツアーにはランチも付いていて、ガイドや船員が海の幸たっぷりの食事を作ってくれます。スイカを使ってカービングをしてくれることもあり、細かなサービスが嬉しいです。それぞれのツアーは、ランチ込みで1,200~1,400ペソが相場です。良心的な価格もエルニドのツアーが大人気な理由です。
アイランドホッピングのほか、ダイビングもおすすめです。エルニド周辺には20箇所ほどのダイビングポイントがあり、特にミニロック島周辺に良いポイントが集中しています。ダイビングは年間を通して可能ですが、パラワンの真夏にあたり、気候も安定している3月~5月がベストシーズンです。エルニドの海は、プランクトンが多いので、透明度はそれほど高くはありませんが、海洋保護区に指定されているだけあって、たくさんの熱帯魚やサンゴを見ることができます。
エルニドでおすすめの絶景&グルメスポット
シュノーケリングやダイビング、ボートトリップを楽しんだら、夕方はダウンタウンに繰り出しましょう。特に、バスターミナルがある「コロン・コロン」の夕日は絶景です。夕日を眺めに行って欲しいおすすめスポットです。
そんなコロン・コロンエリアに位置するおすすめのレストランが、フレンチとフィリピン料理のフュージョン料理を作るフレンチシェフの店、「ラ プラージュ サンセット バー アンド レストラン(La Plage Sunset Bar & Restaurant)」です。海風に吹かれながら、素敵なディナータイムが過ごせます。
【レストラン情報】
ラ プラージュ サンセット バー アンド レストラン(La Plage Sunset Bar & Restaurant)
住所:Bay, Bayan ng El Nido, Palawan Island
電話:+63 947 068 5272
営業時間:10:00~20:00
まだまだ手つかずの大自然が残るパラワン島。アクセスが良くなり、今後ますます注目度がアップしそうです。一度訪れたら忘れられない、「ワールド・ベスト・アイランド」パラワンの絶景をお楽しみください。
筆者プロフィール
地球の歩き方セブWeb特派員 いりん
フィリピンに残される美しい自然、そしてセブアノ(セブ人)のおおらかさや優しさに惹かれて移住しました。まだまだ新しい発見がたくさんの毎日です。地球の歩き方セブWeb特派員ブログを通してセブの魅力を発信中。「ちょっと役立つ英語表現」もテーマに合わせてご紹介しています。地球の歩き方セブWeb特派員ブログからお届けしています。