世界の母の日事情
日本では長い間、カーネーションをプレゼントする習慣が定着してきましたが、海外事情はどうなっているのでしょう。

エジプトの母の日は3月なのですが、近くなると街角にはコップ一式、お盆やスカーフなど母の日のプレゼントになりそうなものが並び始めるのだとか。各学校で子どもたちがベリーダンスやヒップホップ、アラブの伝統的なダンスなど、様々な踊りを披露するイベントが開催されます。オーストラリアもホテルなどで母の日の特別プランができるほど、毎年盛り上がりを見せるのだそう。オーストラリアでは、カーネーションではなく、菊の花がプレゼントになるそうです。フィンランドでは、朝ゆっくりベッドで過ごすお母さんに、家族がベッドまで、母の日のプレゼントと一緒に朝食を運んで来てくれる習慣があるのだとか。なんだか素敵ですね。トルコの母の日は、自分の母親のみならず、子供のいる女性全てに対して「おめでとう」の言葉を伝え合う日になっているのだといいます。
プレゼント事情も変化している?
母の日に限ったことではありませんが、日本のプレゼント事情も最近ではモノからコト、すなわち体験そのものをプレゼントする傾向が見られるようになっています。その代表的なものが、旅行や食事のプレゼント。特に、離れて暮らしている家族ならば、ゆっくり時間を過ごすことが何よりも嬉しいはずです。インターネットを活用して旅行の手配をすることに不慣れなお母さんにはこちらでしっかりおぜん立てをしてあげると、最良の親孝行となるはずですよ。
旅行の手配には、こちらで切符の手配やホテルの予約を整えてあげるパターンと旅行券をプレゼントするパターン、あるいは1泊2食付き温泉宿や日帰り温泉などが記載されたカタログギフトをプレゼントするパターンがあるかと思います。でも、多くのお母さんが家族みんなで楽しみたいと思っているので、この機会に、ぜひ一緒に行ってあげることが出来れば、必ず喜んでくれるはずです。

母の日のプレゼントとして人気の旅行先といえば、やはり温泉地でしょう。同性同士なら、湯につかりながら、普段は時間がなくて語り合えないことも、じっくり話すことができるでしょうし、忙しいお母さんにとって、家族と過ごすのんびりした時間は、何よりも思い出に残るプレゼントになるはずです。