デンバー 旅行・観光

デンバーで休暇を過ごすなら、山のさわやかな空気を吸うだけではもったいない。何マイルも続く自転車道と広大な公園を抱えるデンバーは、健康的な暮らしとアウトドアのレジャーで定評があります。でも、実際訪れてみれば、野球やハイキングと同じように芸術と音楽も、この活気に満ちた大都市を躍動させていることがわかるでしょう。

デンバー旅行のハイライト

2019, Rebecca Ann Photography, All Rights Reserved

人気のアートシーン

アートシーンに活気があるデンバー。サンタフェ、ウェストワード、リバーノースのアート地区のギャラリーを訪れて、現代アーティストの活動を見てみましょう。カークランド美術館に向かい、過去と現在のコロラドのアーティスト作品を鑑賞するのも素敵です。達人からのヒント:多くのギャラリーやスタジオが無料公開している毎月第1金曜日に合わせて、休暇をデンバーで過ごしましょう。

冒険心くすぐるアウトドア

お手頃価格でデンバー旅行を楽しむには、街が提供する無料・低価格のアウトドアアクティビティを最大限に利用するのが賢いやり方。レッドロックス・トレーディング・ポスト・トレイルの特徴的な地層の間をハイキングしたり、ロッキーマウンテン・アーセナル国立野生生物保護区でハクトウワシが見つかるか挑戦してみるのも楽しみのひとつです。コンフルエンスパークの急流をカヤックで下ってみたり、コロラドアドベンチャーセンターでジップラインを楽しみましょう。

スポーツ天国

デンバーの人々はスポーツが大好き。滞在中には、愛称が「マイルハイシティ」のこの街を拠点とするプロスポーツチームの試合観戦は逃せません。コロラド・ロッキーズ(野球)はクアーズフィールド(5月~9月)、デンバー・ブロンコス(サッカー)はマイルハイのエンパワーフィールド(9月~12月)でプレイしています。デンバー・ナゲッツ(バスケットボール)とコロラド・アバランチ(アイスホッケー)の試合は、ダウンタウンの中心部にあるボールアリーナで行われています。

デンバー:出発前の基本情報

言語

English

通貨

米ドル($)

タイムゾーン

UTC-7(山岳部標準時)、UTC-6(山岳部夏時間)

ハイシーズン

6月~8月

オフシーズン

1月~2月

デンバー 旅行のベストシーズン

デンバーの気候

3月~5月:デンバーでは、3月が最も雪が多い月です。4月は暖かい日差しと雨が入り混じり、時折吹雪になることもあります。

6月〜8月:デンバーの夏は温暖で、太陽がたっぷり降り注ぎます。湿度が低いため、高温でも過ごしやすいですが、水分補給は欠かせません。

9月~11月:秋は通常、爽やかで晴れた日が続きます。春と同様に、気温の変化が激しく、時折嵐に見舞われることもあります。

12月~2月:ロッキー山脈は雪が多いですが、この街の冬は比較的穏やかで、雪が長く続くことはありません。毎日の最高気温は通常4℃台ですが、気温が氷点下まで急落することもあります。しっかりと暖かい服を重ねておきましょう。

デンバーのイベント

デンバー・マーチ・パウワウ(3月):約100の部族からパウワウダンサーが集まり、先住民の芸術と文化を披露します。語り手が語る物語、歌、伝統料理を楽しみましょう。

ジューンティーンス(6月):デンバーでは、アフリカ系アメリカ人の解放の始まりを記念してジューンティーンスを祝います。市内各地でパレード、音楽フェスティバル、パフォーマンスなどのイベントが週末に開催され、黒人文化を祝います。

デンバー・オクトーバーフェスト(9月):ドイツの収穫祭の伝統をデンバー流にアレンジしたもので、生演奏、ジョッキ持ち上げコンテスト、樽から注ぎたての生ビールが楽しめます。

デンバー・アートウィーク(11月):1週間以上にわたって開催されるイベントで、市内の芸術と文化の魅力を体験しましょう。ガイド付きのアートウォークや美術館の無料入場もお見逃しなく。

