パリは魅力的なスポットが多く、限られた時間でどこを訪れるべきか迷ってしまいがちです。今回は、パリの王道の観光ルートをご紹介します。
1. エッフェル塔|パリ観光はここから始めよう
まず最初に訪れたいのは、言わずと知れたパリの象徴エッフェル塔です。 1889年、パリ万国博覧会を記念して建設されたこの塔は、実は万博終了後に入場者数が伸び悩んだことから、1909年に解体されることが正式に決まっていました。また建設当時は奇抜な外見のため、批判も多く、著名な芸術家たちからの反対に遭っていました。しかし現在では、パリの風景に欠かせない存在となり、世界中から観光客を集めています。 エッフェル塔の中にはレストランやバーもあり、2階にはミシュラン星付きレストランが入っています。気軽に、とはいきませんが、「せっかくのパリだから特別な体験をしたい」という人には、一生の思い出になる選択肢です。
2. トロカデロ庭園|エッフェル塔が最も綺麗に見える場所
エッフェル塔から徒歩10分ほど、セーヌ川を渡った先に広がるのがトロカデロ庭園です。 左右対称に整えられた庭園と噴水、そして正面にそびえるエッフェル塔の構図は、多くの人が思い浮かべる「パリ」そのものといえる景色です。写真スポットとしても有名で、朝は比較的空いているため、ゆっくり撮影したい人は午前中の訪問がおすすめです。
3. 凱旋門|パリの歴史とスケールを一望する象徴的モニュメント
次に、ナポレオン1世の命により建設された凱旋門に向かいましょう。 車のロータリーの中央にあるため、道路を横断せず、地下通路を使ってアクセスするのがオススメです。凱旋門の下には、第一次世界大戦の無名戦士を悼む「永遠の炎」が灯されており、現在も毎日午後6時30分から式典が行われています。 さらに、チケットを購入すれば凱旋門の屋上へ登ることも可能で、屋上からは放射線状に12本の大通りが延びるパリの街並みを一望できます。
4. シャンゼリゼ通り|華やかなパリを象徴する大通り
凱旋門から東へ延びるのが、世界で最も有名な大通りのひとつであるシャンゼリゼ通りです。 高級ブランドショップ、老舗カフェ、レストランが立ち並び、「世界で最も美しい通り」と称されることもあります。また、シャンゼリゼ通りは軍事パレードやスポーツの優勝パレードなど、フランスの国家的イベントの舞台としても使われています。
5. コンコルド広場|フランス史の大きな節目となった舞台
シャンゼリゼ通りの東端に位置するコンコルド広場は、フランス革命期にルイ16世やマリー・アントワネットが処刑された場所として知られています。現在は、エジプトから寄贈されたオベリスクが立ち、穏やかな雰囲気の広場となっていますが、パリの激動の歴史を象徴する場所でもあります。
6. チュイルリー庭園|パリ最古の庭園でひと休み
ルーヴル美術館とコンコルド広場を結ぶ場所に広がるチュイルリー庭園は、パリ市内で最も古い庭園として知られています。歴史ある空間でありながら、現在も市民や旅行者の憩いの場として親しまれており、観光の合間にベンチに腰掛けてのんびり過ごすのにぴったりです。
7. ルーブル美術館|パリ観光の核となる文化スポット
ルーブル美術館は、時間に余裕があればぜひ訪れたいスポットです。 ただし、チケットは事前予約必須。当日券は長蛇の列になることが多いため注意しましょう。 館内には「モナ・リザ」をはじめとする名作が数多く展示されており、何時間でも過ごせるほどの充実ぶりです。一般入場とは別に、優先入場で列に並ばずに入館できるツアーも用意されています。限られた時間で効率よく鑑賞したい方は、こうしたツアーを利用するのもひとつの方法です。
8. ノートルダム大聖堂|再建されたパリの象徴
セーヌ川沿いを歩いてたどり着くのが、ノートルダム大聖堂です。 2019年4月の大火災以降、長らく休止されていた塔の見学が、2025年9月についに再開され、修復を経てよみがえったノートルダムの姿を、再び間近で体感できるようになりました。 ノートルダム大聖堂は12世紀、ルイ7世の時代に建設が始まったゴシック建築の傑作であり、今なお国家的な儀式や重要な宗教行事の舞台となっています。フランスの歴史と信仰、そして再生の象徴として、静かに訪れたい場所です。
9. オルセー美術館|印象派を代表する作品が揃う美術館
余力があれば、最後にオルセー美術館を訪れるのもおすすめです。 かつての駅舎を利用した美術館で、モネ、ルノワールなど印象派の名作が数多く展示されています。ルーブルとはまた違った、19世紀後半の芸術に特化したコレクションは、短時間でも満足度の高い鑑賞体験となるでしょう。