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デンバーの最高のエリア

ローワー・ダウンタウン

歩いて回れる「LoDo」(ローワーダウンタウン)では、過去と未来が出会います。デンバーの歴史とモダンな暮らしを両方楽しめる、最適な滞在先です。ユニオン駅とラリマー・スクエアにあるビクトリア様式やボザール様式の建物で、ブティックショップを巡ったり、世界各国の料理を楽しみましょう。デンバーの名物書店であるタタード・カバーで、新しい愛読書を探すのも素敵です。また、クアーズフィールドまたはボールアリーナで試合を観戦することもできます。

〈おすすめ〉歴史的建造物、ダイニング、ショッピング

ファイブポインツ

歴史薫るファイブ・ポイントの心と魂である音楽。5月には、毎年恒例のジャズ・フェスティバルが開催されます。一年中、この地域に多くある独立ライブハウスの1つを訪れてみてはいかがでしょうか。昔から黒人が多く住んでいたこの地域において、アフリカ系アメリカ人史はファイブポインツ文化の重要な部分を担っています。クラフト・ブルワリーやレストランに加えて、ブラックアメリカンの歴史と文化への貢献をたたえる博物館や研究所も見つかります。

〈おすすめ〉ライブミュージック、カルチャー、ブリュワリー

キャピトル・ヒル

デンバー滞在で颯爽とした美術館、おいしい料理、広々としたスペースをお探しなら、キャピトルヒルが最適なエリアです。コロラド州会議事堂を訪れたら13段目のマイルハイマーカーで写真を撮るのをお忘れなく。ランチにはブロードウェイ・マーケットのフードホールか、シビック・センター・パーク(5月~10月の火・水・木曜日)のフードトラックに向かいましょう。デンバー植物園ではロッキー山脈の植物を見学できます。

〈おすすめ〉博物館・美術館やアートギャラリー、グルメ、自然

デンバーのおすすめアクティビティ

家族向けのおすすめアクティビティ

お子様連れでの旅行なら、ミャオウルフ・デンバー・コンバージェンスステーションがおすすめです。異世界にワープしたかのようなアート作品のなかを歩いて楽しめます。デンバー自然科学博物館に立ち寄り、インフィニティシアターで巨大な2D・3D映画を鑑賞しましょう。5月から8月なら、開放感あふれるデンバートロリーに乗って体力を回復させながら、ゴールドラッシュから今日までのデンバーの歴史を学ぶこともできます。

ショッピング

メガモールから個性的なブティックまで、何でもそろうのがデンバーのショッピング。全長約1.6kmにわたる歩行者天国「16thストリートモール」では、1日中ショッピングや散策が楽しめます。アンティーク・ロウのショップでヴィンテージの宝物を探したり、サウスブロードウェイのショッピング街で中古家具からスポーツ用品まで、あらゆる掘り出し物を見つけましょう。

文化に触れる

デンバーの博物館や美術館で歴史と芸術を学びましょう。ヒストリー・コロラド・センターの体験型展示で過去のデンバーにタイムスリップしたり、ウィングス・オーバー・ザ・ロッキーズ航空宇宙博物館で歴史に残る飛行機70機以上を見学するのもおすすめです。ユニークな展示体験を楽しむには、デンバー連邦準備銀行支店のマネー・ミュージアムを訪れてみてはいかがでしょうか。

ビーチ

暑いデンバーの夏は、近郊のビーチで涼んで乗り切るのがおすすめ。地元の人々はディロン・レザボアに集まり、日光浴やカヤックを楽しんだり、近くのスワンマウンテンの景色を楽しんだりしています。オーロラ・レザボアなら人混みを避けて大自然を満喫しながら泳ぐことができます。LoDoのコンフルエンスパークには、アーバンスタイルの小さなビーチがあります。泳ぐのはおすすめできませんが、日光浴や足をぬらして楽しむには最適です。

おすすめフードスポット

デンバーのレストランで地元グルメや世界各国の味を堪能しましょう。フェデラル・ブールバード沿い、またはシティ・センター・パークやシビックセンター・パークの近辺で、デンバー市で流行りのフードトラックを食べ比べするのもおすすめ。16thストリートモール沿いの飲食店ではデンバーの郷土料理が味わえます。チェリークリーク周辺のレストランなら、寿司からスパゲッティまで何でも注文できます。

無料のおすすめアクティビティ

デンバーで最高の無料アクティビティに合わせて休暇を計画し、最大限に利用しましょう。「ファーストフライデー」のアートウォークに参加してデンバーのアート地区を散策したり、コロラド州会議事堂の無料ツアーを予約したりできます。夏に訪れるなら、シティパークで無料のジャズコンサートを楽しみましょう。レッドロックス・アンフィシアターの周りをハイキングし、ビジターセンターの無料音楽博物館に立ち寄るのもおすすめ。

デンバー 旅行を計画

お得に楽しむ

素晴らしい景色や無料のアウトドアレクリエーションがたくさんあるデンバーでは、格安旅行を楽しんでいても、ワクワクすることがたくさんあります。市内にあるクラフトビール醸造所では、8米ドル($)未満でビールを楽しめます。安価なレストランでの食事は21米ドル程度ですが、市内のフードトラックでは、さらにお得なメニューが見つかります。

デンバー発の日帰り旅行

ロッキー山脈への日帰り旅行なしには、デンバーへの旅は終われません。歴史あるジョージタウンでは、狭いゲージのジョージタウン・ループ鉄道に乗り、かつての金鉱を巡る風光明媚な山岳ツアーを楽しめます。市内から北西に40分ほど行くと、コロラド大学のあるボールダーまで足が延ばせます。かわいいショップやレストラン、ハイキングコースもたくさんあります。

デンバーでの移動

デンバーでは、路面電車を利用してみましょう。路面電車には10路線、50以上の駅があります。地域交通区(RTD)は、駅構内やMyRideモバイルアプリで1日パスと月間パスを販売しています。デンバー市内では、舗装された自転車専用レーンも広く整備されています。周辺の山々を散策したい場合は、レンタカーを借りるのが一番です。

デンバー旅行に関するよくある質問

最も雨の多い月は5月で、平均降雨量は96.5ミリです。でも、曇り空でデンバーの旅が退屈になることはありません。ユニークな品物が見つかるショッピングやミュージアム巡り、カフェでのんびり過ごすなど、屋内でも楽しめることが満載です。
2〜3日あれば、デンバーの文化や観光スポットを体験することができますが、アウトドアアドベンチャーを楽しみたい場合は、4日間滞在することをおすすめします。
デンバーで最も暑い月は7月で、最高気温は32°Cに達します。
デンバーには数え切れないほどのアクティビティがあり、この人気の街に何度でも訪れたくなるはずです。デンバー美術館やユニオン駅などの必見スポットから観光を始めましょう。
デンバーの公式通貨は米ドル(USD)です。デンバー旅行では現金があると便利ですが、ほとんどの場所でキャッシュレス決済やカード払いもご利用いただけます。
デンバー旅行で最も寒くなるのは1月です。この時期に訪れると、最低気温はマイナス9°C前後になります。
旅行中の常識的な注意を払えば、デンバーは安全です。グループで行動し、夜間は人通りの多いエリアで過ごしましょう。デンバーは海抜5,000フィート(約1,524メートル)に位置しているため、水分を多めに摂り、激しい活動をする際には高地であることを考慮してください。
耳にするほとんどの会話は英語です。日常的な挨拶から地元ならではの表現まで、デンバー旅行中に新しいフレーズをきっといくつか学ぶことでしょう。
デンバー滞在にかかる費用は、利用する航空会社や出発地、旅行の時期に影響されます。航空券やホテルの料金にも幅がありますが、余裕を持って予約し、旅行日程に柔軟性を持たせることで、費用を抑えることができるでしょう。
9月と10月は涼しく、アウトドアアクティビティに最適な時期です。この時期は、デンバーへの航空券やホテルのお得な情報が見つかることもよくあります。1月から3月はスキーを楽しめます。また、6月から8月はアート、音楽、フェスティバルなどのイベントが目白押しです。